flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

[MSFS]シームレス3画面液晶登場!

2006-09-04 | 業界ニュース
 フライトシミュレーターを行っていて、左右の画面が同時に見えたらな~!と思う事はありませんか?
ありませんか?ではなく、絶対に「両サイドが同時に見えたらな・・・」と思われている事と思います。何と画期的な3Dディスプレイが発表されました。
一番の特徴は、ディスプレイ部分に「継ぎ目」がないのです。映し出されるシナリー、計器があたかもコクピットに座った時のように映される事でしょうね。
 フライト・シミュレーターにとって、理想的なディスプレイが発表されました。その名は「Radius 320」
解像度は実に全部連結して4800×1200という超巨大サイズ。対角線で結ぶと実に1.26メートル、モニタ同士の接続部の角度は30度。重さは38キロ、重たい・・・。
しかしシームレスに継ぎ目がないというのはFSの操作上良いのでは。

現在のところ、価格は未定・・・

<関連リンク>
☆画面3つ分でシームレスにつながったLCDディスプレイ「Radius 320」
☆Seamless Displayのホームページ

※フライトシミュレーターのアドオン新製品

[自衛隊ヘリ]無許可で着陸、民間機の離陸遅れる

2006-09-04 | 事故・事件・トラブル
  
※写真左より、地図上での駐屯地と伊丹空港・グーグルアース・着陸したuh-1h同型機

<コメント>
 先月(8月30日)、陸上自衛隊八尾駐屯地を離陸したヘリコプターが、伊丹駐屯地へ着陸する際、管制官から2度にわたり空中で待機するよう指示があったにもかかわらず、内容を勘違いしそのまま伊丹駐屯地へ着陸した。
 伊丹駐屯地と伊丹空港の距離はわずか2キロほど。添付の地図を見て頂くとわかるように、すぐそばなのです。しかも伊丹空港を出発する航空機は、通常32L(小型機は32Rを使用する事もある)から離陸するが、滑走路端から左旋回をするものの、駐屯地の「真上」を通過する事となる。
 今回は、伊丹空港から出発する航空機に一時待機の指示を出し、自衛隊のヘリコプターの着陸、また安全を確認の上、離陸のクリアランス(承認)を出した事により、大事には至っていないが、もし双方が思い違いをし、例えば管制がヘリが空中待機しているものと勘違い(実際はあり得ないが)していたら・・・離陸上昇中の航空機と衝突していたかも知れない。
 今回のような「事故に至っていない重大な過失」について思うのですが、「口頭注意」で終わらせず、事の重大さを再認識し、徹底的に「なぜ?」こんな単純なミスが起こったのか調査し、再発しない「しくみ」を作って欲しい。
 今回の2度にわたる指示無視で考えられる可能性として・・・
・管制官の指示内容自体を理解できなかった(こんな人は空を飛べませんが)
・ヘリの無線機に異常があった(応答しているのでこれもなし)
・親方日の丸なので民間機を待機させた(・・・)
原因究明と再発防止をお願いしたい。

(毎日新聞) - 9月3日2時18分更新
 陸上自衛隊八尾駐屯地(大阪府八尾市)のヘリコプターが先月30日、陸自伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)へ着陸する際、約2キロ離れた大阪空港管制官からの空中待機の指示について、2度にわたって内容を勘違いし、そのまま着陸していたことが分かった。国土交通省大阪空港事務所は1日、指示が聞こえない場合は聞き返すよう八尾駐屯地に口頭注意した。
 同事務所や八尾駐屯地によると、ヘリは広島県の海田市駐屯地を出発。30日午後1時45分ごろ、伊丹駐屯地近くの上空で、管制官から待機指示を受けたが一部を聞き取れず、飛行状況を聞かれたと思い、「最終進入中」と答えた。約30秒後、元の位置に戻るよう指示されたが、別の航空機に対する指示を参考に伝えたものと誤認し、着陸した。
 大阪空港を離着陸する民間機に安全上の問題はなかったが、離陸態勢に入っていた全日空機が滑走路上で約1~2分間待機した。【野田武、遠藤孝康】

(時事通信) - 9月3日2時1分更新
 陸上自衛隊八尾駐屯地(大阪府八尾市)のヘリコプターが、管制官の待機指示を聞き間違え、大阪空港から2キロ余り離れた陸自伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)に着陸したことが2日、分かった。国土交通省大阪空港事務所は八尾駐屯地に対し、指示が聞きづらい場合には、管制官に確認するよう指導した。
 同事務所によると、ヘリは先月30日午後1時40分ごろ、許可を得て大阪空港管制圏に進入。管制官は滑走路上の全日空機離陸のため、上空のヘリにその場待機を2度指示した。しかし、ヘリのパイロットは聞き間違え、伊丹駐屯地に着陸した。全日空機は滑走路上で1、2分待機してから離陸したという。 

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