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[JAL]羽田整備場で火災発生!

2006-08-30 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 JALの整備工場内で、ガソリンで洗浄していた部品に、近くで使っていた電熱器の熱?が影響し発火。この火災で3名がやけどを負った。
信じられない航空関連の事故やトラブルが続いていますが、これも「なぜ?」と理解に苦しむ。ガソリンで洗浄している人も、電熱器を使っている人も、「このくらいなら何ら影響ないだろう」と思いこみ作業をしたのだろう。現場に他の作業員はいなかったのだろうか?
プロの整備士でなくても、ガソリンは揮発性で火気厳禁!程度は熟知している。それなのに「なぜ」?
 アメリカでの墜落事故にしても、「なぜ」と普通では考えられない事で重大事になっている。今回の事故が負傷者3名で済んだ事すら奇跡かも知れない。作業標準が出来ていないなら早急に作成し安全の徹底を誓ってほしい。

<JALさんへの提案>
燃えやすいものの近くで火器を使用しない
これだけで今回のような火災は防げますから徹底してください(あきれる提案で申し訳ありません)。

(読売新聞) - 8月30日14時37分更新
 30日午前11時25分ころ、東京都大田区の羽田空港内にある日本航空の機体第1工場で火災が発生した。
 警視庁東京空港署によると、現場にいた作業員のうち、男性(26)が全身にやけどを負ったほか、もう1人も顔などをやけどし、救急車で病院に運ばれた。
 同署によると、工場内では当時、発電機を使って機体を整備する作業が行われていたとみられ、作業員らは発電機の調子が悪かったため、中の部品を分解して部品をガソリンで洗浄していた。この際、近くで使っていた電熱器の熱で、ガソリンから出火したらしい。同署で作業の手順に問題がなかったか調べている。

(毎日新聞) - 8月30日13時33分更新
 30日午前11時15分ごろ、東京都大田区の羽田空港内にある日本航空の機体整備施設から出火、近くにいた作業員らが間もなく消し止めた。消火の際、日航の下請け会社「神光エンジニアリング」社員の作業員3人がやけどを負い、病院に搬送された。警視庁東京空港署が原因を調べている。航空機の運航に影響はなく、空港内の混乱もなかった。 同署や日航によると、施設では旅客機を格納して整備しており、3階建てで「機体ビル」と呼ばれている。作業員が使っていた電熱器の熱で、部品の洗浄に使用するガソリン類が燃えたらしい。【鈴木泰広】

<関連リンク>
JALグループのサイト
[JALTAM](株)JAL航空機整備東京

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[レキシントン墜落事故]管制官1人は規定違反だった

2006-08-30 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 なぜ短い滑走路に旅客機が進入したのに、管制官が指示しなかったのか?
こんな普通では考えられない事が起こった今回のレキシントン墜落事故ですが、管制官が急病になったのでもなく、他に緊急事態が起きたのでもなく、ただ「内部規定に違反」していただけでした。
本当にやるせない事です。2人以上いなければならない管制に、1人しかいなかったのです。しかも滑走路進入時に確認もしていない。絶対にあるはずのない人災が起こってしまったのです。ここをどうしろ!とかの問題ではなく、決められた仕事をしてさえいれば、事故は起こっていなかったのです。
誘導路の改修があり、パイロットが「勘違い」するかも知れないと思う事は容易な事と思います。その勘違いをくい止め、修正を促すのが管制官の役目でもあると思うのです。肝心な時に背を向けるような管制官はいらないと思うのは私だけでしょうか?

☆「もし」ここで誰かが気付いていれば・・・
・管制官:タクシー(地上走行)許可の祭、誘導路が改修され「A-7」が追加された事を伝えていれば・・・
・操縦士:改修情報を認識していれば・・・
・管制官:滑走路に入る航空機を「普通のよう」に目視していれば・・・
・操縦士:正確な進路を計器に入力し、確認していれば・・・

「もし」上に記した事の一つでも行われていれば、この事故は起こっていなかったのです。本当に残念でたまりません。

(毎日新聞) - 8月30日13時10分更新
 【ワシントン吉田弘之】米ケンタッキー州レキシントンのコムエアー機墜落事故で、米連邦航空局(FAA)は29日、事故当時、同局の内部規定に違反し、管制塔に航空管制官が1人だけだったことを明らかにした。また、米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査で、この管制官が事故機の離陸する様子を見ていなかったことも分かった。米CNNテレビなどが伝えた。
 内部規定は「2つの職務を遂行するために管制官2人が必要」というもので、昨年11月に作成された。飛行機の離発着に際してはレーダー監視と航空機の誘導などのため2人が必要で、人員が不足した場合はレーダー監視業務をFAAのインディアナポリス・センターに依頼することになっていた。
 今回の事故は、墜落機が間違って小型機用の短い滑走路を使用したのが原因とみられる。なぜ、管制官がこれを止められなかったのかも焦点となっていたが、この管制官は「管理上の仕事」をするため、滑走路から背を向けていたという。

<関連ブログ>
[墜落続報]墜落機なぜ滑走路を間違えたかが焦点
[旅客機墜落]アメリカで離陸直後墜落49人死亡

[とかち帯広空港]滑走路を女性が車で爆走

2006-08-30 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 また空港内に不審車両が進入してしまった。車で貨物搬入口より進入したとの事ですが、「なぜ」制止できなかったのか?
民間の物流センターなどにはスピードを落とすため、よく入り口付近に段差を設けたり、わざと「S字」の通路にしたりしているのを見かける。「なぜ」空港はそのような施策をとらないのだろうか。「猛スピードで制止を振り切ったから仕方ない」とでも弁明するのだろうか。
たまたま離発着機、特に離陸機がなかったから良かったものの、もし機首上げ速度(Vr)前に正面から向かってきたらどうするつもりだったのだろうか?
 進入してきた女性が悪い。このことは誰が見ても明らかですが、事が起こらないようにする事、これが空港警備の第一の仕事ではないのだろうか。

(産経新聞) - 8月30日8時2分更新
 29日午前11時45分ごろ、北海道帯広市の帯広空港滑走路に乗用車が侵入しているのを空港職員が発見、110番した。車は職員の制止を振り切って滑走路上を走行、正午ごろ空港職員に取り押さえられた。
 北海道警によると、運転していたのは中年の女性。帯広空港事務所によると、午前11時50分ごろから約30分間、空港を閉鎖したが、航空機の離着陸には影響はなかった。乗用車は貨物の搬入口から侵入したとみて調査している。

(毎日新聞) - 8月29日15時9分更新
 29日午前11時45分ごろ、北海道帯広市泉町の帯広空港の滑走路に乗用車が侵入、滑走路を数回行き来した後、滑走路先端で止まった。同空港職員が運転していた女性を取り押さえ、帯広署に引き渡した。同署は建造物侵入容疑で事情を聴いている。
 帯広市空港事務所によると、乗用車はシャッターが開いていた機材搬入口から侵入し、JALカーゴの車庫から滑走路に出たらしい。同空港は約30分間閉鎖され、名古屋からの到着便の運行に遅れが出た。
【鈴木勝一】


☆とかち帯広空港のホームページ

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