エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

コサキン

2004-10-23 | 思い出
「コサキン」て土曜深夜に移ったんですね。

(注)コサキンを知らないが興味を持った、という方はGoogle等で検索してみて下さい。
極めて普通に説明すれば、「タレントの小堺一機氏と関根勤氏(=コサキン)がパーソナリティを務めるラジオ番組の略称」とでも言いますか。

知られざる長寿番組です。
とはいえ、番組自体は次々と時間帯を変え曜日を変え名前も変えているので、通常の長寿としては認識されにくい。
ただパーソナリティが同一で、さらに番組のコンセプト「意味ねぇ~」が不変であるという点で、そのスジの人々の間では認められているという訳です。

自分が「コサキン」を聴き始めたのは高校生の頃でしたか。
一般的に言えば、「欽どこ」とか「良い子悪い子普通の子」あたりが放映されていた頃。
その頃深夜のラジオで、欽ちゃん関連のタレントが日替わりで出演しておりました。

それから10年くらい聴き続けましたが、都内から地方へ転居したところいきなり受信状態が劣悪になってしまい、自然と遠ざかったのでした。
いわゆる遠距離受信というやつで、音が大きくなったり小さくなったり。ネタの肝心なところで音が聞き取れない状況が続き、イライラしても仕方がないと諦めたのでした。

そのうち子供ができ、少しは大きくなってほっと一息。
夜中に目がさえてしまいたまたまラジオを探っていたら、偶然聞こえたのがコサキン。水曜深夜でした。
受信状態が悪いのは相変わらずですが「久しぶりに聞いたがまったく変わってなくて驚いた」という、しばしば投稿で読まれていたパターン通りの体験ができた次第。
それ以来、年に数回位は聞いてみるようになったかな。

余談ですがネットで探すと非公式コサキンサイトがいくつもあります。それらの方がむしろ、往年のコサキンらしさを感じられるような気もします。

ネット時代とは全く凄いものです。「コサキン」なんて、周囲の人には殆ど通用しない用語がネット上ではいくらでも探し出せる。古いラジカセ愛好癖なんかもそう。
ネット時代になって、自己のアイデンティティと思っていたことがいとも簡単に相対化されてしまうようになった、とも言えますが…

脱線ついでにもうひとつ。「ボボボーボ・ボーボボ」というTVアニメも相当「意味ねぇ~」な世界で、始まる前の番宣には「何が鼻毛だ、くだらん」と拒絶反応でしたが、たまたま見てしまったらついハマってしまった。
(ちなみにこの前ラーメン屋で「少年ジャンプ」に同名漫画が出てましたが、何か絵が雑で正直がっかり…これはアニメの方がだいぶ洗練されている感じ)


さて、土曜深夜に移るとどうなるのか?
当然、何も変わらないでしょう。
そして自分の聴取頻度もたぶん、変わらない。


#昔録音したカセットはまだ持っていて、それは今でもよく聴きます。
やっぱり受信状態が悪いと内容自体が楽しめない。
テレビのデジタル化もいいけど、ラジオも何とかして欲しいです。
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