新潟のタウン誌の老舗、ジョイフルタウン。その別冊として昨年出され、ロングセラーとなっているのが「新潟町歩き」。(名著だと思います。)
それにインスパイアされ、私も電車でぶらりとプチ・トリップを敢行。その第1弾として新発田市へと行く。
目的は、「市島酒造」と蕎麦「しま」、それに新発田というよりも新潟のジャズ喫茶の老舗「バード」。それになんか面白いのがあればな~という感じ。
新潟駅から新発田駅までは約40分程、料金は480円。
普段、県内の移動はほとんど車。電車にのることは滅多にないので、新鮮と言えば新鮮。
新発田駅前に降り立つと整備されて綺麗なのは良いのだが、驚くのが人が本当に歩いていないということ。新潟市に隣接する新発田市は新ー新バイパスで車だと30分程、西新発田駅前に大きなジャスコが出来たし、郊外店舗はたくさんあるし…ということで新潟一のシャッター通りということで有名な訳だが、改めて降り立ってみると「唖然とする程、人が歩いていない…。」
市役所と巨大な県立新発田病院という公共施設を街中に残し、さらに駅周辺を整備して、この閑散振り…。駅前から長く伸びる商店街は文字通りシャッター通りという感じで、開いている店の方が少ないのではないか…と思われる程。かつて県内有数の城下町として栄華を誇った新発田市。公共施設が残しても、廃れる時は廃れるんだな…、と失礼ながら思ってしまった。街づくりとは本当に難しい…と言うことを感じた新発田市ぶらりだった。(つづく)