電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

チャイニーズ・ゴースト・ストーリーその18

2006-11-09 23:48:17 | Weblog
翌日は、たしか金曜だったと思います。その日はフジテレビの「笑っていいとも」に出演することになっていました。といっても、コーナーでの出演ではなくて、番組最後のほうの告知の時間なので、番組の進行が長くなれば、最後の時間が短くなります。12時すぎに新宿のスタジオアルタへうちのスタッフがジョイとレスリーを連れてきましたが、私は11時30分には先のりをして、当日のディレクターに挨拶と説明を聞き、そして司会のタモリさんのところへ挨拶に行きました。ちょうどこの頃、私はテレビ朝日「タモリ倶楽部」の映画宣伝マン大会の常連出演者で、タモリさんも私の顔を覚えていてくれていたので、「最後の方、ゲスト二人出るのでよろしくお願いします。」とお願いの挨拶をしたのでした。
さて、番組も進み、いよいよ二人が出る時になりました。大きなポスターを持って二人が登場。ま、客席は二人のことをよく知らないので反応は微妙でしたが、でも、これがこのキャンペーンでの最初のテレビ出演で、「人気番組だよ」、と伝えてあったので、二人とも機嫌よく出演を終えることができました。
この後、ホテルに戻るまで時間があるので、ジョイは買い物に行き、レスリーと私と通訳の若者はご飯をたべようということとなり、そのままアルタの七階だったか、レストラン街でうろうろしながら、結局、レスリーがラーメンにしようと言ってくれたので、ラーメン屋に入りました。私の目の前にレスリー、二人を挟んだ私の右側に通訳が座っています。ラーメンがくるまで、この時やっとレスリーと世間話をすることができました。レスリーは、「この近所で買い物できるところは?」と聞くので、私が「この先にある丸井か伊勢丹かなあ」とか、そんな話をしつつ、話は日本の歌手のことになりました。もちろんそれはレスリーが吉川晃司の「モニカ」で人気を得たと聞いていたので、そんな質問になったのですが、「日本で好きな歌手は?」という話で「山口百恵」という名を聞いた時はかなり話が盛り上がりました。レスリーとラーメンをすすりながらその時間を過ごし、買い物に行きたそうなレスリーを諭して、そのままホテルに戻り、残りの取材をこなしたのでした。