私の玉子焼き

　幼い時　外地から引き上げた父は鐘紡に勤務していてその社宅に住んでいた。
社宅にはそれぞれの家に少し庭があった。
父は小さな畑を作り自分達が食べるだけの野菜（トマト、キュウリ、ナス、さつま芋）など作っていた。
他に鶏３羽、うさぎを飼っていた。「しろ」と言う名前の犬もいた。
朝起きてにわとりのたまごを取ってくるのが私の日課だった。
家族は父、姉、私と三人で父はよく私達に玉子焼きを作ってくれた。
父の玉子焼きはいろいろな物が入って、ふつうの黄色の色でなく黒色だった。
幼い時私も父から教わり何度か作った覚えがある。
現在　私は料理はご飯を炊くか生野菜を洗う位で何一つ出来ない。
以前、妻が風邪で熱を出し寝込んだ時、私は氷枕を取替えたりヨーグルトを買って来たりして一生懸命看病した。
妻がお腹がすいたと言ったので、私はただ一つ幼い時に作った得意の玉子焼きを作る事にした。
気合を入れて台所に立った。丼に卵を割って四つ入れ、砂糖と醤油で味をつけ冷蔵庫にあったしらすや鰹節など入れて、フライパンで焼いた。
私としては最高にうまくいった。あと残ったご飯にお湯を入れおかゆも作った。
出来たよと言いながら寝床に持っていった。妻は「ありがとう」と言いながらジーッと卵焼きを見ている。
そして何故黒いのか私に聞いた。醤油で味を付けたからと言ったら「ふぅーん」と言いながら少しずつ食べ始めた小さな声で美味しいと言った。
その後、妻が身体が不調の時「よし玉子焼きを作ってあげる！」と言うといいと断られる。その後一度も作った事はない。なぜだろう！
　　　　　　

三日坊主返上！

　　パソコンにまったく縁がなかった私が、昨年より妻に教わりながら少しずつ覚え、今年４月よりブログを始めました。
お陰様でもう５か月になります。
自分ながらよく続いているなぁーと驚いています。今迄何回か日記に挑戦した事がありますが、長続きしなくすぐ辞めてしまい自分には無理だと諦めていました。
私の友人もやりたいと思っている人は何人もいますが、年齢が60過ぎになるとなかなか難しいようです。
私には、ＰＣやブログの事を詳しく教えて下さるＭさんや厳しい先生(妻)がいますので、何とかここまで頑張れたと思います。
私のブログを多い時は60人以上の人が見てくれています。
つたない文章を読んでいただいて本当に嬉しく感謝しています。
励みになります。（今朝、ブログ確認、訪問７４名閲覧１６５）
これからも日々感じた事や出来事を書かせて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。　（写真：ヤマハギ）

自然界の恵み

　　　　♪輝く日を仰ぐ時　月星眺める時
　　　　　雷（いかずち）鳴り渡る時　真のみ神を思う
　　　　　森にて鳥の音を聞き　そびゆる山に登り
　　　　　谷間の流れの声に　真のみ神を思う♪
　
　　これは有名な聖歌の一つで、教会の礼拝では良く歌われています。
　　旅に出かけ雄大な美しい自然を楽しむ時、夜空に輝く月や星を見たり、
　　山や野に咲く愛らしい草花を見るとき、そして昨日のように
　　空を裂くように走る稲妻や鳴り渡る雷の音に、これらのすべてを造られた
　　神の存在を思わずにはいられません。

今日主人は予定通り山梨に行きましたが、覚悟していた渋滞は全くなくて早く帰って来ました。４時起きでしたので、もう眠そうです。
それで今日は主人に代わって私(妻)が書きました。

　　　　　　　　（写真：尾瀬）
　

オリンピック

　今日、朝からうだるような暑さ、新潟の避暑地から帰ったばかりなのでよけい感じるのかなぁーと思いながら、オリンピックをＴＶにて観戦しています。
柔道の100ｋ級の鈴木選手が初戦で敗退残念です。
私も若い頃３年位夢中になって練習した事があります。
現在の柔道は昔とはかなり違い、足タックル、押し倒し、又組むのに時間がかかり優勢判定等がありレスリングのような、又ラクビーのタックル的で違和感を感じてしまいました。
おそらく世界的な柔道となった為改正に改正を重ねてこの様な形になったのだと思います。
私達の頃の試合は始まったらすぐに組合い、技の掛け合いで勝負は技ありか一本だけで決るので、やる人も見る人もとても面白かったように記憶しています。
フェンシングの太田選手が銀メダルとの事、今回ＴＶでしっかり見せて頂いた。
今まで余り興味がなかったが、太田選手に西洋の騎士道ならぬ日本武士道を感じました。
オリンピックも中盤、それぞれの日本選手に頑張ってほしいと願って夫婦で応援しています。

明日の朝は４時に起床して、山梨県甲府青少年センターで行われる関東国体予選の役員として、千葉県の会長と理事長と共に車で行きます。帰りはおそらく帰省や行楽Ｕターンラッシュで又大渋滞が予想されますが仕方がありません。
（ 写真：黒姫高原のコスモス）
　　　　　　　　

妙高高原池の平温泉

　私達は、今新潟と長野の県境にある妙高高原にいます。
津田沼から5～６時間で来ます。こちらは日中やはり暑いのですが、朝夕はとても涼しく快適です。
昨日14日は黒姫高原に行き、リフトで頂上まで行き、帰りは40分程山道を歩いて降りて来ました。野尻湖や妙高の山々が一望できました。
一面のコスモス園は来月が満開とのこと、でもかわいいコスモスが咲いていました。
池の平温泉は露天風呂が黒褐色、大浴場は透明のきれいなお風呂です。
時々、雷雨や大雨も降りましたが、ラッキーなことに私達は一度も傘をささずに済みました。

この近辺は新潟の上越といって歴史的には上杉謙信が治めた領土でした。
この間の新潟地震はおもに中越で、こちらは全く被害は無かったそうです。

さぁ、そろそろまた暑い千葉に向かって帰る時間です！（現地ホテルのPCにて）

高速関越道がお盆の帰省と行楽のＵターンと事故等で24ｋの大渋滞で８時間かかって午後10時30分帰宅　　　（写真：黒姫山山頂に咲く桔梗）
　　　　　　　　　　

雄大なグランドキャニオン

　今までアメリカには５～６回行っていますが、４年前の１月は以前よりぜひ行きたいと思っていた世界遺産でもあるグランドキャニオンへ行ってきました。
ロスアンゼルスより空路１時間、ラスベカスで３日間過ごし、その内の１日を車で３時間かかり、イーグルポイントまで行きました。
私はこの巨大峡谷グランドキャニオンを見た時、言葉に出来ない位感動しました。
深さ1800M、長さ446ｋ、幅26ｋのものすごい峡谷で、200万年前この地形になったそうです。
私はそのほんの一部を見ただけですが感動、感激しました。
岩に立つと雄大な気持ちになり、人生は日々の生活の中いろいろ悩み苦しむ事がありますが、馬鹿らしくなります。

夏休み

　北京オリンピックの真最中、私も毎日夢中で妻とTV観戦にて日本選手の応援をしています。
特に昨日の水泳の北島選手１００ｍ金メダルには喜び感動しました。
終えたあとのインタビューでの涙は心打たれました。
ここまで来るには並大抵の練習ではなく、精神的にもすごい試練を乗り越えて来たと察します。
北島選手のお蔭でますます元気を頂きました。

　　最近夫婦の間で人の性格について良く話題にします。
私は自分の性格はある程度分かっているつもりですが、妻に言わせると時々自分自身自分の事分かっていないなぁーと思う事があります。
世間では、あの人変わっているねぇーという事を聞きます。
良い印象もありますが、悪い印象の時が多いいようです。
それぞれ人は性格も考え方も違い、みんなそれぞれ変わっていると思いますが必要以上に変わっているか、又社会常識に大きく外れているかではないかと思います。私もそんなふうになりたくないので妻の意見を素直に聞いています。
私は４年前、アメリカで壮大な素晴らしい景色のグランドキャニオンを見て、気持ちを大きく豊かな心をもって生きて行きたいと誓った思い出があります。
なかなか難しいですが、頑張りたいと思っています。

今日から会社も４日間夏休みです。
明日からバスツアーで新潟の妙高池の平に２泊３日へ行く予定です。
まだ働いているので長い海外旅行は無理なので仕方がありません。
山の中の温泉地らしく始めての場所なので楽しみにしてます。
　　　　　　（写真：ネバタ州　グランドキャニオン）
　　　　　　　　

我が家の夏バテ予防策

　　この時期妻は私に毎朝特別なジュースを作ってくれる。
牛乳にバナナ、人参、きな粉、りんごが出ている時期にはりんごも入れる。
最近はケフィアを入れる事もある。
妻が言うには「バナナは果物の中でも、塩分を排出し、血流を良くするカリウムや、神経の興奮を鎮めるマグネシウムなどが特に多い…バナナは夏バテ対策にもぴったり」だそうだ。
お蔭で暑さに負けず身体も快適でとても元気である。
しかし、妻がある記事を読むと、牛乳にも安眠効果のある成分が含まれていて、バナナと一緒に摂ると、さらに安眠効果が期待できるとの事。
朝から「安眠効果」じゃ困るので、これからは夜飲むことにしようか…と話している。　　　　　
　

高松宮杯

　今日は、日本武道館で高松宮記念杯争奪全日本銃剣道選手権大会が午後１時より行われた。
それに先立って高齢者、５５歳以上の試合も午前９時より行われ、私も休暇をとり千葉チームの役員として朝７時に車で家を出た。
道路が大渋滞で９時４０分に着き、開会式は終わり試合が始まっていた。
何とかぎりぎり試合に間に合い、勝ち進んで決勝まで頑張ったが福島チームに負け、準優勝で銀メダルだった。
常に時間に余裕を持たないといけないと反省している。

昼からの試合は個人戦で２０代～３０代の選手は熱戦ですさまじく、素晴らしかった。
岡山の竹下選手(錬士六段）と大阪の前村選手（錬士六段)が決勝に残り、高松宮杯を竹下選手が見事勝ち取った。
猛暑に負けず皆頑張っている姿は美しい。 観客席に大使館の人や外人もいてその激しさに大変驚いていた。
今夜からいよいよ北京オリンピック。日本選手の健闘を祈りながら千葉に銀メダル持ち帰り夕方６時頃帰宅した。
　　　　　　　　　

サムライ・ジェシー

　　今日はアメリカの姉の次男ジェシーの事について少し書きます。

ジェシーがまだ小学生３年の頃父親の仕事の関係で日本に３年位来ました。
長女のドーナー、長男ロバートと次男ジェシー３人の子供達はハーフでとても可愛くて特にジェシーは中々のイケメン（男前）でした。
当時私は全日本の空手の選手でしたので、時々子供達に空手を教えながら日本古来の武士道を教えていました。
その後帰国して子供達はそれぞれ成長し、ジェシーは空軍のパイロットになり大尉でイラク戦争に参加しました。
飛行機の側面に私の家の家紋（笹りんどう）を付けて一陣として飛び立ったそうです。
その後軍隊を除隊して航空大学の教授を経て、結婚後奥様の故郷のアラスカに移り、警察及び消防のスペシャリストとして活躍しているそうです。
４年前娘をつれて日本に２週間来ました。３０年ぶりに懐かしく会うことが出来ました。
早速自衛隊第一空挺団にて日本の武士道銃剣道を教え込み、本人もとても感動して喜んで一生懸命で、最後に試合もやりました。
支部長、窪八段より名誉初段の賞状を与えられました。
今アラスカの自分の部屋に飾っているそうです。姉から聞いたのですが半分日本の血を引いているので自分も武士、侍のつもりでいるそうです。
私は、そういうジェシーがいつまでもいい意味で日本の武士道の精神をもっている事がとても嬉しいです。
　　　　　　　
　　　　　　（写真：私とジェシー第一空挺団にて）