山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

アオモンイトトンボ

2008年05月26日 | トンボ・カゲロウ類

 神社の池の橋の上から池をのぞいていると、スイレンの葉の上に留まるイトトンボが見えました。どんなやつか見てやろうと池の縁に降りてみると、青い色をしたきれいなイトトンボでした。

2008年5月18日 京都市西京区大原野

 この日からもう一週間ほど経ちましたが、ぼちぼち繁殖行動が見られるでしょうか。あまり見たことがないので、次に見に行ったときには、産卵の光景など見られたら良いのですが。


ウシガエル

2008年05月26日 | は虫類・両生類

 前にも登場した、神社の池に住み着いているウシガエルです。

2008年5月18日 京都市西京区大原野

 何度も載せるような連中でも無いのですが、この大きな姿についカメラを向けてしまいます。写真にすると、今ひとつその大きさの実感が無いのですが。
 もともとは食用ガエルです。この太もものあたりは、ぷりぷりした身が結構有りそうです。


カタツムリ

2008年05月25日 | 軟体動物・環形動物・扁形動物

 昨日は雨が降って今日の休日はほとんど曇り空。昼から近所の神社の境内を歩いてみました。どこも濡れていて生き物と言えばナメクジばかり目に付きます。しかし普段動いているのをほとんど見ることのない大きなカタツムリも、今日こそはとばかりに活動していました。

2008年5月25日 京都府乙訓郡大山崎町

 階段の手すりの上に生えているコケか何かを食べ歩いていました。

 横から見ると、やや?頭の上にトサカが。これは珍種のカタツムリか、と思ったのですが調べてみれば、これは「頭瘤」と言って生殖期になると現れるのだそうです。

 こんなにカタツムリをじっくり見たのは何年ぶりでしょうか。「頭瘤」などと言うのも初めて知りましたし。子供の頃ならもっと楽しかったかも知れません。


チャイロホソヒラタカミキリ

2008年05月24日 | 甲虫類

 週末は雨で出掛けられそうになかったので、ほとんど時間はなかったのですが仕事から帰って来てから、思い切ってチャイロホソヒラタカミキリを見に行ってみることにしました。私にとっては毎年恒例行事のようなものです。真っ暗な山道を車で行くのですが幸い近くなので、少し行ってみようかと言う気になるわけです。

2008年5月23日 大阪府三島郡島本町

 一時期はアリのように材の上を這っているのが見られたこともあったのですが、この頃はだいぶ数が減ったように思います。今回は椎茸栽培用の材がまだ使われずに多く置いてあったのでたくさん居るかなと思ったのですが、ほとんど居ませんでした。まだまだ活動時期だとは思うのですが。

 翅の茶色い♀が産卵していました。名前こそチャイロホソヒラタですが、ここでは茶色い個体は少数派です。


ベニカミキリ

2008年05月22日 | 甲虫類

 お寺の庭のシャクヤクに、ベニカミキリが来ていました。

2008年5月18日 京都市西京区大原野

 ベニカミキリはこのような花粉たっぷりの花が大好きです。

 こんなに赤くてきれいなカミキリムシなのですが、どこにでも居て珍しくないので、たぶん人気は今ひとつです。

 マーガレットの花には、小さな♂が来ていました。大きくて立派な♂も居れば小さな♂も居て、♀に比べると大きさにかなり個体差があるように思います。思い過ごしかも知れませんが。


クロスジギンヤンマ

2008年05月21日 | トンボ・カゲロウ類

 山の側の川岸で、大きなヤンマが草に留まっているのを見付けました。朝もまだ少し早めだったので、まだ寝起きだったかも知れません。

2008年5月18日 京都府長岡京市奥海印寺

 詳しいわけでは無いのでこのときは名前も分からなかったのですが、調べてみればクロスジギンヤンマのようでした。トンボ類はいざ調べてみようとすると、なかなか思うような方向からの写真が無かったりして、難しかったりします。
 だいたい池や沼に居るものらしいのですが、ここはカワトンボが飛ぶような谷から流れ出てきた川です。ふだんは水辺ならあまりこだわらないのかも知れません。


キエダシャクの幼虫

2008年05月20日 | 蝶・蛾類

 道ばたのイバラを、通りがかりに何度も探してなかなか見つからずにいたのですが、やっと見ることができました。

2008年5月18日 大阪府三島郡島本町

 もうだいぶ大きくなっていて、バラの棘に似せた棘もだいぶ小さくなっていました。もう少し小さいときの方が、棘も大きくてバラの小枝に似ているようです。
 かなり探しましたが他には見つからなかったので、個体数は少ないようです。


ヒメノコメエダシャクの幼虫

2008年05月19日 | 蝶・蛾類

 道ばたのイバラで特に多かったシャクトリムシです。

2008年5月14日 大阪府三島郡島本町

 キブシだけに付くのはオオノコメエダシャクで、ヒメノコメエダシャクはキブシ以外のさまざまな植物に付くそうです。なかなか洒落たデザインなのですがちょっと目立つので、鳥などに突かれそうな気がします。