山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

コロギスの幼虫

2008年05月08日 | バッタ・カマキリ・ナナフシ類

 道ばたのカラムシの葉が丸く合わさっているのを見付けました。

2008年5月4日 京都府長岡京市奥海印寺

 蛾の幼虫にしては造りが大ざっぱなので少しのぞいてみると、中にいたのはコロギスの幼虫でした。しかし上からのぞいたところを撮るのを忘れました。
 糸で張って丸めていたので、お休みのところ悪いとは思ったのですが、切り開いてみました。

 おっと落ちそう。コロギスの幼虫は完璧に寝ぼけていて、自分の張った糸に辛うじて引っかかっていました。


オオカワトンボ

2008年05月08日 | トンボ・カゲロウ類

 前に見たときはまだ光沢が少し無くなったなぁ程度だったのですが、♂はすっかり粉が噴いて白くなっていました。

2008年5月4日 京都市西京区大原野

 シオカラトンボにしても、何のために白く粉が噴いたようになるのでしょう。成熟した証ではあるのですが、何か必要性をこじつけたくなるのが人情というものです。
 ここの♂はこのような橙色翅型ばかりです。

 翅を閉じているときは分からないのですが、ときどき翅を開く動作をするので陽に透かしてみると、なかなかきれいな色をしています。


アヤメ

2008年05月08日 | 草本

 お寺の庭できれいに咲いていました。

2008年5月4日 京都市西京区大原野

 「カキツバタ」やら「ハナショウブ」やらどう区別するのか初めは分からないのですが、花びらの付け根に黄色と紫の虎斑模様があるのが「アヤメ」です。
 模様や色合いの意味の「文目(あやめ)」からきていると思ったのですが、古くはサトイモ科の「菖蒲(しょうぶ)」を「あやめ」と言っていたようで、「菖蒲」を加えるととても話しがややこしくなります。
 カキツバタやハナショウブは湿地などに生えますが、アヤメは野原などの湿地とは関係な場所に生えるのが大きな違いのようです。