午前中に、歯科医院で虫歯の治療をしてきました。元々、虫歯は1本もなかったのですが、2年ほど前に突然親知らずの1本が欠けてしまい、虫歯であることがわかりました。痛みは全くなかったので、自分でも気が付かなかったのです。今回も同じ様なケースで、痛みはなく、突然食事中に欠けてしまったのです。年をとったということでしょうか・・・。さて、私達ナレーターにとって歯の存在は、とても大きな部分を占めているのです。舌の長短や口の大小と比べると、しゃべる職業人にとって歯は命の次に大事かもしれません(ちょっと大袈裟かな?)。まずは「歯並び」です。最近の生徒の歯並びを見ると、前後に入り組んだ並びをした者が5人に1人くらいおります。当然、その葉の合間から息が漏れる度合いが高く、サ行などは大変苦労します。歯が欠けていると、当然その間を埋める必要があり、テクニックでカバーしている大先輩を私は知っています。その方は、医者が大嫌いで、4~5本揃って欠けているのを、全く感じさせないテクニックを持っていました。別に偉いとは思いませんが、それができるということは、それだけ発音テクニックを駆使した表現も可能になるのですから、それは尊敬ものです。でも、やっぱり治したほうが良いです・・・ハイ。
ナレーター・アナウンサー養成塾 塾長 ナレーター・伊藤英敏
http://www.mars.dti.ne.jp/~expert/