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ナレーター・アナウンサー養成塾

ナレーターとアナウンサーの養成と、現役プロのスキルアップの為の塾です。

専門家のアクセント

2017年02月12日 | Weblog

2017年も既に2月になりました。このブログも前回の書き込みから、一年以上も空いてしまいました。長いブランクになってしまい、読んで頂いている皆様には大変申し訳ありませんでした。何故に書き込みをしていなかったのか・・・気になる日本語を使う方々があまりにも多くなってしまい、呆れてしまって放置せざるを得なかったというのが理由です、と言ったら叱られるかもしれませんね。「ならば、もっと意見を書け!」というのが正論でしょう。という訳で、書き込みます。

世の中には「専門家」と言われる人が多く存在します。政治評論家、経済評論家はもとより、薬の専門家や病気の専門家はもちろん、離婚の専門家、動物やペットの専門家、築地の専門家、などなど何でもありです。その方々が話す言葉には、おかしな?アクセントの言葉が登場します。例えば…経済評論家の「家計」、本来は「カケイ」と平板型ですが、専門家の皆さんは「ケイ」と頭高型にする方が大勢を占めています。事件の専門家と言えば放送局や新聞社の記者の方ですが、その方々がよく使う「背景」は、本来は「ハイケイ」という平板型ですが多くの記者の皆さんが「イケイ」と頭高型に。そうすると一般の皆さんも、よほどアクセントに意識がない限り、そちらのアクセントに流れてしまうことになってしまいます。使っている“専門家”の方々には、その辺のことを心して頂き、いわゆる業界用語アクセントにもっと敏感になって頂ければと思っていますが・・・。

授業見学の申し込みや塾への問い合わせ、言葉に関する質問などはexpert@mars.dti.ne.jpまで。

養成塾のHPはこちらです・・・http://www.mars.dti.ne.jp/youseijyuku/


謹賀新年

2016年01月02日 | Weblog

明けましておめでとうございます。2016年がスタートしました。日頃サボりがちな更新作業も、今年こそはもう少しマメに取り組んでみようと思っています。今年のブログ内容は、①アクセント②慣用句③諺などの意味取り違え、という内容が多くなるかも知れません。早速一つ・・・昨年のテレビドラマの中での残念賞は「下町ロケット」ですね。内容はとても面白く、毎回とても楽しませて貰いました。が、最終回で恵さん演ずる弁護士が冒頭に登場し、盛り上げの為の前フリをしていました。とその中での言葉に「~の火蓋が切って落とされたのです!」という文言がありました。アチャー!!やってしまったぁ~!と思わず叫んでしまった私。だって、火蓋を落としたら日は消えてしまい、火薬に火がつかず弾は出ませんですよ。「火蓋が切られました」というのが正解ですが、「幕が切って落とされた」とゴッチャになっていると、これが出てしまいます。チェックはなかったのでしょうかね~。

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駒と独楽

2015年10月11日 | Weblog

またまたアクセントについて、です。この季節、スポーツイベントが目白押しですね。サッカーもワールドカップの予選、ラグビーはワールドカップの決勝トーナメント進出をかけての戦い、テニスはジャパンカップ、そして野球はクライマックスシリーズから日本シリーズへ・・・と、様々なスポーツで厳しい戦いが見られ、各競技のファンとしては嬉しい限りです。テレビ、ラジオでも、実況中継がその戦いの様子を伝えています。その実況アナウンスに決まり文句のように「決勝へコマを進めました」「日本シリーズにコマを進めることが出来るか」と、“コマ”という言葉が踊ります。ところがこのアクセントを『コ』と、尾高型で発する人が多くなっています・・・が、実はこれが間違いなのです。正解は『マ』と、頭高型のアクセント。これは漢字では“駒”、つまり将棋の駒なのです。『コ』ではフイルムの世界のコマ送りのコマになってしまいます。こちらの漢字は“小間”です。おそらく、正月遊びのコマ回しの“独楽”が頭高なので、それと区別しているのかも知れませんが、実は同じアクセント、したがって『コ』では明らかな間違いです。気を付けましょう・・・ね。

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アクセントの考察・・・

2015年10月02日 | Weblog

時折、有り得ない!というアクセントを耳にします。先日も、「玉露」を“頭高”のアクセントでナレーションする方がありました。VTRでは何度も「ギョクロ」と言っていましたが、スタジオのアナウンサーの皆さんが「ギョクロ」と言っていて一安心しました。ミヤネヤの宮根さんも「四月」を頭高のアクセント(ガツ)で話していますが、その時は概ね関西弁を使っている時のように思います。関西では四月は頭高、関東では「シガツ」と平板です。二月も同様ですね。最近の若者たちは、関西型のアクセントで話すことが多くなっていますが、それはバラエティ番組のみならず多くの番組に出演するお笑いタレントが、関西系の方が多いからなのでしょうか?断定は出来ませんが、影響が大きいことは否めないでしょう。ナレーションばかりは関西弁という訳には、まだいきませんね。将来はどうか?・・・う~ん、「無い!」と断言は出来ません。

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アクセントの変遷

2015年09月06日 | Weblog

少し専門的な話をしましょう・・・“アクセントは、時代とともに変化する”といわれていますが、本当にそうなのでしょうか。現代でば“平板化”と“頭高化”が典型ですね。“平板化”では・・・以前、話題になった「彼氏」は、もともと頭高のアクセントですが、平板に言うことが流行り、子供はもちろんオジサンもオバサンも、あちらこちらで平板の「カレシ」が使われていました。これは「業者」と同じ理屈です。「業者」は本来、頭高型の「ギョウシャ」ですが、今は殆どの方が「ギョウシャ」と言っています。平たく言うと、大企業だけでなく小さな会社の人達も頻繁に使うようになり、口をつくことが多くなったので、平板にして言う方が“楽”になった、という訳です。“頭高化”では・・・人物写真を撮る時に、人物の後ろにある景色という意味の「背景」。本来は平板型ですが、最近は頭高型でいう人を結構見かけます。これは、インパクトを求めた結果の有り様であると思われます。政治家が好んで頭高にして言っています。とまり、自分の周りだけで言われていたものが、世間一般に広がったという訳です。他にも沢山ありますが、自然淘汰されても元に戻る事も多く、目くじらを立てて言うほどのことはないかと思っています。仕事上では、もってのほか、ではありますが。

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同音異義語

2015年08月16日 | Weblog

同じ発音でも意味の全く違うものを「同音異義語」と言いますが、私のような仕事をしている者にとっては、最も気を使うものの一つです。何に気を使うかというと・・・それはアクセントです。アクセントによって意味を言い分けて(聞き分けて)いるものもありますが、意味は違うのにアクセントも同じものが結構あるのです。アクセントが違うものは、例えば「拝啓」と「背景」、「商品」と「賞品」、「亀」と「甕」、「帆」と「穂」、「音」と「恩」・・・などなど。アクセントも同じものは、例えば「唾」と「鍔」、「紙」と「髪」、「指揮」と「四季」・・・などなど。間違えてしまうと、視聴者の皆様の「違うぞ!!」という声が聞こえてきそうですので、慎重に判断しています。気を使う、というより厄介なモノの一つですね・・・。

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これも業界用語の一種

2015年08月12日 | Weblog

日本語のアクセントは「音の高低の変化」で成り立っています。つまり、一つの音節・・・空→ソラ→「ソ」と「ラ」が各々一つの音節で、空は二音節ということになります・・・の音の高さが“高い位置”か“低い位置”によって構成され、その型は「平板型」「頭高型」「中高型」「尾高型」の四種類に別れています。これは、所謂“共通語”のアクセントの話で、各地方で使われている言葉には、また別の法則があります。“共通語”とは東京弁を指す、と思われがちですが決してそうではありません。大枠では、「東京を中心とした関東弁」が共通語ではないか、と私は考えています。共通語・・・標準語ではありません・・・全国のどこでも通じる日本語、という意味ですから、東京方言の存在する東京弁とも違うのです。

少し話はそれますが。先日、甲子園の高校野球の結果をニュースで報じていました。アナウンサーが「~選手が、右におっつけるうまいバッティング~」と伝えていました。原稿のままに読んだのでしょうが、「おっつける」は共通語ではありません。共通語では「押しつける」です。しかし、野球の世界では「おっつける」で「押しつける」ではありません。「おっつける」は東京方言ではないかと感じています。プロ野球の現場で使われていた言葉が、中継でアナウンサーや解説者が使うようになり、「右におっつける」という表現が世間に広まったのではないでしょうか。野球をまったく知らないアナウンサーだったら、ひょっとして「おしつける」と直して読んだかも知れませんね・・・(笑)。

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夏休みになりましたね・・・

2015年07月21日 | Weblog

夏休みがスタートしました。連日、天気のニュース、それも「気温上昇で猛暑!」という内容でスタートするnews every.です。関東(日本テレビ)と地方局のいくつかは、15:50に始まっています。その他の地方局の約半数は16:53~、残りの半数が17:53~です。天気のニュースは“追い込み”と言って、制作陣がONAIR直前まで全国から届く映像情報と格闘しているのですが、その現場はバタバタしていて、走っているスタッフ同士が廊下の曲がり角でぶつかってしまうことも、しょっちゅうあります。その横で、私達ナレーターは待機です。企画モノと言って、事前に準備してある内容のVTRは、MA(音声収録と整音)作業でONAIR前にナレーションを収録してしまいます。その他のニュースは、キャスターやアナウンサーが伝えるものとなりますが、それらを上手く組み合わせてニュース番組は成り立っているのです。確実に、そして誠実に、さらにナレーター各々の“情”を込めて・・・良い意味で「楽しめるニュース」になればと思って臨んでいます。

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久しぶりに・・・

2015年05月29日 | Weblog

ここのところ、ものぐさになっており書き込みが遅くなっています。真剣に読んでいらっしゃる方、ごめんなさい・・・_○/|_ 。

さて、間もなく6月を迎えようとしております。私の仕事は日本テレビの「news every.」の月~金、そして合間を縫うようにCMナレーションの収録が殆ど。したがって、そんなにキツキツのスケジュールではないのですが、何かと気忙しいのは確かです。

そんな中で、教室&事務所のある飯田橋で「ミニ語りの会」を開催することになりました。収容人員は25人程度ですので、ちょっと窮屈なのかも知れませんが、古くからお住まいの近所の重鎮の方々を中心に聴きに来て頂くことになっています。飯田橋という場所は、外堀の内側に位置しています。つまり、江戸城内にあたります。江戸時代はお城の食事担当の役目を担う人たちが住んでいて「飯田町」と言ったそうです。“飯”という文字が入っているのは、そういう意味なのかも知れません。また甲府までの中央線(国有鉄道)の出発駅でもあり、その頃の駅名も「飯田町」でした。

城内ということで、江戸の話ばかり四つ、全て山本周五郎先生の作品で構成しました。お店はイタリアンですが、どんな会になりますやら、新たな気持ちで弟子たちとともにチャレンジしたいと思っております。

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間もなく・・・

2015年03月20日 | Weblog

先月に開催した「語りの会・二人会」も、盛況のうちに終了することが出来ました。有り難うございました。それから約ひと月、まもなく4月になります。私の主宰する「ナレーター・アナウンサー養成塾」も、新学期を迎えることになりますが、ここのところ時間が作れずに個人レッスンの受付を中心にしておりました。スタートは4月の後半、悪くすると5月になってしまいますが、ナレーター専攻科に現時点で1人だけ空きがあります。ナレーターを目指す方、または現役のナレーターやアナウンサー、レポーターといった方々向けのクラスです。1クラス6人で実施しています。まずは授業を見学してから判断して下さい。お申込みお待ちしております。

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語りの会・・・。

2015年02月06日 | Weblog

今月の22日(日)に開催する語りの会「二人会」まで、約2週間となりました。私が40代最後の時にスタートした二人会、既に15年が経過しました。しかし回数は、今回が九回目です。一年に一回の開催でも十五回になっておかしくないのですが、何故かというと・・・会場の確保は抽選になっている為なのです。公共の施設ですから料金は格安、加えて地元の方は半額となっていて、当然のことながら多くの申し込みがあり、抽選を勝ち抜くのは至難の業(^―^)。今回、丸一日確保出来て二回公演が可能になったのは、非常にラッキーなことでした。

中間報告です。昼の部は空きが殆どなくなりました。夕の部(17時開演)はまだ空きがございますので、お申込み頂けます。皆様のお越しをお待ちしております。

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語りの会を開催します。

2015年02月02日 | Weblog

     語りの会「 二人会」第九回公演

            ●開催日・・・平成27年2月22日(日)  ●チケット・・・1,500円(税込)

             昼の部 13:00 開場 13:30 開演 (終演予定 15:40)

             夕の部 16:30 開場 17:00 開演 (終演予定 19:10)

            ●会 場・・・文京区根津2-20-7 ふれあい館/地下ホール

             http://www.bunkyo-med.or.jp/WhatsNew/Josei3.html

             東京メトロ千代田線・根津駅 千駄木寄り出口 徒歩3分

             ※会場には駐車場・駐輪場はありません。公共交通機関をご利用下さい。

              チケットのお申込み&お問い合わせは・・・expert@mars.dti.ne.jp  まで。

   『女ごころ』山本周五郎・・・・・・ゲスト 岸 則子

         元FM長崎アナウンサーを経てFM横浜契約アナウンサー。

         その後フリーとなり、ラジオパーソナリティとして活躍中。

         芝居や語りにもチャレンジ、技術の向上を目指しています。

   『飛鳥山』藤沢周平・・・・・・・・・・ゲスト 鈴木 伸

         劇団四季や文学座の研究生を経て、舞台やドラマ・映画などで活動。

         現在はナレーションの世界で活躍中。

         聞き覚えのある声は、様々なCMナレーションでおなじみ。

   『お比佐とよめさん』平岩弓枝・・・・ かとう けいこ

         元文化放送アナウンサー。その後フリーとなり、CMや番組のナレーターとして活躍中。

         芝居や語りにも積極的に挑戦するなど、自身の技術向上を目指してチャレンジ中です。

   『蕎麦切おその』池波正太郎・・・・・伊藤 英敏

         口先稼業四十年超。CMや番組ナレーションで、聞き覚えのある声です(おそらく)。

         日本テレビの夕方ニュース(現在news every.)ナレーション担当は14年目。


もうすぐ新年です。

2014年12月30日 | Weblog

今年も間もなく、幕を閉じようとしています。重大ニュースをいくつか挙げてみると・・・「御嶽山の噴火による死傷者多数」「広島の土砂崩れ災害」「急激な円安」「消費税8%に」「田中将大投手の大活躍」「ソチ五輪で羽生金メダル」「錦織圭の大躍進」etc.と、事件事故、スポーツ、経済など多岐にわたる出来事がありました。で、年末恒例の重大ニュース・・・って番組があまりないような気がします。代わって、各局が競って“歌舞伎”関連の特別番組を組んでいるようです。で、個人的な注文があるのです。歌舞伎は“出雲の阿国”が発祥と言われていますが、そうすると安土桃山時代ですから約500年ほど昔になります。それだけ専門的な用語があることも、私のような語りを生業としている者は心しておかなければなりませんね。ところが、最近の歌舞伎関連番組のナレーションを担当する方(特にアナウンサー)は、その意味合いや歴史をご存じないのか、アクセントが滅茶苦茶です。「早変わり」→「ハヤガワリ」と平板型、「坂東」→「バンドー」とこれも平板型に。これはいずれも「ハヤガワリ」「ンドー」という起伏型のアクセントが本来です。「海老蔵」という名についても→「エビゾー」という人が多いのですが、これは本来「エビゾー」と、中高型です。閉鎖的で歴史があるというと、似たような世界に“大相撲”がありますが、こちらも同様の注意が必要ですね。ただし、こちらは流石にNHKだけあって(これでもNHKという事もありますが)、用語についてはみなさんよく勉強されていて、大きな間違いは感じられません。やはり伝統を引き継ぐ歴史ある分野の用語については、意味だけでなく読み、つまりアクセントの勉強も確実にしておきたいものです。

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実に久しぶりのアップです・・・<m(__)m>

2014年10月21日 | Weblog

4か月振りのアップです。めっきり秋の気配となってきましたが、ここのところ事件や事故、災害も多く、毎日のニュース原稿との格闘は続いております。

どんな格闘か?というと、まず地名との格闘です。

台風などの災害では、全国各地の被災地の村名や町名が出て来ますが、これが読めないものが約半数を占めます。長年に渡っての名称が、いつの間にか訛ってしまい、それが正式名称として残ってしまったもの。また、いわゆる当て字での地名も山の様にあります。

難読辞典(こういうものがあるのです)で、調べても出てこないものもあり、時間がない時に焦ってしまうことも、しばしばです。

次は人名です。全国には、苗字もとっても難しいものがありますね。私は平凡な苗字(全国でも3位から5位以内かな?)なので、難読苗字にはとても興味があります。

山梨放送時代の最高難読苗字は「大豆生田」かな?これで、「マミョウダ」と読みます。初めて聞いた時は、びっくりでした。

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無事に終了しました。

2014年06月24日 | Weblog

一年半ぶりの語りの会「二人会」の開催、無事終了いたしました。今回は、池波正太郎、山本周五郎、藤沢周平と、強力な時代小説作家の作品の中から、色気の話・親子の絆の話・間抜けな足軽と浪人の話を語らせて頂きました。会場の時間の関係で、一回公演でしたが、大勢のお客様にお越し頂き、本当に感謝の念でいっぱいであります。やればやるほど反省点が出てきて、さらなる精進をと胸に刻むのですが、それがなかなか難しいのです。次回は一年待たずに開催したいと思っておりますが、それまでは稽古・鍛錬を重ねることに致します。

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