2017年も既に2月になりました。このブログも前回の書き込みから、一年以上も空いてしまいました。長いブランクになってしまい、読んで頂いている皆様には大変申し訳ありませんでした。何故に書き込みをしていなかったのか・・・気になる日本語を使う方々があまりにも多くなってしまい、呆れてしまって放置せざるを得なかったというのが理由です、と言ったら叱られるかもしれませんね。「ならば、もっと意見を書け!」というのが正論でしょう。という訳で、書き込みます。
世の中には「専門家」と言われる人が多く存在します。政治評論家、経済評論家はもとより、薬の専門家や病気の専門家はもちろん、離婚の専門家、動物やペットの専門家、築地の専門家、などなど何でもありです。その方々が話す言葉には、おかしな?アクセントの言葉が登場します。例えば…経済評論家の「家計」、本来は「カケイ」と平板型ですが、専門家の皆さんは「カケイ」と頭高型にする方が大勢を占めています。事件の専門家と言えば放送局や新聞社の記者の方ですが、その方々がよく使う「背景」は、本来は「ハイケイ」という平板型ですが多くの記者の皆さんが「ハイケイ」と頭高型に。そうすると一般の皆さんも、よほどアクセントに意識がない限り、そちらのアクセントに流れてしまうことになってしまいます。使っている“専門家”の方々には、その辺のことを心して頂き、いわゆる業界用語アクセントにもっと敏感になって頂ければと思っていますが・・・。
授業見学の申し込みや塾への問い合わせ、言葉に関する質問などはexpert@mars.dti.ne.jpまで。
養成塾のHPはこちらです・・・http://www.mars.dti.ne.jp/youseijyuku/