ナレーター・アナウンサー養成塾

ナレーターとアナウンサーの養成と、現役プロのスキルアップの為の塾です。

4月下旬にスタートします。

2009年02月27日 | Weblog

ちょっぴりリニューアルした「ナレーター・アナウンサー養成塾」ですが、一度は週1回の日程を組みました。そうしたら、時間が長くなるために通えなくなる生徒が出て来てしまったのです。私の塾は、遅い時間が8時スタートです。7時スタートでは、仕事の都合で間に合わなくなってしまうのです。現役のプロとはいえ、多くの若手は“しゃべり”の仕事だけで生活は成り立って行かないのが実情です。当然、アルバイトで生活費を捻出することになります。すると、仕事の終わりが6時や6時半になってしまえば、7時にはとても間に合いません。そこで8時スタートのクラスに・・・そんな訳で日程を元に戻しました。さらに景気が良くて、給料(時給も月給も)が上昇傾向にある時に比べると、現在があまりにも景気が悪い状態で、4月以降は更に悪化することが予想されます。将来の自分のために投資する額を、少しでも負担が少なくなれば・・・そんな訳で、料金も少し値下げしました。私の方針としては、実質的に家賃と維持費が賄えれば継続したいと考えています。見学も可能ですので、気軽にお問い合わせ下さい。

ナレーター・アナウンサー養成塾  http://www.mars.dti.ne.jp/~expert/

                          塾長 ナレーター・伊藤英敏 


塾の内容をリニューアルしました。

2009年02月24日 | Weblog

私の主宰する「ナレーター・アナウンサー養成塾」も、開設から10年が過ぎました。その間、多くの生徒の皆さんと接して参りましたが、世の中の状勢や景気が大きく変化してきており、その変化に合わせるべく、少しだけリニューアル致しました。基礎科は“基礎鍛錬科”として、徹底した練習を繰り返す授業内容とします。現役でいるうちに教えたい、という気持ちで出発した塾です。様々な現場での体験と心構え、技術の全てを伝えて来たつもりですが、幸いにもその現役がまだ続けられそうな状況であり、さらに積み重ねて来たものも在庫状態となってきています。それらのものを新たに伝えて行きながら、当然のことながら私自身の鍛錬の場としても有効な塾(教えるためには自分自身に更に磨きをかける必要があるため)を、しばらく継続して行こうと考えています。生徒と講師の私がともに学んで行く塾として、10年を経てちょっぴりリニューアルした“新・養成塾”。興味がある方は、一度お尋ね下さい。入塾の前に業界の現状や仕組みなど、いろいろとお話させて頂きます。入塾の判断はそれからにして下さい。詳しくは、下記HPで・・・お待ちしています。

ナレーター・アナウンサー養成塾  http://www.mars.dti.ne.jp/~expert/

                          塾長 ナレーター・伊藤英敏

直接のお問い合わせは expert@mars.dti.ne.jp までどうぞ。 


そのⅡ・・・かな?

2009年02月09日 | Weblog

基礎力と鍛錬法とは・・・まず基礎力とは何か、です。陸上競技の選手にとっての基礎力とは、早く走るための筋肉構成でしょうか。それも、フィールド競技の選手とトラック競技の選手では筋肉の造りが違うでしょう。また、フィールド競技の選手でも、長距離と短距離とでも違ってくるでしょう。その大元になる筋肉の有り様が、基礎力ではないかと思っています。筋肉の造りによっては、陸上ではなく柔道に合っているかも知れませんし、フェンシングかも知れませんし、水泳かも知れない訳です。では、私達の様な仕事での基礎力とは・・・まず、声が“でっかい”事です。ハッキリ言って、うるさいくらい大きい方が良いです。そして、発音ですね。舌の使い方の影響で正確な発音からは遠い、歯の並びで発音に不明瞭な音が入る、といったことがある→これは陸上選手で言えば、筋肉のついていない箇所があって、そこに筋肉をつけるための鍛錬をしなければならない、ということと同じです。これは、非常に難しいのではないかと思っています。特に、年齢が上であればあるほど。もう一つは、センスでしょう。センスって何?・・・この話は、そのⅢにします。

ナレーター・アナウンサー養成塾  http://www.mars.dti.ne.jp/~expert/

                          塾長 ナレーター・伊藤英敏


そのⅡ・・・の前に

2009年02月01日 | Weblog

1月も終わり、2月に入りました。その1月最後の日の昨日は、大沢事務所の“新年の集い”が行なわれました。現在180人近い役者が所属しているらしいのですが、私の見た目でもその内の約3分の2は出席していたでしょうか。挨拶は当然ながら「厳しい時代ですが・・・」ということになります。で、これも当然ながら「頑張りましょう!乗り越えましょう!」的なものになってしまいます。「こんな時こそ、自分を磨くスキルアップを・・・」というのも、むべなるかなであります(これは、昨年の挨拶で私が言ったことでもあるのですが)。確かに、私がこの業界に入ってから、大変な時は3度か4度会ったように思います。第一・第二のオイルショック、バブル崩壊、ITバブル崩壊といったものがそれでした。そして今回のサブプライムローンを発端とする金融危機と世界経済の破綻・・・もっとも、今回のが前のそれとは明らかに違う印象はありますが、こんな時は具体的な政策を提示すべきではないのかなぁ・・・と密かに思った訳です。政府の「定額給付金」に実際の経済効果があるかどうかは不明ですが、そんな愚作(失礼!)ではなく、実際に私達役者が『よしっ、頑張るぞ!』という気になる具体的な何かです。それは、明日のことでなくて良いでしょう。3ヵ月後、半年後、1年後で良いのです。事務所として、役者の励みになることを設定し、役者はそれに向かって頑張ることを支えとして、毎日の仕事にあたるようになるという訳です。ここで言っていても仕方がないから、早速、提案してみるか・・・。

ナレーター・アナウンサー養成塾  http://www.mars.dti.ne.jp/~expert/

                          塾長 ナレーター・伊藤英敏