日本語には“助数詞”というものがあります。このアクセントが、実に厄介です。長いものを数える「本」豆腐を数える「丁」本を数える「冊」紙は「枚」人は「人」動物は「匹」鳥&兎は「羽」手紙は「通」・・同音のものはなお厄介で、フロアは「階」会合は「回」、出来事は「件」家は「軒」、その他「戸」と「個」、「泊」と「拍」・・・などなど。それらのアクセントについては、非常に難しいものがあります。NHKのアクセント辞典によると、「一通」は“イッツウ”と、中二高のアクセントになっているのをご存知ですか?おそらくですが、頭高型の“イッツウ”と発音している方が圧倒的に多いのではないかと思います。では「二通」は“ニツウ”か“ニツウ”か?同様に「三通」はどうか?・・・キリがありませんね。この件については、只今研究中であります。
「ナレーター・アナウンサー養成塾」主宰・ナレーター伊藤英敏
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