ナレーター・アナウンサー養成塾

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厄介な助数詞のアクセント

2011年01月28日 | Weblog

日本語には“助数詞”というものがあります。このアクセントが、実に厄介です。長いものを数える「本」豆腐を数える「丁」本を数える「冊」紙は「枚」人は「人」動物は「匹」鳥&兎は「羽」手紙は「通」・・同音のものはなお厄介で、フロアは「階」会合は「回」、出来事は「件」家は「軒」、その他「戸」と「個」、「泊」と「拍」・・・などなど。それらのアクセントについては、非常に難しいものがあります。NHKのアクセント辞典によると、「一通」は“イッツウ”と、中二高のアクセントになっているのをご存知ですか?おそらくですが、頭高型の“ッツウ”と発音している方が圧倒的に多いのではないかと思います。では「二通」は“ツウ”か“ニウ”か?同様に「三通」はどうか?・・・キリがありませんね。この件については、只今研究中であります。

「ナレーター・アナウンサー養成塾」主宰・ナレーター伊藤英敏

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年頭にあたって・・・

2011年01月16日 | Weblog

遅ればせながら、新年おめでとうございます。既に1月も半分以上が経過し、時の流れの早さを感じています。今年はどの様な1年になるのか、不安も期待もある年の始めです。今年成人式を迎えた皆さんの話題が出ていましたが、その皆さんが生まれた20年前はバブルの末期でしたね。私も、直後の急激な景気の冷え込みに、大きな不安を抱いたのを憶えています。私の仕事場での最も大きな変化といえば、イベントが激減したことでしょうか。司会の仕事はもちろん、イベントにはつきものだったPR用VTRのナレーションの仕事が、全く無くなってしまった印象でした。今でこそ、パワーポイントによる展示方法は普通になっていますが、ちょうどパソコンの使い方では重宝な(お金のかからない)ツールとなったのですね。社員の皆さんが、自らパソコンを操りながらヘッドセットで案内するというスタイルです。その後はパソコンの急進歩とともに、インターネットの世界が急発展して、既存のメディアの存在を脅かしているのはご存じの通りです。数年前のリーマンショックから、更なる仕事量の減少が見られるナレーションの世界ですが、何かがきっかけになってナレーションが脚光を浴びる可能性も無いとは言えません。ただし、待っているだけでは何の扉も開かれないのではないかと考えています。このような時こそ、技術や感性を磨き、いつでも狩りが出来るように常に臨戦態勢に自分を置く、その姿勢が幸運を呼び込むのではないかということですが、今、皆さんはどの様な態勢にあるでしょうか。

レーター・アナウンサー養成塾」主宰・ナレーター伊藤英敏

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