日本語のアクセントは、高低のアクセントです。その音節が高いか低いかだけで成り立っています。アクセントには四つの型があります。頭高、平板、中高、尾高の四つです。頭高は第一音節、つまり最初の音節が高くて、第二音節から以降はすべて低い位置。平板は、第一音節は低く、第二音節以降はすべて高い。中高は、第二音節から低くなる前の音節までは高い。そして尾高、これが難解です。普通は、尾高の後に来る音が低くなるのですが、「の」がつくと、すべて平板になるのです。例えば「女」のアクセント。「女がいる」は尾高、しかし「女の人」は平板です。どうしてなのか・・・・しばらく悩んでみます。
ナレーター・アナウンサー養成塾 塾長 ナレーター・伊藤英敏
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