養成塾を開設して、まもなく丸六年になります。当初は「ケイコ&マナブ」に掲載し生徒募集をしていましたが、徐々にHPを見て訪ねてくる方が多くなり、現在は雑誌からの入塾は皆無となりました。ここ一ヶ月では、このブログを見て申し込みをされる方も出てきており、時代の流れというか道具の進歩によって対応もどんどん進化していかないと・・・と考えています。もうひとつ最近のご要望に、指導者の指導をして欲しい、というものが増えてきました。例えば、高校の放送部を指導している先生で、「実際に何をどの様に教えたら良いのか、自分が学んで見たい」というもの。また「専門学校の先生に指導したいのだが、私達(管理する立場の方)が教わって教えられるようになりたい」といったご質問やご要望です。ハッキリ言って“指導者の指導のため”という気持ちで教わるのと、自分の進歩のために教わるのとでは、全くその進み具合が違いますので、前者の目的達成は難しいでしょう。私自身の体験からも、自分が出来てこそ生徒がついて来るので、教え方だけ学んでも誰もついて来ないのを身をもって体験しているからです。この仕事ができる人は、実際の力量と同時にトレーナーとしての理論的な裏付けを持った人が適任だとは思っています。私も、その理想に向かって努力中の身ですが・・・。
ナレーター・アナウンサー養成塾 塾長 ナレーター・伊藤英敏
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