ナレーター・アナウンサー養成塾

ナレーターとアナウンサーの養成と、現役プロのスキルアップの為の塾です。

「~の」のアクセント

2014年03月20日 | Weblog

最近のアナウンサー諸君のアクセントについて、苦言を呈します。アナウンサーとして使う言葉は、共通語を、と教わったことと思います。多くの人が標準語と言っていますが、日本語には標準語は存在しません。標準というのは・・①判断のよりどころや行動の目安となるもの。基準。
②平均的であること。また、その度合い・数値。並み・・とあります(大辞泉より)。これを日本語で考えてみると、基準になったり、平均的なものとしての言葉は決まっていませんね。あるのは“共通語”です。その共通の言葉は何かというと、大雑把には関東語を指していると思われます。東京弁と思われがちですが、東京にも方言がありますし、確かに東京弁が基本に置かれてはいますが、絶対ではありません。何となく関東語なので、アクセントも2つ使われていることも多いのです。で、今日は「~の」の話です。これはアクセント辞典の後段の面倒な説明の中に述べてあるのですが、尾高または中高の最後の音節のみが下段の場合は、原則的に平板化するというものです。たとえば「男」という言葉のアクセントは尾高で、「男がいた」という場合は「オトコガイタ」と、トコが上段の音になります。ところが「の」がつくと、「男の人」は「オトコノヒト」と、平板型になるのです。最近のアナウンサー諸君、アクセント辞典の形のまま「の」をつけて尾高のアクセントで使うのは間違いだと気付いてほしいのです。ただし、例外もあることも同時に勉強してください。

授業見学の申し込みや塾に関する問い合わせ、言葉に関する質問などはexpert@mars.dti.ne.jpまでどうぞ。


ナレーター・アナウンサー養成塾

2014年03月05日 | Weblog

     ナレーターアナウンサー養成塾は「現役プロとプロを目指すあなたのための塾」です。

次期募集は2014年4月ですが、現在の定員に空きが出れば、募集いたします。

個人レッスンの研究科のみ、いつでも受付致します。

研究科は、平日の午前か夜または土日になります。ご相談下さい。

見学・説明のお申し込み、お問い合わせや質問は、下記メールまで。

 expert@mars.dti.ne.jp 

 <科 目>

全く初めての方及び基礎から学びたい方の『基礎鍛錬科』・・・休止中

 発音・滑舌・アクセント・無声化・鼻濁音等々の基礎練習の徹底と、

 短文の読みによる基礎の鍛錬を目的とした授業です。

専門的なことを学ぶ『専攻科』・・・空きが出れば募集

 ナレーターとして必要される「声」「技術」「姿勢」などを身に付ける事を目的とした授業です。

個人レッスンの『研究科』・・・常時受付中

 受講者の現在の状況を把握し、さらに上のステップを目指す授業です。

 <初めての方へ>

現在通っている生徒の約8割は、しゃべりの現役プロです。基礎の力を身に付けてからでないと、プロ向けの指導にはついて来られません。従ってこの様な勉強が初めての方は、キチンと基礎の鍛練を積んでからになります。

また、漠然とした気持ちではなく、必ずしっかりとした目標を持って通う事が重要です。ただし、この塾に通っただけですぐにナレーターやアナウンサーになれる事はありません。ここで学んだ事を礎に、自分自身の鍛錬を「どれだけの時間、どれだけの量、どれだけ継続してやるか」にかかってきます。

学生や直近の既卒者でアナウンサー試験を目指す方は、説明の際に“合格までの道のり”についてお話しさせて頂き、それから歩む道(学校選択等)をお考え下さい。それについての助言は無料です。いずれにしても、一度相談にお越し下さい。

放送ではないけれども″しゃべりの仕事″に就いていてスキルアップしたいという方も、遠慮なくお越し下さい。ご本人の現状とご要望を伺いながら、どの様なレッスンになるかなどを考えさせて頂きます。入塾については、その上でご判断下さい。

また“公の場で声を発してお客様と接する職業(店頭説明員や販売員etc.)の方、発音等について矯正したいといった方”の入塾についても、同様にご本人と面談の上、判断させて頂きます。

基礎鍛錬科と専攻科の定員は、1クラス6名。授業は80分、週2回です。

1期13週(26回)を原則設定しています。 

塾長:伊藤英敏より

    この塾は“カルチャーセンター”ではありません。目標をしっかり持って来て下さい。

    現役プロが多く在籍中です。内容は解りやすいと思いますが、実践するのは難しいと思います。

    ここで学んだ事を、各々がどれだけ自己鍛錬し、結実できるかがカギです。

■お問い合わせやお申し込みはこちらへ

事前の説明や見学の申し込み、ご質問は下記へどうぞ。

メール ・・・・・・ expert@mars.dti.ne.jp 

内容について不明の点は、お気軽にお尋ね下さい。

■実績などについて

専攻科は現役プレーヤーが多数を占め各々の分野(CM、番組、ビデオのナレーション等)のスキルアップに努めています。修了生の中から局アナが数名誕生し、またナレーター事務所に所属して番組やCMデビューを果たした生徒もいます。

しかし、実力が伴わないと生きて行けない世界です。実際にプロデビューした生徒は全体の数%以下です。年齢の問題などとあわせ、そんなに簡単にはプロとして通用しないというのが現実ですので、しっかりとした目標を持ってからスタートして下さい。

2001年4月から、山梨県甲府市にあるFM甲府http://www.fm-kofu.co.jp/)と番組制作について協力関係を結び、生ワイド番組の制作とパーソナリティで多くの塾生が実践勉強をしました。今年度も同様の場を設定し、塾生が番組に出演しています。

NEWS・・・現在通っている塾生が、NHK室蘭のキャスターに合格しました。

■興味がありましたら・・・

まず説明(見学可)にお申し込み下さい。授業内容はもちろん、業界の現状と将来について説明させて頂きます。局アナ志望の方には、受験対策などについてもお話しさせて頂きます。入塾はその後ご判断下さい。

お問い合わせはexpert@mars.dti.ne.jp へお気軽に