ナレーター・アナウンサー養成塾

ナレーターとアナウンサーの養成と、現役プロのスキルアップの為の塾です。

お勧めのアナウンスセミナー

2007年07月23日 | Weblog

 今年も夏休みを迎え、学校を来年の3月卒業の皆さんは結構大変な時期になっているのでしょうか。最近は早いところでは大学の3年生の時に就職が決まるところも多くなってきているので、既に安心の夏休みという方もいるのかも知れませんね。民間の放送局も、今年これから募集するアナウンサー職は再来年4月の採用です。ですから、普通ならば現在大学3年生の諸君が対象です。地方局も、それに近い状況になっているようで、来年の春あたりに採用を決めるところがあります。

 私の仕事の故郷(原点)である山梨放送では、今年も恒例の“アナウンスセミナー”を実施します。私は基礎練習の担当で、発声・発音・滑舌・アクセントなどの基礎を3日間みっちり教える役目です。来月の10日から三日間の予定ですが、いつもはこの時点で20人の定員一杯になっているのですが、今年はまだ空きがあるとか。受講者の中から毎年のようにアナウンサーの採用試験に合格している、という実績も残すようになってきました。山梨の方でなくとも受講可能で、中身はとても濃く、その割には受講料は安すぎ(全部で4万円ポッキリ)なので、このセミナーはお勧めです。

 さて、私の主宰する「ナレーター・アナウンサー養成塾」の次回(10月生)募集は8月から受付を開始します。まず見学することをお勧めしますが、その前に「その世界でやっていけるのか?」という不安と疑問について相談、その上で見学ということでも構いません。申し込みや質問は下記メールで・・・。

http://www.mars.dti.ne.jp/~expert/

ナレーター・アナウンサー養成塾 塾長 ナレーター・伊藤英敏


久しぶりの感動・・その中にも

2007年07月02日 | Weblog

昨日は帝国劇場で『レ・ミゼラブル』を観ました。ミュージカルについては特に興味がある訳ではないのですが、知り合いの小学三年になるお嬢さんが、コゼットという中心人物の少女時代を演じるというので有楽町まで足を運んだ次第です。主役のジャン・バルジャンは、J-WAVEの朝の生放送でパーサナリティを務める別所哲也さん。その他の中心的なメンバーは、名前や顔は知らなくとも、いかにも玄人好みと思える実力の持ち主ばかり。実は、そのお嬢さんのオーディション合格のお手伝いをさせて貰ったのです。彼女は以前、子供タレントの事務所に所属していた時があり、テレビ番組やコマーシャルに何度か出演した経験はあります。しかし、そうは言っても、ご両親は芸能界の事は全くご存知ありません。そこで、まずオーディションの申し込みをする“プロフィール”の書き方の相談を受けました。で、一次は通過し、今度は実際に歌を唄ってのオーディション。それに備えて、レッスンをして頂ける先生を紹介して欲しい、となりました。で、私の後輩の奥様が元ミュージカル女優だったので、そこに相談。結果、西島美子先生に出会い、教えを請うことになったのです。その西嶋先生の教えが素晴らしかった・・・とは、本人と御両親の言。でも、昨日の舞台本番を観て、それを確信しました。とにかく、良かったのです。ステージの構成・演出はもちろん一流で素晴らしいものでしたが、そんな舞台に(彼女の登場場面では舞台で一人で唄うのです)立ち、ソロで歌い上げるなんて・・・少しでも関わった者としては、感激、感動のシーンだったのです。そして実力の持ち主達は、滑舌も一流でした。母音がしっかり出る、この基本が素晴らしい。そのための口の形が完璧な役者さんは、さらに素晴らしい発音でした。最低限、それを徹底しなければ生き残れない世界だということを、あらためて感じたものです。

http://www.mars.dti.ne.jp/~expert/

ナレーター・アナウンサー養成塾 塾長 ナレーター・伊藤英敏