昨秋左手指にケガをしてから半年、ようやく通院が終わり、といっても完治したわけでは
ないのだが痛みと腫れはひき、主治医からは一応終わりにしましょう、と言われた。
あとは血行を良くする薬を飲み、マッサージをよくしている。
人差し指を使おうとしてもこの指を使わないように脳が命令しているようで
自然に避けてしまう。鍵盤に触ると違和感があり、他の指とタイミングがあわないが
だんだん慣れることだろう。
リコーダーは穴を塞ぐのに指をずらしてどうにか吹けるようになってきた。
半年吹かなかったので心配だったがフィンガリングもだんだん思い出してきて、
まだこれから頑張る気持ちになった。初心に戻って「笛の楽園」を練習。
休止中に楽譜もたまったし、一緒に吹く仲間もいるし。楽しくなってきた。
8月下旬には東京リコーダー音楽祭が開かれる。もう1回目から10年である。
2009年にはまだ仙台にいたのでこのために上京した。まだ両親も元気であった。
リコーダーはすでに始めてたまにレッスンにも行き細々と続けていた。
この10年本当にいろいろなことがあった、と感傷的になってしまうことが多い。
さて2回目の今年はさらにヴァージョンアップして若い奏者も多く出演するようだ。
リコーダーという楽器の性質上、普段慣れ親しんでいるルネッサンスバロック以外の
曲も多い。古楽器としてのリコーダーだけでないリコーダーの持つ多面的な面白さが
うかがえることだろう。とはいいながらやはりルネッサンス・バロックが好きな私。
9月にもリコーダー関連コンサートが2つ。
ブラヴァデ・カルテットとビーロック・オーケストラ&ルーシー・ホルシュ
両方ともに武蔵野市民文化会館小ホール。どういうわけか一週間に2つもある。