古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

ムファットの『パッサカリア』

2010-11-02 09:06:00 | ルネッサンス・バロック音楽
夜中から暴風雨になり、よく眠れなかったおかげで「バロックの森」
は全部聴けた。今週の大塚氏は他の3人の担当者の皆さんのメモをとりたく
なるようなお話とは少し違い、バロック音楽に親しんでない方にも楽しめる
やさしく分かりやすい選曲になっているようだ。穏やかな語り口も魅力。
今日は「パッサカリア」の一つの例として、ムファットの『パッサカリア』
が放送された。演奏者はアスぺレン。持っているCDだったのでちょっと残念。

この曲は90年代初めに、グレゴリオ音楽院のサマーコースをチェンバロで
受講た時、図書室で楽譜をコピーしてもよいということだったので、
何曲かコピーしたものの一つ。あとでよく演奏される曲ということを
知った。当時すぐ譜読みだけはしてみたが、以後何回か弾くことはあったが、
満足いくところまでは行ってなかった。
今日久しぶりに聴き、ちゃんと練習してレッスン曲にしたくなった。
オルガンでも弾くのか横長の楽譜だ。まずこの楽譜で練習し、後は
縮小コピーしてつなげないと延々続けて演奏することができない。
「パッサカリア」という曲種は最後まで一気に行きたくなるものだ。

「バロックの森」に「クラシック倶楽部」のたまに放映されるバロック曲
は日頃の私の音楽生活に影響大だ。あとは仙台でたまに開かれる
古楽コンサートも。今日は夜から仙台では今年最後?の古楽コンサート。
マレのガンバ曲以外は耳に馴染んでいるので今日の3人の奏者がどんな
演奏されるのか、とても楽しみだ。天気もいまのところよくなってきた・・・。
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