はじめてのパスポート作り☆

韓国旅のために
怪獣ちびのパスポートをつくりに行った。

朝になって
「あ…戸籍抄本必要なのね…」と気づき
当日中の申請にはならなかった。

が、
パスポート用の写真を撮影したり、申請書も代筆なので、時間に余裕を持って作るためにも
次回正式に申請という事にして、やれる事をやるようにした。

怪獣ちびの申請書作成は、思ったよりスムーズに終わった。
あれれ…でも、なぜ大変なイメージが強かったか…

それは、怪獣弟の申請書を作成する時にずいぶん書き直しがあったから。
(２００９年当時)
字がお世辞にもうまいとは言えない怪獣弟が
パスポート用の署名欄に「はみ出さず、丁寧に」署名するのに、手こずったのだ。

結局、５枚目くらいでＯＫが出た記憶がある。

怪獣弟の場合は署名欄だけ自力だったために、本当に大変だったが、
怪獣ちびの場合は、全てワタクシが代筆できるので
かえってスムーズなのだ。

しかも、身分証明書も、母子手帳やら保険証やらを用意したのだが、
聞いてみたら、ワタクシの免許証だけでＯＫなんだそうな。
あらら…思ったよりハードルは低かったかも。

申請書を記入している間、わりかしおとなしくしていてくれたのも幸い。

そして

写真。

パスポートセンターとしては、
自宅で規格に合わせて撮影した写真を持参してもらえれば、センターであとは調整するとの事。

あらら…そうなの？
しかし、サイズ違いでダメって事もあるらしく、怪獣ちびをつれて次回の申請時にダメ出しが出るのは、とーってもキツい。

写真撮影を専門のお店でお願いすることに。

しかし、
最初に訪ねた店では「首が座らないお客様は撮影できません。」

とのこと。


わーお!

しかし、隣のお店なら首の座らない子も撮影可能な設備があるとの事。

とりあえずその店にお願いする事に。

いざ、スタジオに入る…

寝てる。

ゆさゆさと揺さぶってみる。
薄めを開けたが、すぐに白目になり

寝てる。

コチョコチョ、くすぐってみる。
が

寝てる。


なんてこったい!

撮影になんと女性スタッフ３人。
一人はカメラをかまえ、一人は鈴のついたドラえもんのぬいぐるみを揺り動かし一人は必死で声をかける。ワタクシもそばで、

ゆさゆさ
コチョコチョ
おーいおーい

それでも

寝てる。


ダメだー、あきらめるかー？

一度撤退。

外の空気を吸ってみれば、目も覚めるかな？
ビルの隙間の
ポケットパークに怪獣ちびを連れ出して再びコチョコチョ。
でも

寝てる。

近くのお店で
缶コーヒーを買ってそっと足につける

ギョッとした顔をして、体をブルッと震わせた。

しめた!!

無事に起きた!!
よし!!撮影だ!!

お店に到着し、スタジオ入り。
熟睡していた先ほどとは違い
少しトントンすると目を開けてくれる。
が、まだ、あやしい。
斜めに傾いた、背景が白になっている台に怪獣ちびを乗せて準備。

目を開けた瞬間を見計らって、シャッターをきる。

何度か冷たい缶コーヒーを足に当てる。
目があく。
撮影する。

最後に、顔を真っ赤にして、息を思い切り吸い込んだ。
息止めた

ヤバい。ギャオ泣きの直前だっ!!

という時に撮影終了。
さ!!すぐに抱っこしなければ、大変な騒ぎぬるぞっ!!
と、思ったらさ

また

寝た。


ギャグか？

無事に撮影終了した。よしよし。

少し表情はトロンとしてるけれど、撮影は無事終了。

さ、あとは、他の書類が揃い次第申請だっ!!

よしよし。