日テレ系で毎朝放送されている「スッキリ」が3月末で終了します。
17年続いた番組で、私もよく見ています。
残すところ一週間となった3月24日の放送で問題発生。
日本テレビ「スッキリ」のホームページに掲載された謝罪文です。
本日3月24日(金)、那須どうぶつ王国からの中継で、出演者が園内の池に入る場面がありました。
動物がいない池に入る可能性があることは事前に打ち合わせしていましたが、本番ではペンギンのいる池にはいっしまう放送となりました。・・・(以下略)
この日の放送は見ていました。
出演者とはオードリー春日でした。
この謝罪にタレントの名前を出さずに、番組として謝罪するのはいいとしますが。
こんなことが発生してしまった原因はMCの加藤浩次が、かなりひつこく言った言葉にあります。
「池に落ちるなよ」 これを何度も何度も春日に言った。
春日は予定外のことに戸惑いながら、マイクをつけたまま(水に浸かるときは外す)池に倒れこみました。
それ以後も加藤浩次の「池に落ちるなよ」は続き、春日は再度、池に落ちました。
春日は池を後ろにして足元を確認し、池のふちまで移動して、足を滑らすように落ちました。
ラッキーなことに、そこにペンギンは少し離れていたので、驚くだけで直接春日の体が当たることはありませんでした。
見ることが可能なら、ビデオを見れば明白ですが、春日はペンギンを確認していない。
エサやりをしてペンギンを集めた後の出来事で、事前の打ち合わせの「動物のいない池」ではありません。
その約束をスタッフから春日に伝えられていたかどうかは分かりません。
しかし、春日はかなり躊躇していました。
それを芸人の先輩でもあり、番組の顔でもある加藤浩次から、何度も何度も繰り返し「池に落ちるな」と言われたら。
芸人だったら、必ず池に落ちます。
事前の打ち合わせが無くても、動物のいる池に人間が落ち込むのは非常識です。
スタジオ内で非常識をやるのとは違います
動物園の動物に人間を怖がらせてはダメだし、動物によっては有害となる病原菌をまき散らすことにもなる。
非常識な加藤浩次、現場で止めなかったスタッフ
終了間近になって、なんとも情けない出来事でした。