地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

杉田かおるさん頑張ったね

2018-01-16 15:57:00 | 最近のニュースから
母親の自宅介護を四年半。
確かに一般の人と比べ、彼女の場合は経済的には問題ないでしょうが。。。

介護をする人にとり、精神的・体力的に受けるダメージは大きい。
しかも、他の事では経験しない異質のストレスを受けます。

自分が生死に関わる様な病気になった時に受けるストレスよりは小さいのですが。この場合は何処かで現実を受け入れ、人によっては腹をくくる事が可能です。

そして、場合によっては何年頑張ろうとか、ここまでは回復しょうとか目標を持つ事も可能です。

しかし、杉田かおるさんの様に親の自宅介護は日々受けるストレスが変化します。そして「またかぁ~」と繰り返します。

その上に目標を持つ事は出来ません。希望はしても、日々悪化する親の姿を毎日見て、その希望は叶わぬ夢だと叩きのめされます。

大切な人の回復と言うご褒美の無い苦労は厳しい。

介護の必要な当人(親)は、自宅介護が始まると、介護施設に行く事を拒否します。
でも、頑張ってなんとか 一週間でも行く事を承諾してもらうと、、、、桁違いに楽になります。

高校受験も合格し、中学を卒業した時の解放感。
病気が全快して退院した時の解放感。
嫌な相手と離婚が成立した時の解放感。

それらの何れよりも大きく痛快な解放感を味わう事が出来ます。

その一週間は自由だぁ⤴⤴⤴って感じになります。

そして、次はこうしてあげよう‼

介護に対して、そん前向きな考えが出来る様になります。

杉田かおるさんのコメントにもありましたが、親の介護をする時期には自分も体力が落ちています。
体力が落ちると気力も落ちます。
優しさ、寛容さなんかガタ落ちです。

今後は家族も少なく、個人の負担は大きくなる一方です。

その時のために「親孝行」で練習しておくのも、介護のストレスの免疫力を着けて、自分を守る一つの方法かも・・・

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