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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

セイボリーなイギリスのパンケーキ。

2016年11月13日 | スイーツ
イギリス流のパンケーキは薄い。
具材料を巻いて食べたりするのだが、でもクレープとは確実に似て非なるものなのだ。

今回はリッチに生クリームが30cc余っていたので、

・生クリーム30
・牛乳170ccぐらい
・薄力粉100g
・卵1個
・塩1つまみ
で作った。

ふるった小麦粉の

中央をくぼませ、本当は溶いた卵(所詮パンケーキだろとナメていた)と牛乳と生クリームを混ぜたものを半量加え、

周りからダマが出来ないようにゆっくり崩して溶いていき、

残りの牛乳&ミルクをゆっくり・ゆっくりと混ぜながら溶いて緩めていく。
(少し硬過ぎたら更に追加の牛乳で調整)


パンケーキなのに砂糖を入れないのかなぁ?と不思議に思っていたが、実は入れない理由があったんだ。

すぐに焼けなくもないのだが、今回はラップをして30分寝かせることにした。


「その間に、中に包む具材を準備」
 
 果物や甘いものだけではツマラナイので、何か無いかな?と冷蔵庫や冷凍庫をあさったら以前コーニッシュパスティを作った時の肉じゃがの様な中身が出てきたので(ジャガイモは冷凍してはいけないのだが、小ぶりのサイコロ状なので食感は実は特に気にならない)、チンして解凍してから、

白ワインで蒸し炒め、

そのフライパンでなんとなくグレービーを作って

先程蒸し炒めた具材と混ぜ合わせた。

他に、チーズや自家製ツナも。


ほぼ時間頃なので、天麩羅の衣、、、いや、パンケーキの生地を沈殿している場合があるからお玉で2~3回かき回して、温めてバターかサラダ油を塗ったフライパンの中央に流し入れる。

多くの本や普通のパンケーキのレシピは弱火でと書いてあるが、実はこのイギリスのパンケーキ、ワリと強火でOK(中火よりやや強ぐらいまでOKだと思う)、普通のパンケーキみたいにフツフツしてきたら裏返し、

両面何度か焼いてこれで完成、砂糖を乗せて防ばい剤(ポストハーベストの日本名、防かび剤とも言う)の入っていない無農薬のレモン汁を搾ってクルクルとクレープの様に巻いて食べる。

最初、馬鹿にしていたのだが、これが尋常じゃなく美味しいのだ!!
皮もモチモチしているし、クレープよりは薄くないし、確実にパンケーキ寄りの食感だ。確かにこれはクレープではない!!

そして砂糖とレモンだけで、なんでこんなに上品なの?と思うぐらい、バランスが良く優しい。
業務用の粉で作ったフワフワの分厚い見掛け倒しの優しさなんてもんじゃないんだ、本当に毛布の様な優しさとでも言おうか、それを砂糖そのままとレモンの強い酸味が調和しあって甘味と酸味が強い刺激なのに、この毛布のような優しいパンケーキで包むと、刺激が魔法みたいに一気に調和されるんだ。

確かに、これはクレープではない!!

そして何枚か焼いて、楽しみながら(フライパンが平らでないところに置くと少し形が丸でなくなる)。

イギリスでは、このパンケーキを空中でひっくり返しながらレースをするという腕試しが行われるというので、少し重いフライパンだが、なんとなく空中でひっくり返す練習をした。
(特にレースに出る訳でもないのだが)

最初は重くて中々ひっくり返らなかったが、包丁と同じようになるべく正面に正対して(左手で返すなら最初は右足を半身にしていたが、正面の方が反動が付くというか)ひっくり返すと失敗しヅライ。

ビジュアル的に代わり映えは無いのだが(だからイギリス料理って誤解されるんだ、手がかかっているワリに高く取れない、何が入っているか解る、ま、安心ちゃあ1番安心なのだが)

それでも中身はチーズと自家製ツナだったり(無茶苦茶美味しかった)、フライパンが傾いていて多少こぼれたが、

先程作った、牛肉や野菜をグレービーで混ぜたもの(よく解らないが、なんとなくグレービーならイギリスっぽいかな?という肉じゃがが日本で開発された時に、英国のビーフシチューのデミグラスが無いので醤油や砂糖で同じ色に仕上げたのが日本の肉じゃがの誕生みたいなものの洋風版みたいなもの)を巻いたり、合わなくないんだこれが・・・

そっか、食事用としても巻いて食べるから、クレープの様に最初から生地全部を甘くしないのか!
なんて合理的で考え抜かれているのだろう!!
レモンと砂糖だけを巻くパンケーキもきっと生地が甘かったらシツコイと思う!!!
(写真、左は焦げた様に見えるが、実際は焦げてないから!!光の加減だから)

なるほどなー。

正直、あまりにスフレ状の分厚いパンケーキや米粉が入っているような硬いパンケーキやホットケーキはあまり好きではなくて(やはりサックリ・フワフワだろう!!って)、この一体感は分厚いパンケーキで具材を乗せて食べるだけでは絶対に出せない!!

お菓子は独特の文化でスゴイなイギリス。

※因みに、2枚ぐらい焼いたら、紙とかに油を吸い込ませて、お好み焼きの様に汚れを取りつつ油を敷いた方が、カレーのナンを連続で焼く時みたいにフライパンにくっつかない。

・生地の材料に溶かしバターやブランデーを入れたものがお金持ちのパンケーキと呼ばれ(←これで?)、そのバターの部分をラードに変えると貧乏人のパンケーキと、ロートレックの7色のソースの様に揶揄される。
今回は焼き時間重視のプロ用の配合(?)だ。

※イギリスにはパンケーキ・デイというものがあるらしくて、復活祭の46日前の前日(Lent)に食べるらしい、

NETに先まで出ていたので
 ↓
2017年:2月28日
2018年:2月13日
2019年:3月5日
2020年:2月25日
2021年:2月16日
2022年:3月1日
2023年:2月21日
(なんか占いの~星人みたいだな、昔、好きな人が占いに凝っていて大変だったわ、自分の誕生日が微妙なので両方を読む事が出来たので、占いにあまり深入りしなかったが、誕生日がちゃんとしていたら占いとかも楽しいんだろうな)

どうやらこの日にパンケーキレースが行われるらしく、女性が380m(415ヤード←1ヤードは0.9144メートル、1ヤードをcmに直すと91.44cmだから91cmぐらいとする)をパンケーキを乗せたフライパンを(スタートと完走後という記述の他に、ひっくり返しながらという人も居るが?)持って走るお祭りらしい。

因みに、

・1オンス(←ozと表記)が、28.35g・・・16オンスが1ポンド

・1ポンド(←1ポンドはIbと表記し、2ポンド以上はIbsと表記)は、453.6gでパウンドという発音が近い。
(クォーター・パウンドで100gちょっと。ハーフパウンドは1パウンドの1/2)

解りヅライ~。

0.1パウンドは45g、ま、覚えないし使わないか。

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スティルトン・チーズとマクビティビスケット。

2016年11月13日 | 素材
以前スティルトンの記事で似たような事を書いたが、イギリスのスティルトン・チーズの更に「通」な食べ方がある。

それは、マクビティのビスケット(胚芽とかプレーンに近いもの)に、スティルトン・チーズを乗せて、ポートワインでやる食べ方が通だ。

たしかに、これ、合う、ポートワインとスティルトン・チーズだけよりも、2段ぐらい段違いにゴージャスな味になる
間違いない!!

ポートワインは度数も強いし、今はそんな沢山は飲めないけれど(本当にホンの少しだね)、もっと、自分の中でこの食べ方を自分の日常の食文化の中で自由に扱える様に取り込みたい(イメージの中に消化したい)ので、アレンジ出来ないかな?と、ディルが余っていたので、乗せてみた。

う~ん、ま、合わなくはないけれど、ディルの印象が弱いというか(口に一瞬、瞬間だけと、後からサっとくる感じ)・・・遠くでディルを感じる感じ。

ディルの扱いもまだまだだけれど、スティルトン・チーズへ対してもまだまだなんだなと。

そして、この、マクビティのビスケット、スティルトン・チーズ、ポートワインという組み合わせが、いかに「最強かの壁」にぶち当たった感じ。
少しは覚えただろうか。


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フルーツ(アップル)・クランブル。

2016年11月13日 | スイーツ
クランブルと言えば、小麦粉やパン粉に油脂分を含ませ、カリッ、パリッとした食感を出す為にボロボロ(=Crumbクラム)状にするものを、スコーン生地などのようにパラパラにして上にふりかけて焼くものだが、お菓子だけでなく料理にも使われるパン粉の様なその生地は小麦粉だけでなくオーツ麦が入ることもある
オーツ麦は荒れた土地でも育つので寒いイギリスの風土でも伝統的にケルト民族が食べてきたもので、牛乳や水で煮るお粥ポリッジだけでなく、本来ならハギスなどの臓物料理などにも使われているものだ。

今回、たまたまオーツ麦(オートミール)が50g余っていたのと広い耐熱皿が出てきたので、これは作れると、先ずリンゴ(ベリー系など好みのフルーツでいいがここは基本のようにリンゴ)をバターと砂糖でサッと炒めていった(温める程度で後は、余熱で)。
(皿にリンゴを並べて砂糖とレモン汁をかけるだけで炒めなくても良いのだろうが、最初だし量が量なので、火が通りにくいかな?と考えほぼ生でサッとだけ炒めた。本当は皮を剥くようだが皮が好きなので、皮付き。個人的に皮と身の間は美味しい気がするし、身体に良い栄養価も高いので)

耐熱皿にバターを塗り、そのリンゴを平らに並べておく(レモン汁も少量かけるらしいが、防ばい剤・防かび剤などの日本名が付いたポストハーベストを使っていないレモンが無いのでパス)。

オーブンを余熱しておいて、小麦粉(今回は70g・小麦粉だけで150gのレシピもある)とバター・砂糖を1:1:1ぐらいで(オーツ麦を入れなければ小麦粉2:バター1:砂糖1の割り合い)、スコーン造りのように指先でコネてパラパラにするのだが1:1だとけっこうベタベタするのでバターが手の熱で溶け出してくる前に適度な所で切り上げる(じゃないとコネる事になるから)。
計量はボール1個で洗い物の数を1つでも減らしていくことを意識するといい。

オーツをさっくりと混ぜ込み

そうだ、胡桃が余っていたので、使ってしまおうと、刻んだクルミを入れようと思ったが、待てよ、普通のオーツ麦Ver.を食べた事がないな・・・と、ボールの中身を2つに分け、片方を刻んだ胡桃入りにした。

それを、先程の並べたリンゴの上にパラパラというよりバラバラ振っていく。
普通のオーツ入りのクランブルと胡桃入りのクランブルのハーフ&ハーフだ。

それを温めておいたオーブンの(うちのオーブンだと)2段目に入れ、190度で40分~45分焼く(量が少ない時はやや低温で25分~30分とか、200度のレシピもあるが中間を取って)

この間にカスタードを作る。

40分の所で丁度良かったが、まだいけるかな?とちょっと目を離したら胡桃の部分だけが少し焦げたが、色付いただけなんだけれどね。
(油脂は足りていると思うんだ、やはり胡桃の部分が油脂がまとわりきりヅライので焦げ易いのかも、注意だ)
なんとか。

皿に取り分けて、カスタードを盛って完成。

凄く美味しい!!、見た目素朴なのに、こんなに美味しいの?
ああ~、やっぱりカスタードとリンゴの酸味は相性が良い!!

・胡桃入りも良いが同じ色なので言われなければあまり気付かないだろうな、言われると、自分的にはそのままの方が素朴感と安定感があって好きかも。
(今回、本当に偶々、100均で何かの料理用にと買った胡桃が余っていただけで、普段はオーツも無いし)

・皮も硬くない。

・上にミントをチョコンと飾ってもセンスが良いだろう、ま、ミント嫌いだから要らないけれど。

これにアイスを添えても良いが、生クリームをかけるレシピもあるので、余っていた生クリームをかけたが・・・何か違う気が、昔のイギリス料理の本は文字だけだったり、後は解れよ的名なオレオレ的な本が多い事に気付いたので、やはりこれもそうかと・・・

あまり甘くせずにホイップしたクリームをかけると、これはこれで絶品。

当然、食べ切れないので、翌日温め直して食べるのだが、オーブントースターで簡易に温められないか?と、食べる分だけをアルミホイルに乗せ、更に焦げないように上からもフワリとアルミホイルを乗せて(包んでしまうと蒸されてシナシナになるので)5分ぐらい温めた。

竹串で刺して温まっているか?確認、もうちょっとかな?

で、なるほど、底のアルミホイルにバターを塗らなかったからくっついて取りヅライのね。

鉄板に、バターを塗ってアルミホイルをかけて温めて、少し焦げるが、まあ下のくっつくアルミホイルが勿体無くないので。


このクランブルって良いな、リンゴは身体に良いし。

油脂分を多めに加えて揚げるように焼くので、油脂分が足りないとただ単に焦げ易かったりするので、もし油脂分が足りないなと思ったら、焼く前に上からバターや擂ったチーズなどを落とすなどの足す方法もあるらしい。
今度甘くしないで、小麦粉かパン粉で料理にも応用してみよう。
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ゴールデンシロップに辿り着いた

2016年11月13日 | スイーツ
イギリスで古くから親しまれているゴールデンシロップを手に入れた。

しっとりとした甘さの焼き菓子に使う”サトウキビ”や”てんさい”から精製した液状のトリークル(アメリカではモラセスという名前に変わるらしいがどうやらやや違うという文献もある)を、更に精製したもので、日本の黒蜜とかに近い味という事と(黒蜜嫌いだけれど)、小説などではこのシロップを「シロップでも1杯どう?」という感じで使われるらしく、自分も一体シロップのどこをどうやったら「1杯どう?」になるのか?気になって気になって夜も眠れなかったので(ウソ)、見付けた時は、これだ!!、これで謎が解けると私の【灰色の脳細胞】がエルキュール・ポアロの様に(実際は表面だけだが・・・ベルギー人でもないし、コナンドイルからイギリスに入った訳だし)、答えを導き出す事に果敢な挑戦への行動を起こさせた。

ちょっと芝居がかってしまったが、味は・・・なんていうか、日本特に関東で有名な(←知り合いの九州生まれの関西育ちの人は知らなかった)榮太郎の飴の味がした。
(因みに榮太郎飴のHPを観ると面白い、江戸の味だったのか、そりゃ関西の人はあまり知らないわ)
で、この結構、ハードな甘さのシロップをどう一杯飲むか?は、最初はサイダーで割るのかなあ?とかお湯に溶かすのかなあ?とか帰途考えていたけれど、もう一気に吹き飛んでしまって、とりあえずパンに垂らして食べてみた。
穀物系のパンやフランスパンに垂らすと、やはりハチミツに「似ている」又は「代用出来る」と例えられるとおり、かなり合う。

キャラウェイ・シードのケーキやジンジャーブレッド(生姜の刺激と相性が良いらしい、生姜はカツオのタタキや青魚・「鼎泰豊」台湾本店の小龍包ぐらいでしか、好んで食べないから解らないが)を作る時に使うらしい。
他にもビスケットを作る時などの材料にもなるというので、今度、ビスケか、ケーキ類を作ってみようかな。

でもシナモンの舌や口腔内がピリピリする刺激が苦手なので、スパイスが入ったケーキや、ジンジャーがあまり好きでは無いしな・・・。

とりあえずミルクティーかな。。。

パンケーキも良いかも。

オーツ麦が余っていれば、フラップ・ジャップも作ってジャップ警部の勝手な私のイメージの様に大口を開けて食べてみたいが、歯にくっ付きそうで、ああいうヌガー系に見えるお菓子はちと敬遠している。
(甘いものそんな得意じゃないし)

「ゴールデンシロップを調べる過程で」

・元々、甘味料ではなくて薬として扱われていたらしい、だから「気付けに」という意味で「一杯どう?」なのか、謎が解けた気がする。

・ショ糖と共に転化糖(酸によって糖を転化したもので砂糖の量を控えられ、吸湿性があるんどえお菓子などをシットリとした状態で保てる、身近なものではハチミツやジャムなども転化糖、ジャムは果物の酸が糖を転化させる)というブドウ糖と果糖の混合物が含まれているのでコクがあること(イギリス人が好きなブラウンシュガーのようなコクも感じられる、先日ヘミングウェイのレシピでモヒートのシロップをブラウンシュガーで手作りしたのだが、これをモヒートにも使えるんじゃないかな?、ブラウンシュガーで作ったモヒートは普通のモヒートに比べ、コクと深みがあってまったりとしているから、よりそのまあるい甘さの輪郭が明確になるか?も?)。

・紅茶と砂糖はポルトガルのキャサリン家のブランガンザ姫がイギリスに嫁ぐ時に紅茶と砂糖をもたらしたという歴史にも驚いた。
当時砂糖は銀と同じ価値で高かった為に、それまでは糖蜜しか入手出来なかったという。

当時のポルトガルの様に外に出て行くってスゲーっ!!

因みに、お湯でシロップを溶いて呑んでみる。

あ、・・・懐かしい、なんだろう、この味。
駄菓子屋を思い出させるような、
でも、まろやかでどことなく上品な優しさも味の少し奥の方に感じる。

まー、そうたいしたもんでもないけれど。

砂糖が貴重だった時代にはこれが主流だったことがよく解る素材だと思う。

追加
10枚切りのパンを手に入れトーストし、バターとゴールデンシロップ(←薄く)を塗ったら
バター&ハチミツよりも美味しかった。

・食パンの端、角までキチンと塗ることが秘訣
・10枚切りだと塗っている時に壊れ易いのでテクが要るが10枚切りが美味しいし、何かと便利(ロンドンや東京など都市部は合理的に薄くなっていく、東京も早よう10枚に!!)。

その後、甘いものがあまり得意ではないので沢山は使わないが豆花とかに使ってみたり、砂糖を切らしている時とかシロップが必要な時等、ちょっとした時に便利に使っている。


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試してみる価値有り、10枚切りのパン。

2016年11月13日 | 素材
先日、イギリスでは普通の10枚切りのパンを食べた。

ハニー・バタートーストだったのだけれど、ハチミツとバターって馬鹿にしていたけれど、完全に合わさるとこんなに美味しいの?ってぐらいに美味しかった。
(多少、有塩だった気もするが、それもあるのだろうか)



ずっと、10枚切りを食べたいなーと思っていても、中々売っていなくて、6枚を半分にしても12枚だし(上手く切れないし)、サンドイッチ用のパンも12枚らしい(高いし)、で、わざわざパン屋さんに切ってもらうまでして食べるまでもなく。

本当に美味しいパンって焼かなくても、そのままで食べられるので、焼く事もあまりなくて。
(トースト自体が、尖ったカリっとしている部分が口腔内の上蓋に刺さる感じが嫌で、あまり食べないんだ、分厚いトーストって痛くない?、だから名古屋のモーニングでも、パニーニとか他のパンにしている、卵は嬉しいが、分厚いパンはちょっと・・・口を開けるの上品とかではなくて静かに小さいので)

元々、日本のパン自体がイギリスの食パンをベースにして日本に入ってきたので、原点である10枚切りのパンへ原点回帰していくハズなのだけれど(日本より長いパン文化の人達が10枚切りにコダワル味の理由って必ずあると思うんだ、だって10枚切り用のパン立てがあるんだぜ?、6枚や8枚じゃ入らない、10枚にしか使えないというこの不便さなのに普及しているそれなりの理由があるハズって思っていて)、だからそれを知りたかったのだけれど、日本の分厚いトーストが嫌いであまり率先して食べなかった。

でも、今回、10枚切りを食べてみて、こんなに美味しいとは、優しいというか、口当たりが良いというか、無理に口を大きく開けなくても食べられる。
煎餅のようだけれど、煎餅ではない、カル・フワ・モチがいっぺんに来る感じ(その速度が速い)。
なるほどね、これは10枚切りのパン立てが作られるぐらい10枚にコダワルわ。
そのままサンドイッチ用のパンにもなるし。
サンドイッチ用が無くて8枚切りを2枚食べるとちょっと多いけれど、10枚切りを2枚なら丁度良いし。
きっと、そこまで考え抜かれているのだろうなぁ。

最近、消費・購買の回転を早くさせる為か(だって8枚だと8日もつ分けでしょ?)、6枚切ばかり売っているが(皆、8枚切買うから6枚切が余っている?)、10枚の美味しさは尋常じゃないぞ、瞬間的な利益よりもパン文化の裾野が拡がる方がメリットが多いのではないだろうか?、メーカーさん?

食べ過ぎないから健康にも良いし、新たなパンに合う料理の文化も未来で生まれる気がする。

 根付くには多少かかるかもしれないが、給食とか皆、パンを残す理由に飽きるってのもあるので薄いと飽きる前に終わるし、食べ物に対しての考え方が又、変わってくるんじゃないかな?
自分は両方の文化を見て、多少、変わってきたかなって気がする。

試してみる価値は有りだ。


因みに、パン屋さんで一斤半とか大きいの塊を切ってもらう時には、12枚にするとか用途を伝えて「薄く」とか言っておかないと、こういう事になる


分厚い・・・、伝え間違えた・・・。

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簡易ローストビーフと1762年風のサンドイッチ・栗のベーコン巻き。

2016年11月13日 | 今日の料理
先に1度フライパンで焼かないローストビーフと、隣が空いていたので栗のベーコン巻きを作ってみた。

ベコーンは無着色・保存料無しのモノと、安い甘栗、本当は栗を茹でる所からやりたいところだが、高くて買えないので。


オーブンに入れ、最初の15分は高温で焼き、その後熱を落として30分焼く。

ベーコンがカリカリになった段階で、栗だけ取り出す。

う~ん、あまり美味しくないなぁ~、やはり茹でなかったからか?
牡蠣のベーコン巻き(エンジェルホースバック)はあんなに美味しかったのに。

ローストビーフは良い感じ。

「オニオングレービー」っぽいもの。
フライパンにバターをしきタマネギをアメ色になるまで炒め(余っていた白ワインを少々)、
肉を焼いた鉄板をソッとコンロにかけて、バターを入れ、少量の小麦粉を炒め、水100mlを入れてコゲ付いた旨味をこそげ落とす、フライパンのタマネギも加えて(←本当のオニオングレービーだと鉄板内で全部終わらせてしまうらしいが、焦げそうで自信がなかったので)、
そして軽く火を入れ、ウスターソース、塩・胡椒で味を整え、適度な所で火を切る。
(いろいろレシピはあるが、どれが本物なのだろう?)
だが、美味しい!!

付け合せは、砂糖を入れる野菜の煮方をしてみようと、ニンジンを茹でる時に砂糖を入れたが、ニンジン好きな自分にとっては人工的に味が付いたものっぽくてどうもダメだった。
(あぁ~、掘り立てのニンジンが食べたい、野菜も新鮮な方が美味いしいのは間違いない!!)

そろそろ期限がきそうな冷凍のチーズでチーズトーストと共に。

このオニオングレービー風のソースが尋常じゃなく美味しかった、いつものグレービーを2倍近く美味しくしたような。

お肉は、翌日に食べたり(3日ローストビーフを食べられた)、その後余った端っこの肉で、1762年に第4代サンドイッチ伯爵ジョン・モンタギューさんがポーカーをしている時、どうしてもお腹が減って作ってもらったサンドイッチ風に、イギリス産のチェダー・チーズ(←値段を間違えて高かった!!)とホースラディッシュ(のチューブ)で1762年風のサンドイッチに。

こんな美味いサンドイッチの組み合わせは食べたことがない!!、流石サンドイッチの元祖、250年以上の歴史。

実はホースラディッシュに生クリームやヨーグルト、ブルーチーズ等(やはりこれもレシピが複数出回っている)を混ぜた「ホースラディッシュ・ソース」が余り好きではないのと(多分サワークリームがちょっと苦手なのかも、酸味が嫌いだから)、急だしこの為に用意したくないし・・・、サンドイッチ伯爵が夜に急に食べたくなったということは急にはホースラディッシュのソースが無かったのではないか?とか、自分の中で勝手にこじ付け、ホースラディッシュを乗せただけにした。
でも、それだけでも尋常ではない取り合わせ。

現在は、アメリカからイギリスに逆輸入のカタチでレシピが入って来ているらしいが、本場の味は美味しいんだろうなー。パンも違うようだし。

(もう1回ぐらいは勉強に行きたい。あと、なぜあの時カッコウ付けて「大英博物館」に行かなかったのかが悔やまれる!!)


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いろいろな魚でツナを作る。

2016年11月13日 | グルメ
ツナを作ろうと思ったのだけれど、マグロ系ばかり買えない。というーか刺身用は刺身で食べたい。
なので、オイルサーディンから発想を得て、色々なサカナでツナを作ってみる事にした。

一応、少しはマグロ系も欲しかったので奮発してカジキマグロと、半額のブリは塩味が付いていないので、塩・胡椒(色々な魚の場合、胡椒は必要だと思う。)をして1時間ぐらい置く、

辛塩シャケ(辛いかなぁ~、かいって何度か作ると解るが甘塩だけだと塩気が足りなかったり微妙だ)と塩タラは胡椒だけして、そのまま放置して

出てきた水分を拭く。

この水分が魚の臭みなのでこれを取ってしまえばいい。

家に余っていたハーブとニンニクを総動員(ローリエ=フランス語・ローレル=英語、赤唐辛子=「鷹の爪」という品種も別に実際にある、古いレモングラス、タイム小さじ1、オレガノ小さじ1)

あとは簡単で材料を全部鍋に入れ、エキストラではない安いオリーブオイルで覆って、

火をつけて

このぐらいの泡がポコポコ出てくるぐらいを保つ(危ないので高温になり過ぎないように、ただの素揚げになってしまうし)。

火加減は弱火より若干中に近いぐらいか、アクが出てきたら取る

静かにポコポコと煮る感じ(コンフィと同じ感じなんだな)。

1時間したら火を切り蓋をして冷ます(余熱で火を入れてみた)。

冷めたら完成。

90度の沸騰したお湯で蓋は4分・瓶は9分以上煮沸消毒(お湯から出す時に瓶の中に水分が入っているのでそれで火傷をしないように!!)。

オイルで蓋をする様に保存する(ニンニクや香草を瓶に入れておくと香りが強くなるというので、比べてみました!!、そんなに劇的には変わらないかも)。

それぞれを食べてみる(全部ではない)。

カジキは当たり前だけれどツナになるし(少し塩辛いが)、ブリもまあまあなんとか(香草の風味を吸っている)、塩鮭は、げっていうぐらい塩辛いので沖縄の「豆腐よう」のようにチビリチビリと、タラはまあ、確か何処かの国でタラの塩漬けがこんなような作り方であったので、それとほぼ同じだろう。

ツナにする時は、塩鮭を少な目に他の魚と混ぜて(頑張って手で骨は取り除くが、若干の骨は仕方ないか、人間100%とというモノは無い、皮は身割れが怖くなければ造る前に取っても良いかも)、更にオイルを混ぜるとツナ缶の様になる。

サンドイッチにするとこのオイルがウマい!!(旨味)。

空気に触れさせないように漬けて完成(冷蔵庫で保存、早めに食べ切る)

冷蔵庫で固まったオイルもを少し温かい所に放置しておくと、

思ったよりワリとすぐ戻る。

鍋底に余ったオイルとカスは全部を瓶に入れたくはなかったので、

パスタの茹で汁で乳化させて伸ばし味を調整して

様々なツナのパスタに(アンチョビは塩をふったイワシを発酵させて同じような作り方をしたものだし、ま、日本人にとってあれは好みはあるが、外国人、特に古代ローマ人にとっては魚醤代わりだったという)

茹でたほうれん草と合えたり(魚のカルシウムがシュウ酸カルシウムをカルシウムに変える?)

マヨネーズと和えて

巨大ツナおにぎりにしたら(海苔を切らしていたので白飯おにぎりに)、これが美味いのなんのって。こんな美味しいツナおにぎりはちょっと食べたことはない。
(因みに油脂分が多いのであまり強く握ると壊れてしまうから普通より優しく握るのがコツ、海苔で周りを固めても良いけれど)↓これは握り過ぎ。

冷蔵庫だと白く固まって直ぐ使えないので、野菜室に入れておくと固まらないというのでやってみたが。

確かに固まりずらいが、気温が寒いとやはり固まるね。

因みに、コイツらでロイヤルなどウイスキーの水割り(超薄め)なんかやるとたまらない。
塩辛いので沖縄の「豆腐よう」の様にチビチビと食べると良いかも。
あとは、コクのある旨味調味料として使える。

以外に、よく食べてすぐ食べ終わってしまったので(こればかり食べていたらダイエットになった)、瓶→漏斗→ザルと置いてオイルを濾すと、

こうなる。

搾りヅラい時は、サジ(ワンピのサンジを一瞬思い出した)とかで押すと搾れる(カス入るかなあ?布巾の方が良かったかなあ~、でもそんな事してられないや)。

これはハーブオイルでもあるので魚貝系のパスタに使ったり、次に作るまで瓶に蓋をして、滑らないように紙を巻いたり(光遮断の効果も)、輪ゴム2本がミソ。

ビニールや袋で覆って(写真の便宜上透明にしたが袋とかの方がより光を遮断出来るかも)、暗い所に置く。

余ったカスは、後でパスタの茹でのばして乳化させ、塩で味付けし、パスタへ(オイル系は細いのが良いんだよな、ま、そこまで家でやる気はないけれど)。

片付けを頑張ったら自分へご褒美の自家製チョコミントアイス(油を触ったから手やケータイのレンズまで油脂で曇って写りが悪いな、よく拭き取っておかないと)。

次にオイルとハーブを少し足して又作る。

2度目は少し塩気と辛さが薄かったので、調理に使う時に塩・胡椒で調整すれば問題ない。
(すべては最後は自分の舌が基準だ)
疲れ過ぎていたり、酔っていたり、ストレスがかかり過ぎていると辛いものを好むから、そこで判断も出来る。

又は、全体的に魚が多くてモノ足りない場合は、もう1回塩・胡椒・ハーブ類を少し加えて煮直しても修正出来る。

修正する時は、少量の塩で結構味が入ってしまうので控え目に加減して、

最初弱火で溶かし、

一煮立ちさせ、

少し弱火で煮て

後は又、余熱で。

「補足」
・レモングラスをちょっと入れるのと入れないのでは結構違うんだなって解った。
(手に入る好みのハーブをあまり目立ち過ぎない様に自由に入れればいいと思う)

・アンチョビがあるし干物で1回やろうか?と思ったが、オイル全体が大変な事になりそうで、流石に味が想像出来ないのでビビって止めた。
別瓶や別のオイルで分けてやればいいのかもしれないが、今はやる気は無い。

・繰り返しになるが、マグロだけならともかく他の魚を入れる時は胡椒もね!

・小骨はどうしても取りきれない時もあるので、自分は解っていても人に出す時とか少し気を付けよう、絶対大丈夫とか、世の中に絶対は無いので。
小骨で死ぬ訳では無いが(病院で取れるし)。

・あと高温になり過ぎて火事にならないように、必ず近くで付いて火加減を調整しよう。
(初期の火事の時の対処法を濡れタオルや蓋のかけ方とか消防局のHPやメディアとかで教えてくれているのので、調べて用意しておくのも少しでも焦らない手だ)
余熱で火が入るし、無理するよりは分割して火を入れても火事や火傷よりはいいと思う。
料理は安全第一に!!
(安全は広告業界の様にうざくてうざくて仕方が無いぐらいが丁度良いんだと思う)

・その後、容器が完全密閉ではない&湯煎出来無い事が解って、最初、ラップをぴたりとして輪ゴムをし、袋に入れて密閉していた(ここまでやれば流石に密閉だろ)が、

なんかちゃんとしたいなって思って、ジャーサラダ用のメイソンジャーとセリアの容器を手に入れた。
因みに大は小を兼ねると思ったが、冷蔵庫の棚に入らなかったので野菜室に入れるか?(少し温度が高いからオイルも固まりにくいし、その分鮮度が気になるが)

結局、上の段を少し下げた。





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オランダでのクリームコロッケの食べ方。

2016年11月13日 | グルメ
日本に初めてビールを伝えたというオランダでは、クリームコロッケのようなクロケットとというクリームコロッケみたいなものが子供の給食やオヤツ、更にはファストフードのような存在で、自動販売機で売られるぐらい身近に愛されているとのこと。

イギリス人のフィッシュ&チップスみたいなものか。オランダ人は密かにイギリス人に憧れを抱いていると何かの本で読んだ事がある。

形状は長細かったり(クロケット)、球状だったり(ビターバレンという名前に変化する)、具材も魚介類や鶏肉、チーズ、野菜、牛肉(クリームコロッケに牛肉?)など多種多様で絶対コレでなければ!!という決まりはないらしい。
このおおらかな所は大陸文化は良いな~と憧れる。

そしてこのクリームコロッケのようなクロケットにマヨネーズをかけたり、付けたりして食べるらしいとのことなのでやってみた。


ちょっとかけ過ぎたかな?、いや、まあ、マヨネーズ容器の出口が細いのでこのぐらいで。

おお、中々、合う、優しい味だね・・・、で、どうやらオランダのマヨネーズは日本のマヨネーズよりも酸味が強いらしいので、ワインビネガーが余っていたので少しかけてみた。

なんて美味しいんだろう?

なんだこれは?

なんていうか、酸味の角が全部丸くなり、刺激を感じる事もなく、するすると喉の奥に入っていく優しい感じで(これがオランダの国民性にも表れている?)、普通のクリームコロッケが数段グレードアップする。
確かに、これはクリームコロッケではなくなる。(・×・)

凄い。!!




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オニオングレービーとバンガーズマッシュとチーズマッシュ。

2016年11月13日 | 素材
マッシュポテトが余ってしまったので、

レンジで温めなおして、

リッチにチェダー・チーズを混ぜて(本当は粉チーズの方が良かったがなかった)

チーズマッシュにしたら出来た。

なるほど、こういう感じか、普通のマッシュの方が好きだな(改良の余地は有りか)。

なので

自家製皮なしソーセージが余っていたから、

「オニオングレービー」を作る。
     ↓
フライパンにバターをしきタマネギをアメ色になるまで炒め(余っていた白ワインを少々)、

少量の小麦粉を炒め、

水100mlを入れてよくこそいで、今回は肉を特に焼いていないのでコクが足りない為にチキンコンソメの素(←1度旨味成分入りの簡易な味を作ってみたかった)、そしてウスターソース、塩・胡椒で味を整え、味と濃度が付いたら火を切る。

オニオングレービー風味のバンガーズマッシュへ

こうすると、チーズマッシュが尋常じゃなく活きてくるし、ソーセージも1ランクUPする。

自分のイギリス料理が1ランク何かがUPした様に感じた瞬間だった。

イギリス料理って美味しい。
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ホースラディッシュでチキンを食べる。

2016年11月13日 | 素材
尋常じゃなく自分には美味しかったので。

以前、手に入れたホースラディッシュを安易だが

フライパンで焼いたチキンに付けて食べただけで、尋常じゃなく美味しかった。

大した事をしていないんだけれど、他人はどう言おうと、自分はコレが好きだ!!

寂しいので自家製柚子胡椒の写真も。



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青唐辛子の酢漬け

2016年11月13日 | グルメ
辛いものは苦手なのだが、フラワートルティーヤでハラペーニョが売っていなくてサルサが無い時、どうしたものか?と考え、偶々柚子胡椒を作った時の青唐辛子が余っていて、そうだ、これで酢漬けを作っておいてそれを利用しようって。

先ず、作る酢の量を量ろうと瓶に水を入れ、それを計量カップで量っておいてから(このぐらいかな?)、

保存瓶を湯煎しておき、

(しまった底に布巾を敷き忘れた、ま、それでも出来るか、割れなかったし、90度で9分以上、蓋は変形するので4分ぐらい)

青唐辛子を扱う時はビニール手袋(もしくは軍手)とメガネやゴーグルが必要。

そしてカプサイシンが舞うので換気扇


本当はカリっとした生が好きなのだけれど(1度マカナイで生のまま食べさせられた、やはり外人とは身体的に違う!!と思った。)、1度、青唐辛子をサッと色が変わる程度茹でて(本当に色が変わる瞬間がある)

すぐに水にさらし、

ペーパーなどで水気を切って、

1.5mmぐらいの輪切りに切って(やはり軍手だと、染み込んでしまうなあ~、一緒に洗濯とかしたらマジ危険そう・・・、気を付けなきゃ)

とりあえず全部きり終わったので、瓶に移し変え、

お酢と砂糖(少々)を1度サッと煮立てたものをかける(後ろのタコヤキが気になる!!、これ気付いていれば、これに合わせても良かったかも?)。

蓋をして

少し寝かせて完成。
(作り終わったら、手と顔や首筋を一応、洗うこと、肌の弱い人は後でヒリヒリする事があるから。)

結局、辛いものが苦手な自分の中にサルサと言う辞書は無いので、まだサルサを作っていない。

麺類や、揚げ物、やきそば、チャーハン、これで酢漬けなども出来るらしいが、辛いものが苦手なので(食べられなくは無いが、自ら食べようとはしない)。

当然だがこういう保存ものは早目に食べきるのだが、どうしよう・・・


後日、とりあえず、「スープ春雨」の姉妹品でもある「フォー・ガー」に、青唐辛子の酢漬けと共に黄色いライム(←本来の熟したライムの色はこれで、日本人はみんな緑だと思っているから、薬で黄色に変えないようにしているものが多い、海外ではわりと黄色でも使われるらしいし、防ばい剤や防かび剤などの日本名で使われているポストハーベストも使っていないものを手に入れた)を搾って入れてみた。
(ニョクマムも入れようかと思ったが、市販のものは塩気が決まっているのでここは入れないで味わってみる、あまり色々入れると黄色いライムの味を調べる為なのに解らん)。

なんてことだろう、ベトナムで食べた味にかなり、近くなる!!
あの鮮烈さ、蒸し蒸しした暑い中で、店に入り日の光を避けて、フォーが目の前で茹ったりデザートを豪快に作るのを目にしながらカウンターで食べたフォーにそっくりだ、こんなにも再現出来るなら野菜とか入れれば良かった。
(野菜とか入れると、その水気で又変わってしまうのかな?)

今度から、防ばい剤・防かび剤(ポストハーベストの日本名)が入っていないライムを手に入れるのは難しいかもしれないけれど、唐辛子の酢漬けはあるので、ライムはポストハーベストを使っていないレモンで代用出来るし、こうしようーっと

写真と文章の所々は使い回しだが、この為にもう1個買うのもなんなので。

魚を捌いた時の魚出汁が余っていたので、魚貝系リゾットに使ってもまだ余っていて、仕方が無いので水で薄めて(そのままだと流石に臭いし)、サッポ○一番塩ラーメンのスープにし、この青唐辛子の酢漬けをスプーン2杯の汁と共に(素ラーメンだけれど)。

青唐辛子の酢漬けと汁を入れると、ワリとスゴイ、味に厚みが出る感じかな。3倍の立体的とは言わないけれど、2Dぐらいの厚みに輪郭が浮かび上がってくる。







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「戒め」と本当に美味しかった皮なしソーセージ。

2016年11月13日 | 今日の料理
豚肉の肩ロースを戻してしまって急用で使えなくなって予定が狂ってしまったので、ソーセージを作る事にした(ちょっと勿体無いが)。

肉を250g超荒く挽いて(ゴロゴロ形が残るくらい)、ボールに
・タイム小1
・オレガノ小1
・クローブを挽いたもの、指の先にホンの1つまみ(3~4粒と入っているか?入っていないか?ぐらい)
・ナツメグ1~2ふり
・塩小さじ1/2(やや弱←調整)
・胡椒1/2(やや弱←調整、白と黒や挽き方の違いもあるし)
・パン粉を120g~140gぐらい(↓写真の後に手元が狂って入れ過ぎたのが丁度良かった)

を入れてトゲトゲしたパン粉があまり手に感じなくなるぐらいまで混ぜて成型し、
油が抜け出ないように小麦粉をまぶして、油をひいたフライパンで焼くだけ。

軽く全体に焼き目がついたら白ワイン少々を投入し、アルコールを飛ばしたら蓋をして蒸し焼き(弱~中火ぐらいで焦げない程度に)。

最後に軽く転がして全体に焦げ目を付けて完成。

そんな美味くないだろうと期待しないで1本食べてみたら(5本弱出来た)、正直結構美味しかった。

・まぶした粉が油脂が染み出てしまうのを防いでいる。
・肉は成型して崩れるぐらいに荒く挽き、間にまぶす時に小麦粉を隙間に入れて補強
・炒め過ぎないようにしないと結構旨味の入った油脂が出始めるので、多少の強火も致し方ない。
・レモン汁を入れてレモン風味やパセリ風味、はたまたチーズ風味も面白いだろうな。
・とにかく加減が大事、広告の「やり過ぎぐらいが丁度良い」とは反対で、料理は「ちょっと足りないぐらいで丁度良いかな?」ぐらいで本当に丁度良くなる。

1食1本にして食べれば、大満足(特に何も味をつけないくても美味しいのだが)

余ったハーブ風味の油はこの後パスタにでもするか?、それとも炒め物に使えるか?、何かの入れ物に入れ、フランス料理のリヨンみたいにその家庭の風味のラードとして保存しておいてもよい。


19世紀(日本だとその頃、伊能忠敬が日本地図を完成させ、華岡青洲が三国志の華陀の時に失われた麻酔薬を世界で初めて分量から記して開発し、大塩平八郎の乱や、倒幕まで至っている)のイギリスの文献には、挽肉をまとめた皮無しの手作りソーセージが出てくるらしい。

後日も1回再現して、(今回少しパン粉を減らしたが前回手元が狂ったパン粉もやはり140gぐらいだったな、20gぐらいでこんな違うものか、クローブの粉も本当に2~3粒、塩はまあギリこの範囲内か、料理は基本ちょっと足りないぐらいが丁度良い)、レンジで温めたり炒めたり(少しシツコイと思ったら温め直すと油脂が出てしまうので好みの油脂の量になる)1本余ったので、肉料理をほぼ邪魔せずサッパリさせるタマネギ、更にキレが出るように鷹の爪の輪切り少々(ソーセージに胡椒が入っているので馬鹿みたいに辛いのは苦手だし少し減らした)と炒めて、パスタにした。

タマネギの切り方1つでも、表現したい味って出るってなんとなく気付いたというか思った

パスタを茹でながら、
上記の余っていたハーブ風味の油脂(最初からオリーブオイル使えば良かったかな?でも勿体無いし・・・)を温めたフライパンで少し溶かして(全部使うとシツコイので)、

タマネギを半透明一歩手前までパスタの茹で汁を入れながら焦げないように炒め、

輪切りの鷹の爪を投入

半透明まで炒めたら(こうすればなんとか輪切りの鷹の爪も焦げない)、

火加減や、焦がさない水加減でもそれはフライパンの中で表現され続けてゴールへ向かう。
(今回は誰もが喜ぶ子供っぽい味にしたかったから
子供の味覚は純粋に美味しいか?不味いか?しかないから、若いうちは味蕾が多いので素材の味も強く感じ取れるし、素材が高価だとか美容や体調がどうとか偏見や掛け値、打算がなく、味だけを見ている気がする。因みに”ワサビが食べられない”とかそういう中2病やメンヘラのフリもしない、純粋に食べられないのだろう、自分は子供の頃から食べられたが、ワサビ好きだったし=
だから無添加の白ワインとかも入れなかった)


切ったソーセージを入れ(冷蔵庫に入れておいたので硬くなって切り易い)

炒めながら、茹で汁で焦げないように調整(少し味も薄いぐらいで塩の味を決めてしまう)

アルデンテのパスタを投入し、味を完全に決めて、煽ってから自家製サルッシャのパスタなんてね。

しまった、久しぶりに作ったから調子に乗って自分の好きな薄味にしてしまった、自分の好きな味じゃダメなんだ(自分の美味しいと思う味はいつでも作れるけれど、TPOや目的に合わせて自分の中の引き出しをコントロールしながら、1つのものでもいくつも味が作れるようにしておくのが目的だったんだ)。

美味しかったんだけれどね。
(ソーセージに味が付いているし)

人によって味覚のポイントが違うからレシピはあまり書かないのだけれど)久しぶりにレシピを書いてしまった。
自分が忘れないように記録しておこう、自分が好きな味にしてしまった「戒め」と共に。
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牛乳パックの開け方。

2016年11月13日 | 飲食業
「明治」だったかな牛乳会社のHPの画像を見ていて(←gif動画って所が万人向けで優しく良い気がする)、牛乳パックの開け方を学んだ。

こういう役に立つ事を乗せてくれるHPって良いHPだと感じる。

両手でもいいから横に開いて、

反対っ側に1度折り曲げる。

で、中央を潰すように左右から押すと開く。

カスタードやホワイトソースを作っていて手が粉で汚れている時とか良いだろうな。
(まあ、大体は汚れていないが)

立場の弱い他人に強要する事はしないように心掛けてはいるけれど、知っていて学んだ事が出来ると、個人的には毎回ちょっとづつ嬉しい。
強要はしないけれど。


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使ったモノは所定の場所に!!。

2016年11月13日 | 飲食業
たいした事じゃないんだけれど、下に容器とか調味料をまとめて立てかける時、箱に入れれば良いんだなって知った。

これなら大掃除の時、ラクだし、所定の場所に戻せば人が通る導線を邪魔する事もないんだな。
これは名案!!
(皆やっているのかもしれないが)


仕事がデキる人は「必ず使ったものを、馬鹿みたいでも直ぐに1mmも違わず同じ場所に戻す」という言葉もある(本当に1mmも違うという事は無いが、そのぐらい気を付けている意)。
  ↑
結構、周りの次世代達は見ているんだぜ。

普段、事務所やデスクワークでは、使ったら絶対に同じ場所に戻していたのだけれど、長い人生を過ぎてからどうしてこんな事に気付かなかったのだろう?と気付く時も多々ある。

きっと、「慣れ」が何かを気付かせなくするのだろうな。
初心を忘れないように気を付けよう~っと。








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紅茶から心掛けを学ぶ

2016年11月13日 | 飲食業
忙し過ぎて少し抽出し過ぎてしまったけれど、久しぶりにどうしても紅茶のストレートが飲みたくて、シュウ酸カルシウムなどは気にせずミルクを入れないでストレートで飲んだ。

やっぱい美味しい!

なんでこんなにも美味しいのだろう?、それは茶葉の発酵によるコクだと思うのだが。

それはそうと、紅茶を飲むと、以前といってもかなり前に書いたティオペペの記事ではないが、なぜか、こう、やる気というか勇気が出る(気がする)。
屈っしない強さというか、眠っていた誇り高き精神を高揚させてくれるというか。
そういうのを感じるのもあって、紅茶が好きで好きで仕方が無い。

結石が怖くて、
(なんとか痛くない治療方法は開発されないのか?、nanoの内視鏡とか何か、胆石の2倍痛いし、なんていうか、こう、プロレスラーでも転がるように痛がる人が居るというし、逆に普通の人でもなんか痛いなあ~ぐらいで動ける人も居て引っ掛かった場所によって痛みに個人差はあるが磔にされて槍で貫かれている様な痛さだ、そのぐらい痛い)、
ここの所我慢していたが、何か無性に飲みたくなって。
まあ、昔みたいに毎日本当に1日5杯ぐらい紅茶を飲んでいたように度を越さなければいいのかな?ってやっと心の整理がついた。

そういう所から、食物が与える心身への影響や、食育について凄く考えさせられる瞬間が紅茶を飲んでいてあったんだ。
食べ物が心に与える影響の大きさってもしかして大きいのではないのだろうか?って。
自分でツナを作ったり、ソーセージを作ったりしている中で、実体験として頭ではなく身体で理解したというか。そんな感じ。

WHOの健康への指針は「健康とは心身ともに~」という条文があるように、食べ物による心身の成長に与える影響力ってスゴいのではないだろうか?と。

昔の尊敬する先輩が言っていたな、「美味しいものって身近にある幸せですよね」って。
今も何も知らなかった自分に教えて頂いたその言葉を心の基礎にしている。
大局的には食事や食べ物が与える心身や成長への影響の意味も含んで解釈しても良いのかな?と思う今日この頃。

それを紅茶1杯から知れた。
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