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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

チーズをカジキで包む

2016年11月13日 | 素材
味覚って人間それぞれの個人差があるし(だから進歩・進化をしてきた)、同じ人間なんて絶対に居ないから、「これでどうだ!!」と押し付けがましく出される創作料理が大嫌いなんだけれど、
硬いカジキマグロの美味しそうな食べ方を何かで観た日から自分も作ってみたいと記憶にこびり付いて頭ん中から離れなくて安いカジキが手に入ったので作ってみる事にした。

先ず、イギリス料理のローストチキンのフィリングの様にパン粉とハーブを混ぜ、そこにチーズを混ぜておく。


そしてカジキだ。

これを上手い事、横に切り裂いて、切り取らないで開き、塩・胡椒をする。
(何回かに分けて、最後両端にだけ切れ目を入れると開き易い、上手く言えないけれど)

先程のフィリングを乗せて巻く。
(わりとタップリ乗せても巻ける)


ミニフライパンでソースを作っておいて(今回は急いでいたのでパセリ&バター)。


温めたフライパンにバターを拡げ、

巻き付けた面を下にして焼き始める(身に早く火が入るように蓋をしてもいいだろう)。

返しながら全面を焼く。

と同時にミニフライパンに作っておいたソースを温め(温め過ぎるとパセリの香りが飛ぶので要注意)、カジキと同時に皿に盛る。

こんな感じかな?

味はイマイチだけれど、チーズが溶けてこぼれ出てフライパンを洗うのが大変かな?(←お湯をかければある程度なら直ぐ溶かせる)と恐れていたが、パン粉のお陰か?ほぼ(薄く5mm角ぐらいか)こぼれ出る事も無く、完成する事が出来た。

こんなワザがあったんだな。。。

急にどうしても作った事もあったので、次回はもっとソースを研究しようと思う。







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感謝を感じた、粉入れ。

2016年11月13日 | 飲食業
たいしたことじゃないんだが、ふと、揚げ物の粉の後片付けをしている時、忙し過ぎて(料理を作るとなると次々身体が自然に動いて同じ材料で、あれも出来る、これも出来ると派生系で作ってしまって、まるで司馬遼太郎の書く「燃えよケン」いや「燃えよ剣」の油小路で逃げ遅れた藤堂平助・服部武雄・毛内監物の如く手練れが死地へ死地へと飛び込んでしまうように作り続けてしまう)手元が狂って(←揚げ物をしている時は危ない)余ったの処理をどうしよか?と思ったが、

キレイな粉と一緒にする訳にもいかないし、今からお好み焼きを作るのも疲れているし、ビニールに入れるにもビニールの口がフニャっと倒れ、こぼれそうで勿体無いから、瞬間考えると、

そうだ、コップにビニールを立てて入れて、

1度紙に出して時代劇に出てくるように昔の粉薬の飲み方で入れればこぼれないんだなと。

お米も裏紙もそうだけれど1粒1粒・1枚1枚がお金なんだものな、それが地球への感謝だと思うし。

普段の日常生活での心掛けって自分を鍛錬・成長させる上で大切な事だと思っているし、実際に仕事が出来る出世している上司達も、出来ない組織に居てもらっては非常に皆が迷惑で困る上司達に比べると、その辺の普段からの日常が見ていて全然違っていた。
勉強とか、3ヶ月に1度は勉強し直さなければ技術が次々変化していくとIT業界で言われるPCの事ばかりアタマに詰め込むよりも、こういう事が人間として向上心だと思う。
それに対して、人生の結果が付いて来ているんだろうな。


実際に、そういう人達を何人も見てきたし。


自分は拙いから、自らは中々そのレベルに立てないし、気付かないけれど、先輩・先人達をお手本にする事ぐらいは出来るかなって。
教わった事を実践するのも、尊敬とかリスペクトするという事になる気がして、その人が見ていない所でも実践している。

感謝だ。

陰に陽に見ていない所でパワハラをするデキい上司のパワハラから命を救ってくれたし。
出来ない上司の、
  ↓
・自分の仕事を評価してもらう為に資料のページを増やすとか、
・ご老人にPCの操作方法や仕事を教えないで、上に立とうとしたり、
・頑張っている感を出す為にワザと仕事をギリギリに終わらせてそのスリルを楽しむとか有り得ないわ。
・17時から仕事をしだすし(←みんな頑張っているのに、こういう奴が居るから、経済界主導の残業禁止になって時間内で終わらせるように馬車馬で働かす、新たな奴隷制度が生まれた、新しいパワハラのカタチだよ、「法に触れさえしなければ問題ないでしょ?」って実際に言われたし)。
・すぐ嘘をつく(伊達政宗の遺言の「智に優れれば嘘をつく」という言葉は本当だと思う)、
・言い訳も嘘だし、
・お局さんに逆らえないし。
勿論、そんな上司の下では大なり小なり、事件・事故が多発しまくるし(絶対理由はある、火の無い所に煙は立たない)、こんなヤツ(ら)から救ってくれたのは、現場叩き上げの仕事が出来る上司だった。

馬鹿とか管理職でないと言われても、なんと言われても、いつまでも現場第一主義で人生を過ごしていきたい。

業種・職種を問わず。

それが一番近いし、「急がば回れ」だ。











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ジャージー牛乳

2016年11月13日 | グルメ
イギリスの牛が原産(ジャージー島のジャージー種)の、ジャージー乳を飲んでみた。

乳脂肪率が平均で5%と言われるので、さぞクリームみたいなのかな?と思ったが、低脂肪の牛乳と生クリームの中間やや牛乳寄りか?という感じだったが、よく味わうと甘味があって、やや普通のよりトロリとしている。
(こんなに飲んで大丈夫だろうか?お腹ピーピーピーにならないだろうか?普段低脂肪しか飲んでいないし、黄色人種は少し乳成分を分解する要素が弱いらしい、案の定、ピーピーピーではなくて、ちょっと重苦しくなった、飲み過ぎたか・・・)

味はマイルドで、昔、牧場で搾りたてを飲んだ牛乳とかに比べると青臭くもない、
なるほど・・・

海外でチーズが日本に比べ格段に安かったり、海外の料理やイギリス料理・北欧料理・菓子類が生クリームや牛乳・バターをよく使うのは、良質のクリームやミルクが日常的にすぐ傍で手に入るからだという。
ジャージー牛乳にはバターや乳製品に生成し易い脂肪分が多く含まれている。

小麦粉なんかも日本の製粉の方がキメが細かいので、良いか悪いかは別として同じように作っても同じようにならない事があるらしい。
(本格的にやるなら、そこは製粉業者さんにお願いするしかないのかもしれないが)

「ミルクティーにしてみた」

MIA(Milk in after)で忙しい時に普段、飲んでいるミルクティーと同じの見方で比べてみて、やや若干まろやかかな。
(生クリームで割った時の方がまろやかさが凄い気がするが、毎回そうもいかないので)

ジャージー牛は大人しく人懐っこい性格で、600年ぐらいその品質を保っているらしい。
ただ、その牛乳は搾乳量が少ない為、牛自体の生産量が少ないので、稀有な牛乳だ。
因みにこの牛は食肉には向かないらしい。











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フィッシュケーキ

2016年11月13日 | 素材
マッシュポテトが余っていたので2.5種類(?)の「フィッシュケーキ」を作ろうと思った。

パセリとディルを用意するのだが、ディルをサっと洗ってよく水を切って刻んでおく。
(そうそうディルなんて普通の家庭では常備していないから、無ければパセリだけでもガンバレば?代用出来るんじゃないかなー?、でも最初だからディルもわざわざ手に入れた、どうせイギリス料理ではタイムと共によく使うし、一応、これも魚料理だなので・・・)

パセリは買い置きがあった。

ただボイルしただけの鱈と鮭を(酒を入れるレシピを見たけれど無かったので、料理用の無添加白ワインを気持ちホンの少しだけ入れて臭みを取った)

ほぐして、骨を取って(焼くより茹でる方が骨が取り易いかも、なんかそんな気がした)

これで基本的な下ごしらえは終わり(流石はイギリス料理)、

それぞれに混ぜて、

鱈にはディルだけ、鮭のマッシュににはパセリとディルを小さじ1づつぐらい。

今回は余っていたマッシュポテトなので元々塩・胡椒・バターで味は付いているが、本来ならバターをそれぞれ多少足す。


胡椒

鱈の方にはマヨネーズも(ちょっとばかり入れ過ぎたか)。

それぞれ小分けにし丸め、一応空気を抜きながら成型する。

ちょっと遊びで2つほど鱈と鮭のMIXを作った(巷ではホタテやその他の海産物でも出来るらしい、なるほどそういう自由さがこの料理にはあるのか、絶対これでなければというものはないのだね、威厳と伝統があるように見せているワリには意外に自由にやって味がなんとかなってしまう!!所が自分がイギリス料理の好きな所なのかもって少し気付いた、シャパーズパイやカンバーランドパイの違いの様に・・・)。

あとは普段トンカツを作る時みたいに、小麦粉、溶き卵、パン粉を用意して、

1個1個作ると卵で手がベトベトになるから先に小麦粉を全部に付けて、

あとは単純作業で卵、パン粉の順に付ける。

食べきれないから冷凍バージョンを作って実験しようと、ラップに包んでそれぞれに名前をつけて見えるようにしておく(因みにメモとフィッシュケーキの間にラップの切れ目でも入れておかないと稀にくっつく、自分は1個だけくっついて大変だった、放置しておけば取れたのかな?)。
鱈↓



ミックス

少し多目の油で焼いても良いのだが、まあ無難に揚げる(大丈夫かな、破裂しないかな、一応空気抜いたから大丈夫だろう、基本全ての材料に火が通っているしカリっとして温まれば)。

鮭には好みでオランダのクリームコロッケみたいにマヨネーズを添えて(自分はいらないと思った)食べるのだが、そのままでも結構ガツンとくるのでスコッチの炭酸割り(ハイボール)に合うかも。

鱈はそのままでたべるのだが、多分1番美味しかった、一番自分が考えるイギリス料理っぽい味に仕上がったというかスコッチの水割り(超薄いんだけれど)との相性が一番良かった。ハイボールにも向くし、万能型選手というか、これが1番好きだな

ミックスはマヨネーズを一応付けた。う~ん、やっぱりこれは微妙だけれど、余った材料とかで成立しなくもないって感じ、ハイボール向きかな(結局パブメシに近いんだけれどね)。


※添えるレモンは防ばい剤or防カビ剤(ポストハーベストの日本名)入りしか売っていなかったのでパス(未来の人々に無理矢理喰わすな!!って感じ)。

余った煮汁は白ワインを入れてなければ日本人は味噌汁やお吸い物(アルコールが飛んでいるからそんな香りはしないんだけれどね)、イタリア人は魚貝系のリゾットに使える。


フライパンは油が固まる前の熱いうちに鉄の油容れに戻してカスは拭き取ってから洗い処理してしまうと片付けがラク。


後日冷凍のもの3パターンで調理して実験。

1個はそのまま揚げて、多少ハネる!!

げ、低温で揚げても中々火が通らない(中が冷たいどころか凍っている)、なので2度揚げ

他はレンジでチンして解凍し(2個で30秒で良かったかも)。

1個はそのまま揚げたら戻し過ぎたのか解けてきたので、最後の1個はサッと薄力粉と水を溶いたものとパン粉を付けて、

冷凍した水滴の水分が一気に蒸発したのか(魚にも水分が含まれていたろうし)戻し過ぎか、カタチが壊れ易いので

上からもパン粉を。

結局、急がば回れで再度パン粉を付けたものが一番まともで早かった。

味は~、やっぱり冷凍前より作りたての方が美味しかったな(まあ時間がなくて結構保存しておいたのだが)。

基本、コロッケなのでご飯に合う。


因みに、ディルを使わないでパセリでけや余っているハーブ(タイムなど)を混ぜてパン粉をつけずにそのまま揚げ焼きするスタイルもある

が、焼く時は、マヨネーズを控えるか入れず、成型してから1度冷蔵庫で固めてから焼かないと、崩れ易くて、こう失敗例する。↓

味はカリっとして美味しいのだけれど。








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何度も使えるシリコンラップ。

2016年11月13日 | 調理器具
飲食業の悩ましき問題の1つにサランラップが1回使うと捨てなければならないことなのだが、とてもECOじゃないと罪の意識にさいなまれるし、勿論仕入れ代の他に消耗品費として帳簿に計上しなければならなくなる。

借り方/貸し方だっけ、

費用/資本金

で費用が発生すると、資本金が減るのか。

そんな大問題を解決してくれるのが、シリコンラップ。

後ろの何度も使えるセロハンを剥がして、

容器にかけるだけ。

使い終わったら、洗って乾かし、又剥がしたセロハンを貼っておく。

何回使えるのだろう?

本当に助かる!!

世の役に立つ製品だ!!






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黄色いライムが本物だった。と簡易にヘミングウェイ風モヒート

2016年11月13日 | 飲み物
黄色いライムを見付けたのだけれど・・・

ライムって本当は黄色って知らなかった。レモンみたいに青から→黄色になるらしいけれど、日本人はライムは緑っていう固定観念付けがされているから、薬とかで無理矢理色が変わらないようにされているとのことだった。

知らなかった。ライムが黄色だって。

海外では、ワリとライムは黄色で使われるらしい。
・色が変わらないようにする薬や
・防かび剤、防ばい剤(両方共、ポストハーベストの日本名、量販店とか行ってみ、売り場を見ると見えるか、見えないかの小さな文字で、これらの表記か詳細な薬品名が書かれているから、レモンやオレンジ、グレープフルーツみんなそうだ、私達が生まれる前から何故か食品添加物扱いにさせられている)が使われていないし
(TVや映画を見て、BRAやヘミンウェイの小説で憧れて、今まで私達は何を食べてきたのだろう?

先ず味のイメージを掴もうと、酸っぱいだろうなー、嫌だなーと思いつつも、恐る恐るそのまま食べてみると、お、これは緑のライムよりも酸っぱくない、なんというか・・・食べられる、酸味、甘味、風味、のバランスが良い風味がやや優っているかな
今まで酸味が強過ぎて解らなかったのだな。
当然熟しているので糖度が(最高)14度ぐらいまで高くなるそうだ。
まあ最高が14度だから、10度前後、普通の緑のライムでは10度は超えないだろうな。

ということで、なるべくそのままを活かした食べ方で食べてみる事にした。

生牡蠣(好きなのだけれど、当たり癖が付いているのでお店に迷惑をかけると申し訳ないからあまり外では食べないようにしている)

う~ん、レモンのイメージが強過ぎて、優しい。(ポストハーベストも使っていない&無農薬のレモンが残っていたので食べ比べてみると)でも酸味が苦手な人は良いかも、より自然な牡蠣の味を味わえる

次に、カップ「スープ春雨」の姉妹品でもある「フォー・ガー」に、青唐辛子の酢漬けと共に搾って入れてみた(ニョクマムも入れようかと思ったが、市販のものは塩気が決まっているのでここは入れないで味わってみる、あまり色々入れると黄色いライムの味を調べる為なのに解らん)。

なんてことだろう、ベトナムで食べた味に、かなり近くなる。
あの鮮烈さ、蒸し蒸しした暑い中で、店に入り日の光を避けて、カウンターで食べたフォーにそっくりだ、こんなにも再現出来るなら野菜とか入れれば良かった。
(野菜とか入れると、その水気で又変わってしまうのかな?)

「飲み物」で
ジンが余っていたので、ジントニックに、途中でちょっと搾り入れて、お、これは本物(←自然という意味の)優しい味。

ついでに余ったトニックウォーターでウイスキートニックを洒落でやってみたら、割り合いいけた。
(こっちには勿体無いので黄色いライムは使わないで)

ウマいじゃん、これ。

最後に、大体、作家の味と自分の味が同じかと言われるとぶっちゃけ同じなんてありえなくて、自分には合わないのだけれど、ヘミングウェイが好んだとされる(←それすらもガセという噂もある)モヒートの飲み方を、この防ばい剤・防かび剤が使われていない健康的なライムで。

作り方を調べると、なんか、色々な作り方が出てきたが、一長一短があるので良い所取りとまではいかないけれど、「なるべく重なる情報が本物だ」とワリと疑い深い武田信玄(まあ、戦国武将は猜疑心が強くないとな、生きていく為に)も言っているし、

・で、どうやら、ミントの葉を茎ごと小さな擂り鉢とかで擂り潰すようだ。
げっ、メンドクセー、
・アイスもクラッシュアイスにするらしいし、
・それにヘミングウェイはモヒートを飲む頃は糖尿病で砂糖の入ったカクテルは飲まなかったという情報もある、小説内にも出てきていないらしいし、確かに「海流の中の島々」に出てきそうなものだが、シンライム的なものが多かったような。
(何度読んだか、今更この為に読み返すのもなんだし、もう1回読み返すなら「老人と海」を読む、が今、モンテクリスト伯を読んでいて、いい加減読み終わらないので・・・三銃士も本当は11巻ぐらいあるっていうしデュマ長過ぎる・・・)

う~ん、とりあえず、砂糖ではなく手作りシロップを作って冷ましておく・・・モヒートを砂糖ではなくストーンズの様にブラウン・シュガーで作るとまろやかになると聞いたので、ブラウンシュガーでシロップを作る。

ブラウン・シュガーはそのまま舐めるとアタック感が丸い気がするのだが、加熱したり他のものに使うと結構アタック感が立ち上がってくるので、少量で調節しながら、甘いものの摂取を避けていたヘミングウェイもシロップを2ダッシュしか入れないビターテイストにしていたらしいし、適度な量で。
(直ぐ冷めるし)

冷ましている間に、氷を砕く(少し荒くした方が良い)、

で、ミントの葉と茎も2枚刃のフードプロセッサーでそのまま大まかにペーストにする(擂り潰すと同じじゃね?)。

少し回りが悪いから、砕けきれなかった氷を入れて、

で、豪快に混ぜていく、バカルディなどのホワイトラムが無かったので、この為に買いたくないから、普段飲まないし、映画ラム・ダイアリーの自家製ではないが、製菓用のダークラムでシロップを減らして45ml。ハンター・S・トンプソンのようなゴンゾー主義のジャーナリズムで、自分の場合フィクションは絶対に無いけれど。

黄色いライムがもう少なかったので、突っ込んじゃえ。


うん・・・、あれ?

・これ普通のモヒートより優しいな、もっと力強いのをイメージしていたのだが、勿論ちゃんと作っていないから違うのかもしれないが、なるほど、イメージする所は解った気がする。
(ミントが嫌いな自分がアリだなと思った、じゃあ作んなよって感じだけれど我慢して作った)

優しいのはブラウンシュガーを使ったからか?(しかもシロップで)、多分そうだろうな。

・氷はクラッシュにすると、すぐ溶けて薄まってしまうので、キューバの日差しならラムとかを濃くするか(←恐らくこれだろうな)、クラッシュにしなくても良いのではないか?

・黄色いライムは糖度が高いので、シロップを少し減らしたが、やはり普通のモヒートみたいに多少は甘い方が良い。
ただ、氷が溶ける前は尋常じゃない優しさとバランスだった。

なるほど・・・






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イングリッシュマフィンとコーングリッツとセモリナ粉

2016年11月13日 | 素材
イギリスだかアメリカだかが発のインギリッシュ・マフィンを作ろうと思った。
三鷹の方で急遽乗換えで途中下車した時に美味しいイングリッシュマフィンがあって、ハマってしまって・・・。

強力粉に水・塩・ドライイーストを混ぜてから

ヨーグルトを混ぜる。

生地を手首で伸ばしては向こう側に伸ばして、

普通のパン造りみたいに伸ばしてを繰り返し

滑らかになったらラップをして1.5倍ぐらいになるまで寝かす。

濡れ布巾でもいい

膨らんだら

手で丸め、滑らかにして、

打ち粉をし、

まな板に乗せ、拡げ、打ち粉をして

型などで、くり抜いたら、



「ここで少し時間はさかのぼる」

イングリッシュマフィン特有のあの粒々したものを乗せようと思ったが、これを調べるとどうやらコーングリッツというトウモロコシを荒く挽いたものらしい。
その挽く荒さによって、
コーングリッツ・・・インギリッシュマフィンにふりかける粉

コーンミール・・・トルティーヤや小麦粉と共に混ぜてトルティーヤなどに使われる。

コーンフラワー・・・揚げ物や粉モノとして小麦粉の代わりに使われる。
と、
様々なトウモロコシ粉になるらしい。

ただ、コーングリッツを手に入れようと少し高級な輸入食材店にまで探しにいってあったのだが、アメリカ産とだけ書いてある・・・「遺伝子組み換えではない」とは書いていない・・・!!
う~ん、これは~、

少し困っていると、イングリッシュマフィンの粒々はセモリナ粉で代用出来るという情報を獲た(得たではなく獲たという気分だった)。
これだ、この解決法、で、そのままセモリナ粉をその高級食材店で探したが、今度は完成品ばかりで粉自体が売っていない。

なに~、ここまできたのに~と思い売り場を見ていると、そうだ、パスタにセモリナ粉が使われているじゃないか、これを砕けば、と家に帰ってパスタの裏袋を見ると、セモリナ粉100%と書いてあるではないか。
(しかもイタリア産・・・だと思う・・・)

で、パスタをパキパキ折って、胡桃等を粉砕するフードプロセサーにかける。


お、なんか粉っぽくなってきたぞ、まだ少し荒いかなあ~、

と完成させていった。

「くり抜いたら、バターを塗った鉄板の上に置いて」、コーングリッツならぬ、自家製セモリナ粉をかける(粉になっているでしょ?安心、安全だし)。

温かいところにおいたり、

布巾をかけて2次発酵させ(粉がくっつくよな)、

ラップで発酵させてもいい

2次発酵した生地に

鉄板をもう1枚被せて

オーブンで焼く。

フライパンでも出来るらしいので、油を敷いたフライパンで、焼成

こんな感じで

う~ん、やっぱり蓋をした方が火が入るのでは?

ま、一応、なんとかと思ったけれど・・・

中が少し生っぽい。も少し焼くか。

オーブンの方も、途中で蓋の鉄板をどかして表面を焼く

おお~、お~、ま、なんとかって感じ(まだ少し浅いか?)。

半分に割って、バターと自家製マーマレードを付けて、うわ、これ、ハマる、周りカリ、中はモチっ、これが日本人が好きな食感と言われる。

片方は目玉焼き、もう片方は自家製ツナとアボカドを乗せると最高に美味しい。

結構、楽しめた。

型も使わず、とりあえず作り方の流れは覚えたけれど(普通のパンとほぼ同じなんだな)、まだまだ納得はいかないな。

今度は型を作って、ちゃんと挑戦したい。

とにかく、コーングリッツというものを覚えたし、それがセモリナ粉で代用出来る事も覚えた。





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ついにフライパンを買った

2016年11月13日 | 調理器具
「弘法筆を筆を選ばず」で道具ではないでやってきたけれど、流石にコート加工が取れて傷が付いたフライパンでは、もう限界な時があって、ソースパンぐらいに小さいものだけれど、フライパンを流石に買った。

調べると、
フライパンの種類は、

鉄・・・使い込む程に焦げにくくなり表面コート加工してあるものより経済的、熱伝導率高いので焦げ易い、錆び易い、使用前の手入れが必要になってくる。重い。

アルミ(コーティングをしていないもの)・・・熱伝導率がかなり高い為、焦げ付き易い(だからイタリアンはオリーブオイルを結構敷いてそれを防いでいるのかな?)、高温や、炒め物・焼き物に適していないらしい。高温、高アルカリ(アルカリ=ザッと調べた限りではミルク系や身体に良さそうな植物系のモノが多そう)、強い酸性に弱いと、一体何に適しているのだ?という感じ。作る料理を択ぶだろうな。軽いけれど。

ステンレス・・・鉄と違って錆びないが、熱伝道が悪いので、熱ムラや温度調整が難しく焦げ易い。重い。

鋳物・・・鉄を1回溶かしてから作るもので、様々な料理に万能で、熱伝導が非常に良くビーフシチューなどの余熱調理にも向くが、とても重くて煽ることなどは、頑張らないと無理らしい。焦げ付き易いし。

表面コート加工・・・焦げ付きにくいが、コート加工が落ちると普通のフライパンより焦げ付くので買い換えなければならなくなり非経済的でECOにも感じられない。

他にもチタン、ガラス(そのままレンジやオーブンに入れられるが割れ易い)、銅などがあるらしい(詳しくは色々調べて下さい)。

勿論、お店の人にデメリット・メリットを訊いても答えて下さる。
やはりプロに訊くのが1番!!

大きさも口径18cm~20cm・22cm・24cm・25cm・26cm~と色々ある。
(先にかける場所や置き場の寸法を測ってから買いにいくと良いだろう)
そして今回、大きさが22cmが欲しかったので気に入った22cmのフライパンがあったのだが、取っ手のカバーが付いていなくて、中華やレストランみたいにコンロが沢山ある訳でもないし、そこまで火力を強くはしないので取っ手カバーが欲しいなって。

専門店の専門的なポジションならともかく、何種類も違うジャンルのものを秒単位で洗い物をしながら作る時、ちょっと急いでいると熱い取っ手に素手で触れてしまいそうで、怖いので、
焦っても危ないけれど、怖さが遅さに繋がるし、焦る事で怪我をすることもあるし、余裕を持って調理したくて、タオルや布巾を持って、力弱いし、煽るとスッぽ抜けそうで、まだ自分の段階とジャンルでは取っ手が欲しいなって。

ネジとか取っ手が緩んだり、古くなったり、溶けたりしていないか、よく注意して使えば、今の段階では必要ないかな?と取っ手付きで、口径20cmだけれど最初の段階は鉄フライパンにした。
次は取っ手カバーが付いていない重いフライパンを扱ってみたい。
(年を取って腕力が落ちる前に)

「鉄フライパンの下準備」

鉄フライパンは初めて使う前に油を馴染ませる必要がある。

新品の油は勿体無いので少し古い油を大さじ4杯~5杯入れて火にかけ(火を点けた時、コンロの火が入らないように注意してね)、

煙が出てきたら、弱火にして少し焼き

適度な所で火を切って箸などで火傷をしないようにソッと使ってキッチン・ペーパーでよく馴油を染ませつつも出荷前の錆び止めコーティングを拭き取る

写真を撮りながらだから冷めてしまって、もう1回温め直したら少しフチに焦げが付いた(早速焦げたか?)。
で、フライパンと油が冷めた後、この出荷前の錆び止めコーティングが溶け出した油を古いまだ使える油容れに戻す訳にもいかず、かといって捨てるにも環境に悪そうだし(水道が詰まったら大変だ)どうしようと迷っていたが、ボロで吸い取りながら拭き取ることにした。

その後、よく水洗いをして(洗剤は使わない方が良いらしい、正直中々油が落ちなくて、洗剤が染み込んでいるスポンジも使えず、紙をもう1回使って油を洗った)。

で、よく拭いて、乾燥させてから収納(うちはかけているので、そんなに無茶苦茶に乾燥させなくても大丈夫)

使っていると良い色になってくるので、

油を染み込ませてお手入れ。

火を強くし過ぎて取っ手に火が当たり過ぎると、取っ手が短いとプラスチックが溶けるから要注意だな、事故ったら一生ものだしな。

だから「事故に繋がるので取っ手の無いフライパンがある」と言われたのか。

奥が深い!!

だが、楽しい。
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イギリス式の苦い皮有りマーマレード。

2016年11月13日 | 素材
以前、皮無しのイギリス式苦いマーマレード(マーマレードはイギリスが発祥)を作ったが、やはり皮有りも作ってみたくて、無農薬のレモンが安く手に入ったので作ってみた。

今回は果汁を鍋に手で絞って、中を皮無しマーマレードの時に見せた技術で、くり貫いたら、

皮を切るのだが、イギリスでは皮は分厚いのが好きな派や、薄いのが好きという派など、人や家庭によってコダワリがあるらしい。
で、自分は薄いのが好きな派だから、量が多くて、これが中々に面倒。

う~ん、そうだピーラーの皮むきを使おう!!

お、これは尋常ではなく早いぞ!!(但し手を切らないように調子に乗って1回ヤベって思った時がある)
あっという間にこんなに。

果汁の入った鍋に入れて、レモンだけでは足りないと思われるのでオレンジ100%ジュースを足しみて(作れるかなあ?、でも原理的には合っているんだよな)、水を足して、

レモンの種と白い部分をこし袋に詰めてタコ糸で結って(『結って』なんて日本語は中々現代では使わないよなー、久しぶりに使ったら結構、気持ち良い気がする)、

鍋に入れて、

時々アクを取りながら中火で1時間煮て皮を軟らかくするのと皮にジュースの旨味を染み込ます。

コシ袋を出して、手で搾ると熱いから皿で挟んで天然のペクチンを搾り出す。
(この柑橘類の白い部分と種に天然のペクチンが含まれている)

鍋にペクチンを搾り入れ、前回作った皮無しマーマレードがゼリーみたいに硬過ぎたので、そこにポチャンと滑り入れ溶かしてから、味を見ながら砂糖を入れ、

アクを取りながら20分ぐらい中火で煮る。

トロミがついてきたら、冷凍庫で冷やしておいた皿でリンクルテストをして、

完成。

熱いうちに煮沸した瓶に詰める(冷えると固まるし、味も変わる)。

相変わらず、イギリス式は苦いが。

数日置いて、落ち着かせてから食べると随分印象が変わる感じになる。

100円のビスケットとマクビティのビスケットに乗せてみた。

マクビティのビスケットはちょっと美味し過ぎて塩味が絶妙なので、逆にそれを壊してしまうから合わなかったけれど、100円の素朴なビスケットは塩味が強くないので、その心地良い適度な甘さが、マーマレードの柑橘類の風味を引き立たせてくれる。
(これはスゴイ)

それに甘いものと合わせると(日本人でも?)苦くない。

イギリスの小説を読むと、バターをたっぷり塗ったカリっと焼いた10枚切りのトーストにこの苦いマーマレードを塗る描写が描かれている。

で、実際に10枚切りではないけれど、少しカリッと長く焼いて(そのままのモチモチしたパンが好きなのでトーストはあまり好きでは無いのだが)、バターを多めに塗ってこの苦いマーマレードを塗ってみた。

よく解らないので、薄い所と分厚い所と1枚に2箇所検証したが、いやはや、これって美味しい。
イギリス人が伝統的に、バターと苦いマーマレードを合わせるのが美味しいと言って何百年も続ける理由が解った。

以前、お肉のギネスビール煮込みを作った時、多目の油脂分によって苦味が消える(完全には消えないけれど、記憶のずっと向こう、うっすらとまでだったら許される範囲)と解ってはいたが、こんなにも美味しいとは!!
(一気にファンになった)

イギリス人にとって「苦味も旨味」という理由がやっと解った気がした。
だって、本当にマーマレードだけだと苦いんだもの。

日本人の自分は(←別に日本人代表ではないが)、この組み合わせを美味しいと思ったけれどフランス人とか他の国の人はどう思うだろう?

※因みに、このマーマレードでブレッド・バター・プディングを作ってみたら、もの凄い格式ある(高いか低いかは別としてクラシカルな感じの風味)感じになった。




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イギリス式の苦い(しかも)皮無しマーマレード

2016年11月13日 | 素材
柑橘系のフルーツを大量に貰った時に、どうやって処理しようか?迷って、折角だから、イギリス風の超苦いマーマレードを作ってみる事にした。

因みに、マーマレードもイギリス(スコットランドだったかな)が発祥、
スコットランドのダンディーという町で生まれた。
ダンディーの町に美味しくないオレンジが荷揚げされケイラーさんという商人がそれを全部買ったがあまりに苦くて美味しくないので困っていたところ、ケイラーさんの奥さんがsの美味しくないオレンジでジャムを作ったらこれがその苦味と砂糖が相まって美味しいのなんのという事でマーマレードは生まれスコットランド中に拡まっていったとのことで、強烈な苦味がある事が当時の名残りとして継承されている。
イギリス人にとっては苦味も旨味らしい、これとマーマイトだけは絶対に解らんが。
(後日、最初は解らなかったこの苦味が、バターと合わせるとこんなに美味しいの?って驚くことになるが、基本パンにも何も付けない派なので、この時はまだ知らなかった)

先ずフルーツを洗い水に付けてワックスを取る。

果汁を手で絞っても良いのだが器具を使ってみた。

皮と白い部分にスプーンを入れ、動かして取っていくというフルーツの皮を器にする時にの技術を使ってみた。

完全に白い部分を取る。

白い部分と種を布で包んで、アタマをタコ糸で縛り、

果汁と水を割ったモノに、入れ、

1時間煮る。
※普通、皮を軟らかくする為に1時間煮るのだが、今回果実の果皮が農薬だけでなく貰ったものなので防ばい剤、又は防かび剤(ポストハーベストの日本名)が散布されていると嫌だなと(ポストハーベストは果実の中にまで浸透すると何かに出ていたので、産地の外人はポストハーベストを食べていない訳だし)、今回を皮を使うことを止めたから、1時間も煮なくて良いのかもしれないが・・・

1時間煮たら、

白い部分と種が入った袋を取り出して、手で搾ると熱いから皿で挟んで、天然のペクチンを取り出す。
この作業がしたかったのだ!!

それを鍋に搾り入れる(ペクチンは果実のこの白い部分と種に含まれているという)。

ここでテスト用の小皿を冷凍庫に入れて冷やして準備しておく

砂糖と水を入れて、

アクを取りながらワリと強火煮ていく。

20分ぐらい煮てトロミが出てきたら、先程冷凍庫で冷やした皿に垂らして1~2分置いて指で押し、

シワがよったら完成してういる証拠。

一応、皮無しで出来たけれど、水の量が少なくて冷えたらゼリーみたいになっちゃった。

もっと大量に作れたのだな、ちょい失敗。

少し日にちが経ってからの方が味が馴染んで美味しい。
(但し、苦いが)

後日、日にちが経って、多少苦味が落ち着いた方が確かに食べ易いが、それでも苦い。

この納得いかない苦さがイギリスっぽいといえばそうなのかもしれないが、
なんとなく気質が表れているような・・・

コシ布は水に漬けて冷ましつつ滑りを取り、その後よく洗って干しておく。

また、マーマレードや他の何かで使うから。


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0.1秒を争う時の器具?

2016年11月13日 | 調理器具
これ、なんだと思います?

一見ピーラーに見えるけれど、実はこれ、ニンジンや大根などの千切りを作る道具なんです。
ほら、

でも、今の自分なら普通のピーラーを使って手でやってもさほど、時間は変わらないので、ずっと手でやってきた人にとっては最初違和感を感じるかもしれないが、金曜日の営業中など、もし、一刻の猶予を争う時、これが応用出来るかも。
(食感が限られてしまうのと、野菜クズが少し出るけれど、0.1秒を争う調理現場では・・・)
左:ピーラー+包丁、中央:包丁、右:千切りピーラー


次にご紹介するのはこれ(←なんかTVショッピングみたいだなー、1度書いてみたかったんだよな)、なんだと思います?

実はこれ、アボカドを一気にほじりながら裁断する道具なんです。

でも、長くなってしまうなー

そっか、最初から半分に切ればいいのか。

元々、アボカド専門店ならともかく、アボカドをオシャレっぽく出す料理はあまり好きではないのだが、熟し過ぎていたのか少し切り口が荒いけれど、調理をしながらも、お客様がレジで待っているとか、0.1秒を争う時、これは必要になるかも。

中々、自分の好きなモノだけ作っていられる訳ないから!

それにしてもよくこんなに創意工夫して開発したなー。

包丁でやってきたから慣れないけれど、慣れればもっとキレイに出来るだろう。
(大量だったり、鮮度を考えると時間との勝負だったりするよなー)


「少し前に流行った計量器具」

いつか使おう、使い方を覚えなきゃと、不安にかられていたのだが、ツイ昔からの計量スプーンが好きで新しいものに手を出すのを怖がって躊躇っていた。
でも、いざ「使え」って言われた時に、「慣れていなくて」は通用しないから、頑張ってみた。

当たり前だけれど本当に、目盛りどおりなんだな。慣れないものは不安で疑ってしまう。
まだドレッシングを作っただけで他のは慣れていないけれど、洗いが計量スプーンの方が慣れている。
(これもいざという時、何本もかけておかなくて済むし)









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検証、2種の果汁ゼリーと牛乳かん

2016年11月13日 | スイーツ
グレープフルーツは昔から好きなのだけれど、防ばい剤or防カビ剤(ポストハーベストの日本名、スーパーに小っさく書いてある)が気になるのであまり食べなかったが、大量に柑橘系の果物を貰ったので、どうしようか?と思って、とりあえず、ゼリーを作る事にした。
(あまりゼリーも好きじゃないんだけれど・・・食べられないんじゃないんだよ、好き過ぎると距離を取って公平に判断出来なくなるから)

グレープフルーツを横に切る。

うわっ、赤か!!、貰ったものだけら解らなかった(ルビー品種はややだけれど酸味がおとなしい気がする)、果肉を外す。

ある程度取ったら、皮の表皮と外皮の間にスプーンを入れ(ギザギザスプーンを使った)、

上下左右動かしながら

クルりと

で、皮だけ丸めて

房を完全に取る。

ゼラチンは動物性だから果汁の酸がコラーゲンを加熱した動物性たんぱく質を分解してしまい柑橘類やキウイな・パイナップル・メロン・生姜・パパイヤ・桃どは固まりづらいというので(果汁が全体量の20%以内ならOKらしい)、寒天とゼリーの2種類作るために果汁と果肉を2つに分ける。


「本当は同時進行で寒天を戻す作業と平行して行ったが、表記上解りづらいのでゼラチンでの作り方から」

ゼラチンが5mgほど余っていたので100ccのお湯で溶く

果肉に混ぜてから砂糖で味をみながら調整

これで1つ準備が完成


「寒天での作り方」(寒天ってなんとなく、海の香りがして人間の遠い記憶にある何かを刺激して清々しい感じがして結構好きかも、みつ豆とかも、甘いのはそんな得意では無いので黒蜜を少しなら・・・)

寒天を軽く水洗いをして、

水に漬けて戻しておく。

水に漬けてふやかした寒天を搾って

千切りながらお湯で煮溶かす

濾す(網の目を洗うのが大変だろうな~、でもこれが正式だから敢えて苦労を・・・本当はゼリー嫌いだからしないんだけれど、洗う鍋が増えて面倒だった)

砂糖を加えて

果皮の川に水を入れてその分量を計って、必要な分だけ、

移しかえる。

グレープフルーツゼリーを作る鍋の方に果汁と果肉を加え、

果皮の器の下に小さな器を置いて皮が転がらないように固定して果汁をゼラチンと寒天それぞれそそぐ。

余ったゼリー液はお椀にでも。

余った、寒天駅には牛乳(寒天の袋から牛乳の量は換算して)と砂糖を加え再沸騰させ、

牛乳寒天を作る。

やっぱり寒天を濾した時に網の目に詰まった寒天が洗いずらかった、溶かしたんだけれど・・・。

冷蔵庫で冷やし固める、やはり寒天の方が早く固まり出すが・・・それなりに時間を置けば両方出来る。

ひっくり返して(竹串とかを刺して)献上?しても、ホラOK?

くし型に切ると、ちょっと寒天の方が性質上硬かったのと、ゼラチンの方が動物性だからかコクを感じて美味しかった気がした、軟らかくて優しい感じというか(左のゼラチンの方が果肉を減らして果汁を多めにしたからかもしれないが)。

牛乳「かん」も順調に。

牛乳かんが余ったので、最後に、荒熱を取った少し甘めのコーヒーをかけてみた。

材料的にはコーヒーゼリーと同じだけれど、後味がサッパリするという感じかな。

もう既に誰かやってそう。
コーヒーリキュールとかの方が良かったのかも。








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柚子胡椒って作れる!!。

2016年11月13日 | グルメ
青唐辛子と柚子が余ってしまったので、柚子胡椒を作ってみようと思った時があった。

必要なモノは
・柚子(本当は青柚子だが黄色が余っていたので黄色にした)
・青唐辛子
・塩
これを2:1:約0.1だそうだ。
今回は青唐辛子が120gだから、柚子が倍の240g、塩が12gぐらいかな。

唐辛子を加工する時に目に見えない飛沫が飛び散るので・・・
そしてブルーライト遮断様の眼鏡やゴーグルと、手袋(ビニール手袋が良いだろう・・・が無かった)。

空気に乗ってカプサイシンが飛び散るので換気扇を回すのは必須!!


先ず、唐辛子のヘタを取り除く。

包丁でもハサミでも良いんだけれど半分に切って

バースプーン(マドラー)や小さなスプーンで中の種を取り出す(種があっても作れなくは無いそうだが、異常に辛くなるし歯応えが悪くなるらしいので基本どおりに)。

種を取っていると如実に解るが、かなりカプサイシンが飛翔している気がする、これは危険だ、そしてビニールをビニテ代わりにしていたが、段々イライラしてきてすぐめくれて唐辛子に皮膚が触れてしまうので、遂に軍手に。

なんとか全部取り終わったぞ(危険な作業だった)。

これを計量する(計量器にカプサイシンが付着してそこを皮膚で触ると結局は同じなのでラップで包んで量った)。

柚子を計る(皮でなくていいのかな~?デカイし1個はやはり重い・・・小さいのだったらいくつか、このまま量っていけばいいのだろうな↓)

とりあえずよく洗って、拭いてから、

使う分量に計測し直す(半分にしたら丁度240gだったキセキ!!)。

皮を削いで(包丁や「おろし金」を使う場合もあるが、包丁だと白い所を後で取らないといけないし、すりおろす時間は無いので、ピーラーを使ったらこれが抜群に上手くいくこと!!×2)

塩を計量して、

準備万端、

「ここから製作開始」

先ず、細かく刻んで

柚子、唐辛子、塩をフードプロセッサー4枚刃にぶっ込んで、

回転させる(みりんで伸ばしながら擂り鉢で擂るやり方もあるが、上記に書いた様に時間が無いので)。

お、出来た!!(なんともなしに優しい味、まだ馴染んでいないし)

そうだ!!、今回の目的は柚子の果汁を数滴足すと風味が格段に良くなると聞いていたので3~4滴少し足してみる。

そして又、回転させる。

煮沸消毒した瓶に詰めたり、

ラップに拡げて(←冷凍した後で必要な分だけ割って使い易いように)

空気を入れないように包んで

冷凍香が付かないようにジップロックに入れて冷凍する。


作り立ては、げっ、酸っぱい、塩気が強い!!と感じたけれど、数日立ったら凄く落ち着いてきて、味が馴染み、こんなにも美味しいものか!!と。
後から足す柚子果汁は本当に少しで良いと思う(少しでかなり変わるし、数日後に落ち着いた味とかなり違う)。


チキンに付けて食べてみたけれど最強に美味しかった。

怖い思いをしても、これは作る価値有りだろう!!

「洗い」
洗い物で結局、手に触れるんだよな・・・(ゴム手をすればなんとかだけど・・・洗濯物がヒリヒリするのは全身がツライだろうな・・・)

もう自分を守る事は無理だ!!

その時はなんともなくとも皮膚が弱い人は後で赤くなったりするらしいので全部が終わったら、顔と手をよく洗うこと!!

ビビりの自分は、首や耳の裏まで洗ったので大丈夫だった。

名産は九州各地や、宮崎(宮崎地鶏の炭焼きに添えるからか?)・徳島・高知(四国も柚子が名産なのだな・・・なるほど)で、お土産にしか食べられないと思って神の様に崇めてここぞという時しか食べなかったけれど、作れるなら。
(だって、お土産って高いんだもの、高価なイメージしかなかったので使う選択肢から消していた)
ネットによると発祥は大分県という説があるらしい(まさかの何気にやるな、大分)。
鍋物、刺身や味噌汁にも使うのか!!
(高知のカツオのタタキとかにもニンニクや生姜でなくても合うのかな?)

・赤唐辛子でも作れるし、
・青唐辛子の季節は7月~9月
・青柚子の季節は8月~10月
・黄柚子は11月~1月
か、覚えておこう。

餃子で食べてみる。

美味いじゃないの!!

お店で出来なかった大好きなチーズと大好きな柚子胡椒の取り合わせ。

意外に「おっ」って感じの味で、自分は嫌いじゃない。
(チーズが好き過ぎて、食べ物の味と距離感を保てないから遠慮がちに言うが)
これでご飯とかやったら美味しいだろうな



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カレー味の唐揚げ。

2016年11月13日 | 今日の料理
カレー味の唐揚げがあったので、

カレーの風味が油に付いてしまいそうで、揚げた後の油が使いモノになりそうだから一般のお店はあまりやらないので、食べた事がなかったが、美味しいなこれ。
衣に風味が付いている気がする。それを酸味が付いたタレで?って凄い。

という訳でターメリックで作った衣が余ったので学んだ事を実践してみた。
先ず、チューリップを作ってそこに塩胡椒をしてクミンパウダーをもみ込んでおく。

衣にも少しクミンとホンの1つまみ弱のクローブを加えて、余っていたタメネギと共に和えて

揚げると

タレはスイートチリソースとワインビネガーを、2:1.38ぐらいの割り合いでなんとなく。

出来たし、油も天麩羅屋さんではないので臭いも付かなかった。

肉の方はまだ開発の余地があるが、このタレ、アリだぞ。
あとカレー味のタマネギが尋常ではなく美味しかった

その後、改良を重ね、下味に工夫を凝らしてみた。

ササッと作れる様になった(魚醤はまだ上手く使えないからか合わなかった)。

が、衣が余ったので翌日まで取っておいたらボウルに黄色が付着してしまった!!

調べると新潟ではカレー味の唐揚がご当地グルメなんだ、だから北陸地方ではカレー味がの唐揚げが出てきたのね、普通の事だったのか。

後日、ファミチキのカレー味が出たが、新潟ではどうなのだろう?スゲー気になる。

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へなちょこな辛子レンコン

2016年11月13日 | 素材
実は辛子レンコンが好きなんだ。
でも、お店やお土産だと異常に高いから、きっと高級な庶民が食べるものではないのだろうなって思っていて、買ったり食べることすら辞めていた。
(1度生活の質を上げてしまうと落とすのも大変だし)

店頭に売っていても近付く事すらなく視界に入れるのを辞めていたのだけれど、ターメリックを調べる過程で、ふとNETで辛子レンコンを手作りしているレシピが出てきて、「おや?」っと思って検索してみたら、出るわ出るわ、意外に熊本の家庭料理なんだな!!ってここにきて今更だがやっと知った。
由々しき問題だよね。
(高いと思っていたから選択肢にすら入れなかったって)

その後、ターメリックを偶然手に入れる時があったので、早速作ってみることにした。

(出来るかな~?)

いくつかレシピを調べてみたが、流石に家庭料理らしく、どれが本当なの~?とかなり迷いながら作ったのだが、

先ず、レンコンを洗って(結構、レンコンって高いのな・・・)。

ここでちょっと不思議なレシピを観てしまって、皮を剥くというレシピだったのだが、皮を傷付けるように残しておかないと、衣の付が悪くなるというのを先に見れば良かった(表面がボコボコしていたらピーラーである程度平らにならしてもいいと思う)。

穴の中も一応箸を入れて洗ってみたが、そんな落とせるものでもないな。。。

小さじ1杯の酢を入れたお湯

軽く4分ぐらい茹でる(後で揚げて加熱するので、カリカリとした歯応えを残す為に加熱し過ぎない

ザルに穴を立てて乾かす。

「中身(?)作り」
これもいろいろなレシピがあったが、以前、お店で安い辛子レンコンがメニューにあって、お、これはお徳だぞ、大好きだから頼もうと思って注文したら、、、尋常ではなく塩辛くて、なんじゃこりゃぁっ!!!、アタマが痛くなるぐらい塩辛いぞ!!・・・と、苦しんだ事があって、飲ます為か?、それとも技術不足か?
と昔食べた辛子レンコンと違うというツラい思い出があったので、そういう中身にはしたくないなと思ってレシピを見ると、皆、味噌を具材の中心として入れていたので、そうか、だから塩辛かったのかと、納得し、では昔食べたあの塩辛くない辛子レンコンってなんだったのだろう?と調べていくと、オカラを使ったレシピがあり、隠し味程度に味噌を使っていたので、どう考えてもあの美味しかった辛子レンコンはコレに近いんじゃね?
と、このレシピを主軸に参考にし、オカラなんてそんな直ぐには無いので(オカラをわざわざ買ってまでして作ろうと思わないし)、代わりにパン粉を使うレシピがあったので、それでいこうと決めた。

やはり味噌が主軸になってはしまうが、辛子(本来は粉からしが良いんだろうな)とパン粉をかなり多くして

酒やみりんで伸ばしていく(からしは最後に加えれば良かったかな、なんかそんな気がする)。

根気を込めて硬めに(←揚げたり切ったりするとはみ出てくるから硬めにする)伸ばして(パン粉と酒や味醂を混ぜておからみたいにふやかしてからにすれば良かったかな)、山に盛り、

レンコンを押し付けていく。

回転させながら押し付けていくと、

反対側から味噌が出てくるのでそれをスプーンでこそいで

5時間以上置くと・・・

レンコンの水気に更に味噌が押し出されてくるのでそれを又スプーンでこそげ取り、

拭きながら水気も取る。

これで下準備はOK!

「衣を作る」
黄身だけで色付けするレシピもあるが小麦粉と卵で硬めに衣を作って、ターメリックを小さじ1杯混ぜ(邪道かもしれないが、私は辛子レンコンのこのターメリックの色が好きなんだよ!!!)。

衣を作る。

串に刺して衣まとわせ、円を描くように振ってよく衣切って、


温めておいた油で揚げるのだが、レンコンを転がすと鍋底に付いた衣が火が入る前は剥がれてしまうので、表面に火が入るまで1個(1本?)1個(1本)串に刺したままで揚げる(火傷に気を付けて!!)。

途中で、クルっと串を返して最初上のだった衣を下にして衣に火を入れたら、

串からソッとおろして揚げる。中身が出てくると少しハネるかもしれないので少し距離を取った・・・かなりヘッピリ腰。

音が治まったので近付いてカラっと(キチンとカリっと揚げた方が良い)。

お、とりあえず1個目それっぽくなったぞ(キチンと揚げた方が美味しいかも、生っぽいとマズい)。

ちょっと黄色が弱い気がしたので、ターメリックを足してみた。

少し黄色くなったけれど・・・

結局、そんな黄色の濃さは変わらないな

切ってみると、おぉ~、出来ている!!

味は~、う~ん、あまり辛子レンコンっぽくないというか、あまり辛くない(一応少しは辛いが、こうじゃないんだ)、あと時間が経ったら衣が少し剥がれちゃった、やはり皮を剥いたからか

10時間ぐらい置いてしまったから辛味成分が飛んでしまったのかな?あと酒とみりんで辛味が薄まったとか?
でも、芋焼酎のお湯割りとやると確かに九州のあの味になるんだよな。

あと、オヤツにも食べられるだけあってお茶にもよく合う。


失敗ではないけれど少し厳しくして49点ぐらい。

辛子を付けて食べるとかなり想像通りの辛子レンコンの味になった。

良くなかった部分が解っているので、次回はキチンと作れると思う。
余った味噌はレンコンや野菜のはさみ揚げに。。。

元々は熊本を治めていた細川家の細川忠利(小倉藩2代目当主→熊本藩初代当主・明智光秀の娘、細川ガラシャと細川忠興の三男)が病弱だった為に滋養強壮の為に開発されたという。
細川家の家紋に似ていたので、明治維新以降までは門外不出でレシピが一般に拡まっていなかったようだ(なんと勿体無い)。

まずは仕組みを覚えてからなんぼだ。

後世に残るというか、みんなが作れる様に文化として根付く創作料理ってスゴイと思う。






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