今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

蓋掛け。

2016年11月03日 | 調理器具
簡単なDIYの一貫として、蓋掛けをキッチンにセットしてみた。

DIY自体が、第二次大戦の後、イギリスで損壊した街を、自分達の手で復興しようという運動から始まったもので、それがアメリカに伝わり、日曜大工という趣味に変貌していった文化だ。

日本では常に裏返して下から積み上げる習慣があるが、海外だと壁に掛ける習慣があるので、とても便利だ。

店でこのまま応用出来るか?どうか?は又、話が別だが、家庭ならこれも良いんじゃない?





魚貝系リゾット

2016年11月03日 | 素材
魚のアラをボイルした時に出たダシを取っておいたので魚貝系のリゾットを作ってみようと思った。

生牡蠣(その日に食べきり)が安売りしていたので、一応洗う(本当はミゾレで洗うのだろうが・・・)。

オリーブオイルと白ワインでサッと炒め、皿に移す(火は通し過ぎない)。

小鍋にオリーブオイルでニンニクと鷹の爪の風味を移す。

玉葱をよく炒め、

米を炒め、無添加の白ワインのアルコールを飛ばし、牡蠣のダシを入れて、

魚貝のダシで、いつものようにリゾットを作る。

アルデンテになる前に最後に牡蠣を戻して、サっと火を入れ、

オリーブオイルと塩・胡椒(少々)で仕上げる。



まだダシが残っていたので、鯛の切り身が安く売っていたので、塩・胡椒し、皮目から焼く。

蓋で押し付けて焼くとカリカリっと焼ける。(裏も少々焼く)

今回はオリーブオイルとトマト缶でリゾットを作り、

塩・胡椒で完成したら、パリパリに焼いた鯛の切り身を乗せて、ほぐしながら食べる。

鯛の皮のおいしいのなんのって、鯛の皮はパリパリに焼くのは勿論、塩・胡椒をする事がポイントかなって。


次の皿は、秋鮭の皮と身の間に刃を入れ、

裏返し皮を剥ぐ

切り身を角切りに。

今回は、秋鮭なのでバターで仕上げてみる。

玉葱を炒めたら、鮭を半分

キノコ類

米をサッと炒め、白ワインで仕上げ、

トマト缶の余りを入れ、

ダシでリゾットを作り、最後に残りの鮭で【刺身用だったら】半生に火をとおせばいいのだが、やはり安売りの刺身用ではないので・・・

チーズで仕上げ、秋鮭とキノコの秋風リゾット・・・バターとチーズだとシツコかった。

バターとチーズは野菜類の方が良いかな。

最後に余ったダシで、アサリのペペロンチーノ風リゾットを。

適当に作ったら、最高に美味しかった。

料理ってそんなもんだよな・・・化学変化があるから。

半年後、アサリと魚出汁が余っていたので、もう一度アサリの唐辛子を入れないで塩・胡椒のリゾットを今回は殻付きで、一緒に煮てみた。

食べヅライけれど、貝殻に入り込んだ米の部分の美味しさ、といったら、なんというか、味に厚みがあって、より味が1.5倍くらいだが普通の部分よりも深くなっていて、コクも異常にあって(バターではなくオリーブオイル系で最後もオリーブオイルにしたのだが)、なんか新世界を観れた。

この部分だけ集めて出したら、超贅沢料理だな、貝から出している間、冷めてしまうだろうけれど。

勿体無いし作っている人に申し訳ないので、それはアタマの中で味を想像!!
それで十分!!



初ラクレット

2016年11月03日 | 素材
憧れていたチーズ好きの夢、ラクレットを長年食べたかったのだが、安くラクレットチーズが売っていた。

元々スイスのヴァレー州とい山で作られていたチーズだったが現在はスイス全土で作られており、そのスイスでは加熱せずに食べる事がないと言われているが、一応生で味を確認してみたら・・・、糠ミソ臭くて、流石のチーズ好きの自分も、こればかりはちょっと・・・とりあえずジャガイモは茹でて用意してしまったので、

本来ラクレットチーズは暖炉(ハイジで放送されていた奴らしい・・・こういう描写のアニメって今、無いよね)やロウソクなど、直熱で溶けたところをジャガイモにかけるのだが、直火が無いので(コンロでやって穴に垂れても後処理が面倒だし)、洗うのが面倒だが、フライパンで溶岩のように溶かし、

ジャイモにかけて、からめて食べる。

超絶においしかった。まさに、深い緑の色と言うか、草原の牧草というか、深くて、自然のパワーを感じた。

生の時よりも、加熱した方が全然臭くないし、スイス人が加熱して食べる意味が解った。