今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

英国式ステーキとグレービーのまとめ

2022年08月24日 | グルメ
超々久しぶりにステーキ肉を手に入れたので1度、真剣に焼いてみようか?と思った瞬間、ふと、アレ?ローストビーフ発祥の国イギリスにはステーキは?無いのかな?と疑問を持ったので調べてみると・・・
あった、ありました!!、本場イギリスのステーキの焼き方って・・・。
(ステーキっつうと米国とかハワイってイメージもあるが、イギリスが本場なのか?、まあ800年とか1000年も歴史があれば米国よりは本場っちゃぁ、本場か・・・)

一応「とんかつ」みたいに周囲を筋切りして、(肉叩きが無いので)包丁のミネで叩く。

その後に牛乳に漬け、焼く前に常温にするおくらしい・・・
『臭み抜き』なのだろうが、流石酪農が盛んな国。

キッチンペーパーで拭いて、塩・胡椒(調味料はフライパンに入れてからの人も居るよね、基本、あまりこだわらないので・・・)

で、(国産の牛脂があったので)中火で焼く

片面が焼けたら、裏返して火を切り、余熱で火をジックリ通す。

焼き油を1度他の皿に移し、

グレービーを作る。

このグレービーをいつもの作り方だと、湯とか水とかで作るが、ラストに牛乳を入れるVer.がある事を知る!!!
ん?、これはもしや、漬けておいた牛乳を再利用出来るのでは?(←マジでこだわらねーな、俺・・・)ないか?
いや、そうでないと臭み取りの為だけに牛乳を使うのは勿体ない!!旨味も流れ出ているだろうし

先程、取り分けておいた焼き油も使う。

ちょっと牛乳が固まってきてしまったので、水で濃度を調整。
※グレービーを作ってから濃度を牛乳や焼き油で調整するのが良いのかもな。

ちょっといつもと作り方が違うし、久しぶりだったことと同時進行で、数日分(ほぼ5日分ぐらい)の食事も作っていたので、肉が僅かに冷めた火が余熱だけで入り過ぎた感はあるが、イギリス人はワリとウェルダンが多いとも何かで読み聞きした事があるから、ま、いっか・・・。

うわっ、スッゲー、うめ~、こんな柔らかい安い肉初めてだ・・・!!!

いつもなら山葵醤油で食べるのが好きなのだが、珍しく私のグレービーが自分の中で勝った!!

(いや、山葵醬油も好きなんだよ?「ステーキ丼」とかにも出来るし・・・ただ、今回のステーキはこのグレービーが良かった!!)

因みに肉は左から切っていきイギリス式は食べ終えた時に食器(「フラットウェア」→「カトラリー」は厳密にはナイフを指し示すので「フラットウェア」が厳密に言えばだが正解らしい)を縦に揃えフォークは伏せないとの事。
フランス式は絵柄を上にし直角に置いて、フォークは伏せる)
日本式は、斜めに置いて、フォークは伏せない)
 色々あるらしいが、フランス式は右手にフォークとか左手にナイフとか、面倒だから日本式として洋食が入ってきた明治時代からイギリス式で決めたんだなーって、改めて解かった!!
(和食の流儀もあるし、和食もキチンと教育が出来ていないのに洋食まで使い分けてられない為なのだなと・・・、人間のアタマへ詰め込み過ぎは、現代の世の中を観ても解かる通り、人が塩梅すら出来なくなって良く無いし、なによりも味が大切だし・・・)


「オマケ」

余らせておいたグレービーでハンバーグを食べた。

めっちゃ美味しかった!!
(ロールキャベツ的にしても良かったかもな・・・ロールキャベツはゴソゴソするので、あまり好きじゃないが・・・偶々、焼売を蒸した時のキャベツがあまったので・・・)

グレービーで英国伝来のカレーを作ったらどうなるか?

(素材本来の味と)グレービーが薄い味の「意味」が解かった!!

グレービーと味付けの時間。

チキンのミントソース和えとグレービーオムライス?と、鶏油で野菜漬け麺

オニオングレービーとバンガーズマッシュとチーズマッシュ。

バンガーズ&マッシュとグレービーについて

簡易ローストビーフと1762年風のサンドイッチ・栗のベーコン巻き。

簡易ローストビーフ

ローストビーフ



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