社長つれづれ日記

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原因は必ずある

2006年02月15日 | 仕事
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 今日は大阪に出張にきています。中小企業家同友会の情報化推進本部の会合が、阪南大学のサテライトオフィスを借りて開催されました。

 午後1時から夕方5時半までその会議が開催されましたが、時間がたつのを忘れるくらい熱心な議論が行われ、あっという間に閉会の時間となりました。議題は今後のe.doyu(全国規模のグループウェア)のあり方、新しい付加機能としての企業変革支援プログラムの扱い、中同協や各地同友会の個人情報保護法への対応のあり方等々、大変内容の濃いものとなりました。そして、熱心な議論の後は、各委員さんが集って食事会に出て行かれました。私の方は、まだ体調が不十分なので、そのままホテルに帰らせて頂きました。今回は皆さんとおいしいお酒が飲めず、残念でした。

 ところで、この情報化推進本部は、全国会員3万5千社、いや、将来は5万社を結ぶ全国ネットワークを作る取りまとめをしようとしているもので、これは、壮大な夢とロマン溢れるプロジェクト実現へのアプローチです。しかしながら、その構築の過程で出てくる色々な問題や課題は、かなり多岐にわたり、一つ一つを解決しながらやっていくことは、多くの苦労があると思います。なんとか、みんなの力ですばらしい仕組みができあがると良いですね。皆さんの期待が大きいだけに、やりがいがありますね。

 私の方もこのプロセスに関わると言うことは、色々学ぶべきことがあります。楽しみながら協力させて頂きたいと思っています。

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 ところで、「原因は必ずある」と言う表題の件なのですが、つい最近、私たちが取り組んでいるある仕事で、思っていたのと違う答えが出たということに関連して(心当たりがある人は自分に置き換えて考えてくださいね)、少し書いておきたいと思います。

 物事が思うようにいかないことや失敗の経験は、仕事をしていると時々ありますよね。しかし、そう言う場合、同じことを繰り返す人と、次には同じことを繰り返さない人と、やはり、二通りあります。

 この違いは何かというと、「うまくいかなかったことや失敗の原因をきちんと追求している」かどうかの違いなのです。そして、さらにつっこんで言うならば、その原因を自分の外側において「他人事」にしてしまうのか、「自分事」にしてしまうのかの違いなのです。

 もちろんどのように考えてみても「他人、外部」が原因だと言えることもあるかと思います。しかし、それでも、自分の人生を主体的に創ろうとするならば、自分に何かできることはなかったのか、もっと事前に予測してリスクを回避することができなかったのか、そのように考えを持つことはできます。要するに「自らが源」と言う考え方です。

 私は、結局この「自らが源」と言う考え方をもてるか否かで、その人がのびるかのびないかが決まっていると思うのです。

 仕事にはうまくいかないことや失敗はつきものですね。でも、それを自らのテーマとして主体的に関わるならば、その人の将来は大変明るいと思います。我が社は「自らが源」と言う考え方を大切にする会社だと思っています。そう言う観点に立って、これからも仕事に臨んでいきたいですね。そして、我が社の幹部はそう言う観点で部下の指導もしてほしいし、自分自身を省みてほしいとも思うのです。

 私たちの会社が掲げているビジョンがあります。そして、それぞれが掲げているビジョンもあると思います。それを実現してゆくためにも「自らが源」と言う考え方を大切にしてゆきましょう。

 「原因は必ずある」それを「自らが源」に置き換える。その作業が大事です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お大事に (M@Hirata)
2006-02-18 20:00:40
本日、読ませていただきました。時期遅れですみませんm(__)m



ご報告いただいた内容は、はじめての方にも大いに興味を持っていただけたと思います。



体調が不安定な中、レジュメの作成も含め、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。
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勉強になりました。 (栄ちゃん)
2006-02-19 09:20:56
M@hirata様

 昨年から色々な機会を与えていただき、感謝をしております。



 経営者として、リーダーとして学ぶべき事は多いです。今後ともご指導、ご協力宜しくお願いいたします。
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