社長つれづれ日記

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熟考

2007年04月29日 | 仕事
◆◆何のために働くのか

 「志というのは決して難しいものではなく、誰でも持てるものなのです。公のために自分が出来ることを生涯通じてやり抜いて、後に続く人々への遺産とする・・・これが志というものです。」SBIホールディングス代表、北夫吉孝氏

 今月の文献レポートを、本日完成させることが出来ました。早め早めにやっておこうと思いましたが、結局、月末になってしまいました。今月の文献は「何のために働くのか・北夫吉孝氏著」でしたが、働く意味について考え直す、大変良い機会となりました。そして、本の終わりに書かれていた志に関する言葉には、自分自身を省みる良い一言となりました。

 文献レポートを書き終え、そして、指定のフォルダに投稿して、ついでに、提出済みの全社員さんのレポートにも目を通してみました。

 皆さん真面目に文献レポートに臨んでいますね。それぞれのレポートの終わりにある所感を見ればわかります。文献の伝えようとするところを的確に捉え、自分の意見を踏まえて所感を書いています。こういう社員さんのレポートを見ると、私の方も勇気づけられます。

 全社員さんが毎月文献レポートを書くと言うことは、かなり大変なことです。全社で取り組み始めた頃は無理にやらされていると感じる社員さんも多かったように思います。しかし、年々そのような感じは少なくなり、近頃の文献レポートからは、この文献に取り組む意味を理解した所感が増えています。そう言う点では、一歩一歩、「自主・自立・自尊」の自らが成長する社員集団に近づいてきています。大変、良い社風が出来上がりつつあることを感じています。嬉しいことですね。


◆◆毎年の積み重ね

 我が社が自慢できることのひとつに、19年間、毎年経営指針(理念、戦略、方針、計画)を発表し、それを実行して、その結果を元に翌年につなげるというPDCAのマネジメントサイクルを回していると言うことがあります。これには全社員さんが関わっているので、そう言う意味では全社員さんの成果です。そして、文献、MG、ディベートと、これも全社員が関わり行っているので、経営指針浸透の実践ほどではありませんが、少しずつ、自分たちの自慢できることのひとつになって行こうとしています。

 毎年毎年の積み重ねは、確実に企業を強くしてゆきます。社長だけの力ではなく、社員さん一人ひとりの力が結集して、企業力に繋がると思っています。そう言う意味では、年々、社員さんの努力で、我が社は力がついてきているように思います。そして、これからさらに、どのような力をつけることが出来るか、そんなことを考えるのも楽しみですね。一歩一歩前進してゆきたいと思っています。

 夕方からひとり会社で文献レポートを書いていましたら、ITコンサル・コーディネート営業部の城戸さんが出社してきました。何か仕事があるようで、黙々とパソコンに向かっていましたよ。ご苦労様です。私の方は、文献を終え、書類の整理を行い、会社を後にしました。


今日の心の中のキーワード
 良き仲間がいるということは幸せなこと
 社員さんと同じことをするのは意味がある
 志とは

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