社長つれづれ日記

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沖縄の総括

2007年02月09日 | 中小企業家同友会
◆◆ディベート勉強会


ディベート風景


なかなか真剣です


 沖縄の勉強会から夕方会社に帰ってくると、会社では定例のディベート勉強会を開催していました。今日の論題は「大栄電機工業は新社屋を建設すべきである」というものでした。これは政策ディベートですが、さてさて、社員の皆さんからどのようなプランが飛び出してくるか、大変興味深いですね。私の方は今日は遠慮させていただきました。このつけは後に回ってくるので、どこかでリカバリーしなければなりませんね。


◆◆第10分科会の総括

 昨日は大変良い勉強をさせていただきました。参加人数は私を含めて121名の同友会関係者が参加をされました。テーマは「夢と誇りの持てる、活力ある企業づくり」でした。私の60分の報告と、30分の質問への答えを元に、皆さんはおよそ半日にわたって「経営指針の浸透と社員教育」についてディスカッションをされました。

 皆さん、休憩時間も返上で大変熱心な議論をされているようでした。そして、私の報告も大変真剣に聞いていただきました。報告をした私の方がその熱心さに乗せられて、時間配分も忘れて、汗をかきかき報告をしておりました。一ヶ月あまり、つい最近まで病院で寝ていた関係上、体力が少々無くなっており、昨日の報告は結構疲れました。でも、夜寝るときは気持ちよく、ぐっすり寝られましたよ。一仕事終えたかなという感じです。

 ところで、一応自分でも忘れないように、私が伝えたかったことは書き残しておきたいと思います。

①時代の変化に対応した企業づくりは人材育成が決め手になってくる。その際、経営指針の成文化と浸透、そしてその実践過程はイコール人材育成だと考えられる。経営指針の浸透と実践が出来る人材を育成することが、時代の変化に対応できる企業になってくる。

②我が社の理想とする人材像は、PDCAを主体的に回すことが出来る人。

③人を育てようと思ったら、どんな人を育てたいかを明確にすること。人材像を明確にすればするほど、新たな課題も生まれ、そのことでさらに理想とする人材像が練り上げられる。また、人材像が明確であれば、どのような育て方をするかの社員教育も見えてくる。人材像がぼけていると、社員教育も、また、努力をした社員さんにきちんと報いてあげることも出来ない。

④やはり、経営にウルトラCは無い。経営に、社員さんにしっかり向き合うことが少しずつでも経営を好転させることに繋がる。色々あるが、粘り強く、諦めずにやること。

 報告に際しては、思いが先に走り、言いたりないことも沢山ありました。ひとまずこのようなことでまとめておくことにします。