社長つれづれ日記

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指が・・・

2006年08月26日 | 仕事
◆◆追い込まれた気分で

 今日は朝早くから目が覚めて、明日の「親守歌」のステージのことを考えていました。この「親守歌」というのは、親を思う気持ちを歌にするというものです。「親守歌」を提唱することで、親孝行の気持ちを啓蒙しようという松山青年会議所のイベントです。

 明日は、大街道の三越前に特設ステージを作り、そこで、親守歌を作った15名のグループが歌を歌うそうです。私のグループもその中で歌います。グループとはいっても、バンド仲間のベースの井出ちゃんがサイドギターを手伝ってくれ、私と二人で出演してきます。

 朝早く起きて、午前中は自分一人で練習し、午後から、貸しスタジオで井出ちゃんと練習をしていました。少々追い込まれた気分でいました。何とかメロディと伴奏が安定し、歌えるところまで来ました。しかし松山青年会議所の後輩達がやることとはいえ、安請け合いをするのではなかったと後悔しています。でも、まあ、後輩達が一生懸命街づくりを考えているのですから、それに協力するのも私たちOBの務めですかね。そんなことを考えています。

 ところで、今日はギターを弾きすぎて、少々指が痛くなっています。明日には、直ってくれていればよいですね。


「親守歌」
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坂の上の雲のまち      作詞作曲 大野 栄一

もう一度貴方と手を繋いでみたい
もうすでに 貴方の手のぬくもりは
私の記憶には残っていない

何回手を繋いで歩いたことがあったでしょう
私が手を繋いで連れて行ってもらったところは何処
お城山に登ったことは 何となく記憶に残っています
道後の動物園も記憶にあるような

特に貴方の笑顔は好きでした
楽天的な性格は 私の人生を助けてくれています
父と二人で仕事をし始めたときの話しは
中学生の私にとって 感動的でした
明日食べるだけのお金しか残っていないときに 
「明日は明日の風が吹く」って 映画に行く二人
自転車の二人乗り 後ろに乗った貴方の背中には
小さな私がおぶわれていました
目に浮かぶ 何となくほほえましい光景は
私の心にどれだけ勇気を与えてくれたことか

乳ガンになったのは 私が中学一年の時
「私と一緒にいた病棟の人はみんな死んでしもうた」
寂しそうに語っていた貴方も 14年経ってこの世を去りました
なくなる一週間前のこと 貴方と将来の話しをしましたね
死が近づいていたはずなのに
病院の冷たいベッドの上に
生きることを捨てない貴方がいました

目標を持つと言うこと 生きる勇気を持つと言うこと
貴方から大切なことを教わりましたね
私の子供達にも 教えてゆかなければならないことです

坂の上の雲のまち 
今 この松山に住んで 坂の上の雲を掴むことに向かっています
出来ることなら 今度は貴方の手を引いて
あの坂の上の雲を見せたかったですね
叶わぬことだけど 笑顔の貴方を見たいですね

坂の上の雲のまち
もう一度貴方と手を繋いでみたい
坂の上の雲のまち
もう一度貴方と手を繋いでみたい 
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