社長つれづれ日記

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ひと、ひと

2006年08月17日 | 仕事
◆◆まずまずですか

 お盆休みも明け、久しぶりに社員の皆さんの顔を見ましたが、皆さん元気そうで何よりです。何というか、経営者の習性というか、社員さんに久しぶりに会うとその顔色が気になります。朝礼などは、ズラッと皆さんが並ぶと、先ず一番に気にするのが、皆さんの顔色です。どのような顔で立っているのか、元気があるのかないのか、色々気にしながら皆さんの顔を一通りは眺めます。大体その顔色や態度を見て、現在の我が社の健康状態をおおよそ判断しています。

 今日の我が社の健康状態は、まずまずですかね。多少、夏ばてと盆休みの明けで、しゃきっとしない雰囲気はありましたが・・・。

 そんなことで、また仕事が再開しましたが、8月も後半に入り、稼働日が残り少なくなってきました。8月の目標達成に向けて皆で力を合わせていきましょう。


◆◆評価項目のまとめ

 盆休み前に、プロジェクトのメンバーから一通りの評価項目を提出してもらいました。皆さんそれぞれによく考えていただきました。今日はそれらを再度一覧表にまとめ直す作業をセールスサポート部の嘉村さんにしてもらい、私の方で、もう少し全体の整合や考えをまとめやすくするよう、項目の再整理をしました。

 各レベルにおける人財イメージがほぼ固まってきました。このイメージと皆さんがそれぞれに考えてくれた項目との整合を取り、それらを確認するためのエビデンスをそろえることで、ほぼ我々の考えている評価項目の体系が出来上がると思います。もう少しの所まで来ましたね。良いものが出来上がりそうです。早く運用にこぎ着け、さらなるバージョンアップに力を入れてゆきたいですね。

 ところで、この評価基準の作成は大変重要な意義があります。それは、自分の立ち位置が分かることで、成長の目標を明確にすることが出来るのと同時に、現状の自分に対しどのような教育や訓練を受けることで次のステップに向かえるのか、そのあたりも明確にすることが出来ます。ですので、将来の自分を、自分自身でプランすることが出来ると言うことなのです。そういう意味では、「自主、自律、自尊」という我が社の人事理念を実現することにも繋がるのです。期待が持てますね。来月発表ですので、お楽しみに。


◆◆考え方

 我が社の人事制度の考え方ですが、「このような仕事ならこのような人材を」という考え方ではなく、「このような人財ならこのような仕事を」という考え方です。中小企業のようにそれぞれの社員さんが色々な役割を担っている現状では、また、マーケットに合わせてサービスや商品、仕事のやり方を柔軟に変化させてゆく状況では、仕事に人を当てはめると言うより、人に仕事を当てはめてゆく、仕事が出来る人にどんどん大切な仕事を当てはめてゆく、そういうやり方が現実的だと思います。

 大企業のように分業制になっていれば、仕事に人を当てはめると言うことも可能でしょうが、どんどん仕事のやり方が変わってゆく中小企業では、そのやり方は、現実的ではないですね。いや、私たちのようなサービスを提供する会社では、特にそういうやり方は、人の能力が最大限発揮されるような気がしません。そんなに思っています。