アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

744アチャコの京都日誌  アチャコの老化現象との戦い ⑤ 友人の体験談

2020-08-27 08:07:45 | 日記

決して不純な動機で来院したのではない筆者に屈辱の診断が下される。

その前に、友人の体験談。(名誉の為、その友人の人物の特定は避けるよう書く。)

テニス仲間の古い友人Xは、若い時、尿道に重い感染症による炎症に見舞われる。尿道の先端部分(つまりチンチンである)に激痛が走る。たまらず泌尿器科に行ったところすぐに、飲み薬と塗り薬を処方される。診察後、塗り薬については、別室で看護婦さんに塗ってもらうことになった。高島礼子似の妙齢の美人だったとの事。尿道の先端(チンチン)に薬物を塗り込む。初日は激痛の為、アレはソウならず何ごとも無く終了する。高島礼子は無表情のまま手際よく処置を行った。医者の指示により一週間後、再び塗ってもらうことになる。回復力早く、すでに彼の尿道の先端(チンチン もうええか。)は、正常な状態、痛みもなく、その代わり快感は感じる可能性があった。そう、すでに彼のアレはソウなる可能性があった。

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男子たるもの決してソウなってはならない時にアレがソウなるのは、無上の恥である。屈辱である。人格を疑われても抗弁は出来ない。彼はありとあらゆる不幸で難解な問題を連想し切り抜けようと努力した。しかし、息子であるアレは楽観主義の真っただ中にあり、早々にソウなりそうだった。処置室に入った時には完全に・・・・・・・。もう、文章にするのは耐えられない。

高島礼子は一瞬たじろぐものの、無表情のまま処置の作業を終えた。追伸 その後彼は自ら処置することを希望したところ、高島礼子は「皆さんそうされます。」っと、言ったという。(大笑)

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完治後、感染が広範囲になったので念の為、生殖障害がないか検査しますという。どうするかと聞けば、血液検査と睾丸検査だということになった。言い忘れた。ここは女医さんであった。すぐに診察室にてズボンを脱がされて検査が始まる。筆者と同様、下半身むき出しのまま、あおむけに寝て手を頭の後ろに回す。補助は高島礼子である。この時ばかりは、彼のアレは徳川将軍に拝謁する外様大名もかくありとばかりに恐縮し身を小さくして恭順の意を表明していた。まさに鎮座(チン座)していたのである。

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ゴム手袋装着の上、何と手にしたのは箸である。箸でアレの先をつまんで袋をつかみ検査終了だ。外様大名は将軍の手によって箸でつまみあげられたのだ。因みに、結果は異状なし。追伸として大きさの判定は、「中間よりやや大」であった。筆者はやや敗北感を感じたのである。男子たるもの、大きさには拘るものである。

年来の友人であるが、筆者は下座に畏まりその後、一歩下がって話している。

次回以降は、屈辱の治療法だ。

 


743アチャコの京都日誌  アチャコの老化現象との戦い ④ 屈辱

2020-08-27 08:07:45 | 日記

睾丸のサンプルは、豆粒大から卓球のピンポンより一回り大きいものまで10段階ほど連なっていた。小さいのは、小人症や生殖機能障害の病気の可能性があり、大きいのは感染症の炎症による肥大化の可能性があるらしい。ただし、何かの遺伝的理由から睾丸が一つしかない場合二つ分の機能を発揮する為肥大化することもあるらしい。

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筆者のサイズは、中間よりやや小さめで「問題なし」との事。しかし、男子たるもの竿の長さも含め、なにのサイズにはこだわりたい。平均以下と宣告され意気消沈の筆者に対して、「加齢による縮小であります。生殖には問題ありません。」とおっしゃる先生。心の中で、「違います。私はそのような理由で来たのではない。あくまでもおしっこの・・・・。」と叫びたい気持ちだ。他の人は知らない。筆者はそのような不純な動機を持たない。生殖の必要性はすでになくなっているし、生殖行為の差し迫った義務もない。つまり、出来ればやる。出来なければやらない。どちらでも良いのだ。紳士たるもの、若い女性に言い寄られた時にだけ応じるが現在そのようなチャンスは皆無となっている。

余計な事を書いた。

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先生の説明は、男性と言うものは寝ている間に脳の中で、黄体刺激ホルモンが睾丸内(精巣)において精子を生成するのだそうだ。就寝から目覚める時にその作用で毛細血管を刺激し「朝立ち」するのだそうだ。そのメカニズムが排尿(おしっこを勢いよく出す)に重要なのだ。その為にはテストステロンと言う物質が重要と云う、加齢とともにテストストロンが減少し排尿機能にも障害をもたらすのだと。

つまり、朝立ちは正常なおしっこをする為に重要なものなのだそうだ。

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当然の疑問がある。しかしそばに若い看護婦がいるので聞けない。視線は合わさないが、しっかり聞き耳を立ててカルテに会話を書き取っているのだ。心の中で、「先生。朝立ちはありませんが、日中卑猥な妄想によって勃起することはある。断じて365日24時間立たないわけではない。」と。先生は、その心の声を聴いたように、「従って、朝立ち(先生は朝勃起とおっしゃる)はそれ以外の勃起と根本的に別物です。」・・・・・?なに、根本的に違うと。

要するにアノ時のソレと、朝のソレは違うと言う。我々はアノ時のソレの為に日夜悩んでいるのだ。アノ時が無ければソレが無くとも悩んでいなかったのに、朝のソレはアノ時の差し迫った必要性とは違うが、別の理由で重要なソレだったとは。

まだまだ、アノ時さえあれば、もしあればソレに自信はあったが、朝のソレには自信がない。先生に小声で、「まだまだいざという時にはソレは大丈夫なのですがね。」と、先生は聞こえない振りで無視した。

健全な放尿がしたい。かたわらの看護婦が、何か鼻で笑ったような気がした。

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後日友人に相談したら、彼は女医に睾丸検査を受けた。その屈辱的報告を次回書く。