㉟ アキレス腱つながった
暇なので、「巨人の星」全11巻をアマゾンにて調達。改めて読んでみた。面白い、実に面白い。感動する箇所が以前と違う。
そして疑問点の3点目。
③ 大リーグボールの運命。
大リーグボール1号は、避けたバットに必ず当たって凡打になる。2号は、消える魔球。そして、3号は、絶対玉に当たらない魔球だ。3号は、飛雄馬の再起不能のケガで終わるから攻略の必要はないが、1号2号とも、花形満やオズマに打たれる。しかし、その他の大半の選手には通用する段階で、飛雄馬はその使用を諦めている。現在、あらゆる変化球は打たれているが、いまだ使用されている。それは、およそ打率2~3割以下に抑えれば良いのだからである。大リーグボールが打たれてもその他の玉との配球で、時々使えば十分通用する。今のカーブやフォークよりも優れた変化球なのだ。カーブをホームランされたからと言って、その投手が二度と再びカーブを投げられない訳がないのである。
あるいは、巨人の星は、誰にも撃たれない完全無欠の魔球を追及したのだろうか?星一徹も体力を超越した世界で命を削って野球にかけたのだろうか。
今や投手は100球を目途にかえられる。中継ぎ抑えと分担して選手生命を考慮する。しかし、昭和のそんな一途な生き方が絶賛された良い時代だったのか。
因みにあの「うさぎ跳び」は、誠にアキレス腱に悪い!!