工事終了

2006-10-21 21:47:32 | Weblog
本日で、マンションの補修工事がすべて終了したもよう。
我が家は、浴室の脱衣場の床の穴の補修が仮張りのままだったのをやっとやり直してもらえてやれやれ。あいかわらず早起きして待機して、結局午前中いっぱいかかってしまう。眠いのをこらえながら「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」の録画したのを見て過ごす。日本シリーズはもちろんDVDも持っているけれど、ワールドシリーズのCMとか入っていてなかなか楽しかった。そして泣くポイントはまた同じ(「カニしか食ってねーから涙も出ねえよ」ってアニが言うところと「もっと声出せー」ってうっちーが言うところ)。

早起きしすぎて午後は完全に沈没。キオクニアリマセン。

冷蔵庫に蓮根、牛蒡、人参という根菜オンパレードだったので、鶏肉と蒟蒻を買ってきて筑前煮を作る。車麩も入れてみた。生牡蛎が安かったので茹でた水菜と酢の物に。牡蛎好き。

蒟蒻といえば、昨日s井さんから蒟蒻芋を貰う約束をしたのだった。ベランダガーデニング仲間はたくさんいるけれど、蒟蒻育てているひとは初めて。花がちょっとグロテスクだという噂は聞いたことがあるけれど、とても楽しみ。

これから明日の歌会の歌を作りますの。

府中市美術館へ

2006-10-20 23:38:15 | art
午後から府中へ。

また遠い。

菊名から東横線で武蔵小杉まで。南武線に乗り換えて分倍河原まで。京王線に乗り換えて東府中まで。駅からは府中の森公園をたらたら歩く。この道がいいよと教えられたので、天気というか気候もよかったので。

府中市美術館の「第3回府中ビエンナーレ 美と価値 ポストバブル世代の7人」のプレオープニングに行く。いわゆる内覧会。開会式というセレモニーがあり、館長がとてもかっこいい。スピーチの内容もかっこよかったらしいのだけれど、一般人にとっては少し不思議な物言い。

詩人の松井茂さんが出展しているのと、同時開催の公開制作で中ザワヒデキさんが参加されるということで、呼ばれましたの。

展示はみななかなか面白かったですよ。こういうところに行くと、本当にいろんなことを試みるひとがいるのだなあと、いろんなことにびっくりしますね。フィルムのかわりに球体ガラスを使って写真を焼き付けるひととか。網膜に映る映像を再現したかったとか言ってましたけど、こういうことを思いついて実行してしまうってのにまずは圧倒されますね。

松井さんの作品は、もうとにかく「詩人がなんで美術作品を?」というところからすでに反則(?)なわけで、興味津々なひとびとの注目を集めておりました。地元のFM局かなんかの取材のひとが、回文作品のミラーの数を必死で数えていたり(笑)、若い女性が「これって詩なんだってー」と連れの男性に教えていたり。
「これって詩なんだってー」という文脈は、もちろん現代詩の世界でもたえず彼の作品に浴びせられてきた言葉ではあるけれど、美術館で耳にするとまた別の味わいがありますね。ははは。

ひととおり展示を見終えて、中ザワさんの公開制作のところに行くと助手の白衣コスプレのcちゃんがいたので、しばらくそこで脳波ドローイングの見学。修行僧のような髪型(丸坊主)&服装(薄茶色のワンピース)の中ザワさんが脳波を測定されるさまを見ていたのだけれど、きょうはうまくいかなかった。

閉館となり、府中でみんなで二次会というので参加。
美術館から府中へは、「ちゅうバス」(ネズミをもじった小型バス)か普通の京王バスかタクシーで出るしかないのだけれど、どれにも乗りそびれてしばし難民状態。とても頭の悪いわたしたち。

久しぶりに会った名古屋の画廊のK冶さんから「槐さんは会うたびに若くなりますね」と言われた。「それは最初にあったときはものすごく老けていたということですか?」と答えたら、中ザワさんから「なんでそう悪い方にもっていくの?」と言われて、少し反省。歳をとるとひがみっぽくなるのかしらね。いいけないいけない。

府中の駅ビルのビアホールのような店で大人数でさんざん飲み食いし、そのあと近くの店に移動してしばらく飲んで、南武線で帰宅組のs井さんt地さんと早めに失礼する。それぞれ降り遅れそうになりながらもなんとか無事に帰宅。方向音痴のわたしが帰路は采配をふるっていた。ふ。やればできるの。

ということで、明日から12月24日まで、ご興味のある方、お近くの方はぜひ府中市美術館へ。
11月5日には松井さんのアーティスト・トークと中ザワさんの「脳波ドローイング」の公開制作があるので、再びわたしも伺う予定です。

漫画部

2006-10-19 23:47:52 | Weblog
からだが鉛のようだ、と思いながら会社へ行く。
どよんとしていたら、少し前に退社したo石さんが(仕事で)来社。一気に盛り上がる。みんなで社員食堂でランチ(o石さんが社食のちらし寿司が食べたいと言うので)。わたしも初めてちらし寿司食べたけど、けっこうおいしかった。

校了後のもろもろの雑事を片付けて、4時頃には終わる。
きょうは「未来」の編集会議があるので、大江戸線で東中野まで行き、ミスドでカフェオレを3杯飲みながら「桜蘭高校ホスト部」の8、9巻と「悲しみよさようなら」(伊藤ゆうとかいうひとの漫画。会社(なんだか最近ほとんど漫画部と化している)で回ってきたのを成り行きで借りた)の全2巻を読破。「悲しみよ〜」はつまんなかった。登場人物の抱えているものが浅すぎ。かなり古い漫画みたいだけれど、いい漫画は時代なんか軽く越えるからね。

そのあと編集会議へ。
先月の会議で企画をまかされたはずのものが、全く違うかたちで提案されなおして少しむっとする。なんか最近わたし信用されていないのかしら?

終わってSさんとm野さんと三人で軽く飲む。




はじまりはささやかなことだったかもしれない。そこから少しずつずれていってしまっていることに気付かないと、いつしか全ての目が覆われてしまう。出口が見えないのではない、目の前に目隠しされているだけなのだ。直面しなくてはいけない問題から逃げ続けると、そういうことになるんだという見本のような問題について。

ああ、でも、自分も逃げているだけかもしれないなあ。とか。
締め切り、とか?

『セーラー服と機関銃』

2006-10-18 23:50:40 | Weblog
ゆうべは『セーラー服と機関銃』をやっと見た。

疲れているんだから、寝ようよ。

でも、予想以上に面白かった。やはり堤真一がいいね。
堤真一ってよく見ると全然二枚目じゃないのに、かっこいいね。
長澤まさみちゃんは不思議な女優だと思う。それほど演技がうまいとも思えないのだけれど、役によって全く違う顔を見せる。あと十年くらいするとすごい女優になるんじゃないかな。


きょうは青山ブックセンターで行われる金井美恵子さんのトークショーに行きたかったのだけれど、やはり校了日にそんなことは無謀な考えでしたわ。しくしく。
疲れ果てて帰宅。

『14歳の母』を見る。このドラマの見どころは、ある意味田中美佐子と生瀬なわけで、二人とも妊娠しちゃった14歳の娘をもつ両親という役をとても上手く演じている。特にこの先田中美佐子がどうなっていくのかに注目。
いやあ、でも、娘の机の引き出しから「妊娠検査薬」なんか見つけちゃったら、いったいどうするんでしょうね。ねー。

ああ、眠い。

とか言いながら、まだテレビ見る、かも。
寝ろ、って。

『のだめ』

2006-10-17 23:56:29 | books
おーっと、いつの間に『のだめ』の新刊が出ていたの?
超残業だったけど、遅くまでやっている本屋さんで早速買って帰る。ついでに『桜蘭高校ホスト部』の7〜9巻も買う。
帰りの電車で早速読む。ひとりでにやにやしてしまう。危ない人と化す。

ゆうべは結局がまんできなくて『のだめ』ドラマを見てしまった。漫画原作にかなり忠実で、それはうれしいことではあるのだけれど、やややり過ぎな気も。
のだめ役の上野樹里ちゃんはかなりなりきってましたね〜。ピアノ弾いているときの雰囲気とかしゃべり方とか、まさに! って感じ。
千秋さまは、ねぇ、やっぱり違うよ。俺様的なところはよく出ていたと思ったけれど、千秋さまはもっとクールでなくちゃ。玉木くんでは熱すぎる。
千秋役の配役に関して、いろんなひとと話して一番納得したのが福山雅治(ちい兄ちゃんだった頃限定)。ああ、もう少し若ければ……。

新刊読みながら、また最初から読み返したくなったけれど、わたしの『のだめ』は今どこに? 会社で回覧されて常駐でないデザイナーさんとこにあるらしいけど(笑)。

ていうか、そんなことしている暇はない、というような日々。
明日校了ですの。金井美恵子さんのトークショーに行きたいけれど、行けるのかしら?

液キャベ

2006-10-16 23:33:13 | Weblog
ゆうべはそんなに飲んだつもりもなかったのだけれど、たぶんとても飲んでしまっていたのだろう。生ビール2杯のあと焼酎をロックで2杯、そのあと日本酒を2杯、そして最後に飲んだ熱燗がいけなかった(その前からすでにいけなかったとは思うが)。
わたしは日本酒は純米酒しか飲まない。純米酒は多少飲み過ぎても二日酔いにならない。という話をその直前にしていたのに。

というわけで朝起きたらひどい二日酔い。朝ご飯にアロエヨーグルトを食べたらよけいに気持ち悪くなってしまい、会社に行く途中でコンビニで液キャべと酸素の入った水を購入。酸素の入った水って何に効くんですか? よくわからないけど何か活性化されるような気がして。
液キャベは思ったよりもまずくなくて、ミント成分がすっきりとした気分にさせてくれるのかな。少し楽になったですよ。

お昼には社員食堂で「コシ」というものを一切身に付けずにうどんになってしまったようなうどんをすする。

そんな状態なのに、夜は新橋でmちゃんと飲む。お互いいろいろ多忙でなかなか会えず、きょうもどっちか早く仕事が終わったほうが遅いほうの近くまで行くという、恋人同士のような逢瀬(笑)。「胃にやさしいもの」とか言いながら、さすがに少しセーブしながら。

ラストオーダーの早い店だったようで、余裕で11時台の電車で帰る。
とはいえ、校了近いのにこんな生活していてはだめだわ。

ドラマも全く見れていません。きょうから「のだめ」も始まったのにー。あああ、またHDDが大変なことに!

作戦会議

2006-10-15 23:03:03 | Weblog
目覚めたら二日酔いな気分だったので、昨日は本当に体調が悪かったのだなと気付く。

とはいえ、きょうは「未来」の割り付けだし、初めて割り付けに来るひとがいるのでいつもよりも早めに発行所へ行く(感心なわたし)。

昨日O井さんから「未来」のひとつの企画に関して駄目だしを受けていて、理解はするもののなんとなく納得できないものもあったり。反論したいと思いながらも、きょうは仕事が多すぎた。なんだか無駄に消耗した。

いつもよりも時間がかかって割り付け終了。
そのあとo崎とふたりで来月の歌会についての作戦会議。とか言いながら、最終的にはただの飲みに突入。さばのいしる焼きがおいしかった。

「映画館」というジャズ喫茶

2006-10-14 23:52:37 | Weblog
工事のひとは約束通りに午前中に来た。

というわけで、無事に昼過ぎには出かける。白山まで。
菊名から東横線で武蔵小杉まで。向かいのホームから目黒線で白金高輪まで。さらに向かいのホームから三田線で白山まで。ほとんど一本のようなものだけれど、遠かった。

念のためと思って地図をプリントアウトしていったのだけれど、本当に駅のすぐ近くで必要なかった。
「ひるの黄金夜」という朗読会に参加。オープンマイクからなんとか間に合った。今回は短歌特集ということで、オープンマイク参加のひとも短歌を読む。初めて短歌を作りましたと言いながら、みんななかなかいい歌を作っていて、ほほーとか思いながら聞く。

ゲストは伊津野重美さん、千葉聡さん、飯田有子さん、とわたし。
伊津野さんの明石海人を久しぶりに聴けたのはよかった。千葉さんの「古今和歌集仮名序」の歌(千葉さんの作曲)がすごくよくて、そのあと何回かみんなで歌った。これ、広めよう。飯田さんはあいかわらず耳のよい作品。
わたしは「少年ドルチェ」と昨日出来たての「みんみんがいんいんと鳴く」を読む。朗読の前にビールを飲んでいたら、なんだか本番で声が出にくくなってしまった。声が出ない、と思ったら異様に緊張するの。びっくり。

そのあと主催の大村さんの司会で車座トーク。短歌と詩の朗読の共通点や違いについて。ちょっと論点が動き過ぎてまとまりのない感じになってしまったけれど、こうやって異なる分野のひとと話すことの大事さのようなものは十分感じられた。

近くの店(板前さんがえらく男前)で打ち上げ。詩人たちと興味深い議論をしていたはずが、いつのまにか眠っていた。なんか疲れていたのかなあ。早々に帰宅。帰りも遠かった。


朗読会の会場は、「映画館」という名前のジャズ喫茶。なかなか味わいのある店で、写真撮ろうと思っていたのに忘れてしまった。
主催の大村さんは「ポエム王子」と呼ばれているらしい。次に会うときは王子コスで会いたいものだ。


仮設蛇口

2006-10-13 23:18:19 | Weblog
マンションの工事が始まって以来とにかく感心することは、工事のひとは毎日8時過ぎから現場に来ていて準備を始め、9時ちょっと過ぎにはピンポーンとやって来ることだ(朝の早くから働くひとが眩しいこの頃)。

というわけでけさも早くから朝のもろもろを済ませ、工事のひとを迎え入れる。
きょうは給水管の工事なので、ゴーッという音がものすごい。そんな騒音にめげながらも添削の仕事をなんとかこなし、そろそろ締め切りの近い原稿を書き、「未来」の歌稿を送り、など。
4時過ぎにようやく工事が終わる。数日前から土曜日の工事は午前中にお願いしますねと責任者のひとに伝えていたのだが、きょう改めてお願いすると聞いていなかったみたいで、不信感を募らせながらもとにかく顔を合わせるひとには片っ端から「明日は午前中に」と言い続けていたものの、工事の終わりに「明日は午後になりますが」と言われてしまう。だーかーらー。
明日午前中に来なかったら訴えてやる!

お昼は水も出ないのでカップラーメンなどを細々と食べる。わびしい。
工事が終わったあとは「仮設蛇口」というものが置かれる。玄関の郵便受けを通して長いホースを引いて、その先に蛇口がついているだけのもの。台所で使うときには台所に、洗面所で使うときは洗面所に、トイレのときにはトイレに持って行って使う。なんだか変な感じ。お湯は出ない。

すべてが終わって慌ただしく支度をして明治学院へ。
n瀬さんから世界一周旅行のおみやげをもらう。わたしはエジプトのスカーフをもらった。

講座のあといつもの「スカラームッシュ」が満員で入れないというので、近くのベトナム料理屋へ。こじんまりとした店で、女性ふたりでやっているためメニューは少ないのだけれど、どれもおいしかった。最後に「チェ」というベトナムのかき氷みたいなデザートを頼んだひとたちがえらく感動していた(「チェ」といえばチャングムのチェ一族だけれど)。

満腹で帰宅。
明日の朗読会はきょうの作品を読むことにした。かなり暗いですけど。

活動休止

2006-10-12 23:09:17 | Weblog
KAT-TUNの赤西くんがしばらく活動休止するんだそうな。
鬱病説、彼女が妊娠説、語学留学説、あげくの果ては淫行(?)説まで飛び交って、それにつけても亀梨くんの激痩せぶりが心配とか、いろんなところで病んでいるのかなあ。ま、かつーんに関してはあんまり興味ないからいいんだけどね。ただ、20歳そこそこの青年が、しなくていい苦労とかしなくていい心配に翻弄されてしまう姿を見るのは心が痛む。がんばったことがそのまま評価につながるなんてことは、普通の人生生きていてもそんなにあることじゃないのかもしれないけれど、ね。なんかね、知りもしない芸能界の厳しさ辛さをおもんばかってしまったりするですよ、誰に頼まれたわけでもないのに。

会社で「婦人公論」(10/22号)を読む。
久しぶりに読みでがあった。桃井かおりが出色。やっぱすごいね、このひと。
女は、30歳過ぎたらみんな同い年なんですって(笑)。
中野翠と橋本治の対談もそうだったけど、年をとることについての前向きな提言はいいよね。みんなー、ちゃんと年とって行こうぜ。


で、「Dr.コトー診療所」も見る。
時任三郎がいいなあ。息子の合格の電話を受けるシーンで、思わず泣いてしまった。たいした台詞もないのに、なんかいいシーンだった。
純くんはもうコトー先生になってしまいましたねー。なさけなさっぷり(おもに対女性に関して)は相変わらず、あ、私生活でもか。
出演者はほとんど変わらないものの、剛洋がすっかり大人ぽくなって、でもあいかわらずそれほど賢そうには見えないのがたまに傷。
これから蒼井優ちゃんがどんなふうに化けていくのかが楽しみ。

明日は「セーラー服と機関銃」ですね(やや息切れ気味)。


明日はマンションの、今度は給水管の工事。また水のない暮らしだ。
明治学院大の講座の後期も始まる。まだ宿題の30首が終わってません(泣)。
土曜日は朗読会。まだ読む作品が決まってません(泣)。