ばいばいしてきた

2006-10-30 23:07:08 | cinema
ものすごい二日酔い。
全然起きられない。
出かける支度をしながら何度も意識を失う。
やっとのことで3時半頃渋谷へと出かける。

仕事中のmちゃんと会って彼女の前売り券を受け取り、シネマライズで『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』の20:20の回の座席を確保。今回は上映劇場が多いから、心配したほどの混雑ではないもよう。

ネットカフェに行って、コーンポタージュとか梅昆布茶とか飲みながら南Q太の『スクナヒコナ』を読む。ほんとは『働きマン』を読みたかったんだけど、探せなかった。

mちゃんの仕事が終わって落ち合い、パルコでやっている「ぶっさん展」へ。ボール投げゲームのようなものがあって、やってみる。3等はキャッツ・グラウンドの土(大盛り)、残念賞がキャッツ・グラウンドの土(かなり小盛り)とあって、土の大盛りはいらないよね〜と言い合っていたのに二人とも3等をゲット(笑)。
グッズはかなり売り切れが多く、キャッツ饅頭とタオルを購入。

近くでピザとか食べたあと映画へ。ここでもグッズはかなり売り切れ。欲しかったストラップがなくてショック。パンフレットとステッカー購入。

映画はですねー、いろいろ覚悟(どんな覚悟だ)して行ったので、思ったよりは泣かなかったです。笑ったほうが多かったかも。でも、エンドロール見ていたら、ああ、もう本当に終わりなんだと、とても悲しい気持ちになった。テレビドラマのシリーズが終わったときも悲しかったし、日本シリーズのときもこれでおしまいなんて信じられない、とか思ったけど、今度は本当に終わりなんだよね。

わたしにとってのキャッツはおとぎ話なんだと思う。ぶっさんは22歳で死んでしまったから永遠にそのままだけど、残されたひとは現実を生きていかなくてはならない。「ばいばい」を先延ばしにすることで自分を騙していくことには限界がある。宝物のような日々は永遠には続かない。
だから、キャッツの残りの4人のこの先の人生なんてわたしは見たいとは思わない。5人が5人でいたことで十分なんだな。

とにかく小ネタ満載なんで、何回か繰り返し見たくなる映画です。

終わってちょっとだけ「じゃんか」で飲んで帰る。店に入ったとたん「あー、たったいまS井さん帰っちゃったとこなんです」と言われる。いや、べつにS井さんに会いに来たわけじゃないですから。

東横線の終電にいつの間にか菊名止まりの12:33というのが増えていた。これで12時渋谷駅ダッシュをしなくていいのだな。ありがたいことだ。

写真は「ぶっさん展」で唯一写真をとってもいい「野球狂の詩」(映画では別の店)の店内。キャッツの5人はマネキンなので、バンビとか微妙に大きくて笑ってしまった。