町田 康著 / いしい しんじ著
毎日新聞社 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。
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久しぶりの町田康であります。
といってもこれは町田さんといしいさんが自分達のかつて住んだ町を歩きながらだらだらと対談をしたものを書き起こしたもので、やはり町田さんは小説が一番だなあと思いますね。それなりに面白かったですけど。
いしいしんじという作家をわたしはあまりよく知らないのですが、力の抜け方がいい感じのひとで、最終的に六本木に住んでいる町田さんとは好対照かなあとも思います。
この本、「録音：町田康」って書いてあるんですけど、編集者は同行してないんでしょうか？ 写真はいしいさんの弟さんが撮っていたみたいですが、そういう意味では不思議な味わいをうまく出していますね。
さらっと読める一冊。意外なところで本音も出ているので侮れないですけど、いわゆる町田さんの濃厚な文体好きなひとには物足りないかも。
きょうはさすがに添削仕事に専念しました。終わらなかったけど。
明日こそ一日工事なので、負けないように仕事もしたいと思います。思います。