つきしま

2006-04-12 23:51:58 | Weblog
朝、出社前に月島の中央区月島図書館で調べもの。

大江戸線をちょいと乗り過ごすだけだから楽勝。しかも図書館は駅の地下通路を延々と歩いて地上に出てすぐ。どんな方向音痴でもたどりつけます(笑)。


月島といえば四方田犬彦さんの『月島物語』。四方田さんの著作を読んだのはこれが初めてだったけど、いまだにたぶん一番好きな本だ。ある日突然、奥さんが留学すると言って家を出て行く、ってのが好きだ(願望だろうか? 留学、それとも家出?)。

さらに、月島といえば「岸田屋」(まだあるのかな)の肉豆腐。この店はほんとはモツ鍋が有名なのだけど、

曇天に花火上がれり月島の岸田屋の肉豆腐食いたし

という歌を作ってしまったので肉豆腐ということにしておく。実際、肉豆腐もおいしかった。


なんてことを考えながら、雨の上がった月島をちら見して会社へ。もちろんもんじゃなんて食べている暇はなく。


調べものの成果は結果としてはあまりなかった。
久しぶりの図書館の匂いがちょっとうれしかったのでよい。
しかし暇そうなじいさん(と呼ぶには若いおじさん)がいっぱいいたよ。大量に地図をコピーしているおじさんとか。

仕事が佳境なのです。とはいえ、他にもいろいろやらなくてはいけないことがあって、とはいえ、家に帰ってくるとぐったりなんです。とほほ。