たった四日の人生

2006-04-23 23:03:26 | Weblog
新首都の会のため昼前から外出。
菊名の駅前で、息子の同級生のお母さんに遭遇。急に声をかけられてびっくり。息子が小学校の低学年の頃によく家に遊びに行かせてもらっていたりしていたけれど、中学受験に失敗したという噂があってなんとなく疎遠になっていてひとだったりするので、ちょっと気をつかいながら近況報告。でも、むこうはうちの息子が地方の大学に行っていることを知っていたりして、なんだかよくわからない人間関係。

菊名でバジルの苗を買い、渋谷でDVD-Rを買い、目白でお昼ご飯。小鉢のおかずを4つ自由に選べてごはんとお味噌汁、デザートの抹茶アイスとコーヒーまでついて850円というなかなか素敵なお店。ここは夜は飲み屋になるみたいだから今度行ってみたいと思ったり。

新首都の会は9名+1名。F原さんやO野さんが来てくれて、少人数ながらも充実した会であった。10人くらいの歌会というのは、実はいちばんいい会になりうるのだ。
今日思ったのは、「限定」ということ。作者が思うほど「~だけ」「~のみ」という限定は読者に伝わらない。自分にとってのこだわりを伝えるのは難しい。

終わったあと、NくんとN沢くんとn見と(頭文字がNばかりだな)「やるき茶屋」で飲む。特に結社という問題について、メモは必須ながら決して口外できない話をいろいろ聞く。

大事なともだちの、辛いニュースを聞いてものすごく動揺。帰り道、がまんできなくなって電話してしまう。もちろん、元気そうではあったけれど、辛かっただろうな悲しかっただろうな苦しかっただろうなと思うとやりきれない。たった四日の人生を生きた赤ん坊。その子を産むために命をかけたともだち。

すべての言葉はむなしい。