ほっこり京都ツアー(その二)

2004-12-05 21:47:39 | Weblog
翌日。

かばんの人たちは宇治ツアーをやるというので誘われてもいたのだが、吟行とかかんべん、な気分だったので、荻原さん、なかはらさん、佐藤りえさんの四人で適当行き当たりばったり京都観光をすることにしていた。

朝。なぜか7時半にめざましが鳴る。
理解できない。
ここはどこ? なぜ7時半? 頭痛い。乾き切っている。
しばらく茫然とし、ペットボトルの水を飲む。
ふと気付くと8時半を過ぎていたのでシャワーを浴びる。そこでようやくきょうは日曜日であることに気付き、デカレンジャーと仮面ライダーを見逃したことを後悔する(だから7時半にめざましかけていたのか)。
9時に荻原さんから電話があり、少し待ってもらって支度をしたあとチェックアウトして荻原さん、りえの待つ喫茶店へ。さらに寝坊していたれいこさんを待ち、みんなでモーニング食べて再びホテルに戻る。

ホテルのお姉さんに「銀閣寺と南禅寺に行きたいのだけどどれくらい時間がかかるか」と相談したら、非常に理想的なコースのようなので(時間的にも距離的にも)、荷物を預けてタクシーでまずは銀閣寺へ。

青空は見えているものの時折雨が降る変な天気。特にわたしの真上には雨雲がいるらしく、何回も傘をさしたり閉じたり。でも思ったより全然寒くなくって、歩いていると汗ばむくらいの陽気。

銀閣寺は「ただのボロ屋じゃん」とつい口走ってしまい顰蹙を買う。
「銀閣寺にとって大切なコケ」と「少し邪魔なコケ」と「とても邪魔なコケ」というサンプルがあって非常に興味深かった。
自分がなるとしたら「大切なコケ」か「とても邪魔なコケ」のどっちかがいいよね、と話しながら庭内を巡る。

ほっこり京都ツアー(その一)

2004-12-04 21:45:42 | Weblog
イソカツミさんの歌集『カツミズリズム』出版記念会のために京都へ。
ここ二日くらいろくに寝れていなかったので、行きの新幹線でうとうとしてしまう。
熊本からの修学旅行生と同じ新幹線。ときおり嬌声のようなものが聞こえて眠りを遮られる。
しかし「のぞみ」は速い。2時間で京都だ。

駅について「さて」と思っているとなかはられいこさんから電話。同じ新幹線だったらしい。荻原裕幸さんと三人で、とりあえず会場に向かう。会場のロイヤルホテル近くのおそば屋さんで昼食。「京都といえばにしんそばだよねー」と言いつつ、三人とも違うものを食べる。おいしかったです。ビックリドンキーにしなくてよかった(当たり前)。

批評会は穂村弘さんが司会、パネリストはなかはらさんと松村正直さんとわたし。繰り返しやひらがなの多用、幼児性、切実性、秀歌性、価値判断の難しさなど、パネリストの意見はだいたい近いところにあった。会場からは意外に技巧派であるとの指摘や、幼児性があるのはマイナスなのか、といったような反論が出つつ、お風呂のお湯をまぜる穂村さんの明解な司会によって無事に終了。

後半の朗読会では、なかはらさん、塩谷風月さん、田中、正岡豊さん、イソカツミさん、穂村さんの順でイソさんの歌と自作などをそれぞれ朗読。
わたしはイソさんの「東京」という一連と、自作は『退屈な器』から「ことばのほうむかたむいている」を読んだ。イソさんの作品は小さな声でゆっくりとやさしく読んでみた。とても難しいんだもの。
穂村さんの朗読がよかった。

ハロー 夜。 ハロー 静かな霜柱。 ハロー カップヌードルの海老たち。
ハロー 夜。 ハロー 静かな霜柱。 ハロー ついたりきえたりするからひかり。


終わって懇親会。おもに荻原さんと二つの案件について密談。

そのあと二次会。雨のなかホテル近くの「天狗」。
ここで京大短歌会の西ノ原くんを呼び出す。

そのあと三次会。西ノ原くんと松村くん、入交佐妃ちゃん、河野美砂子さんといった大飲兵衛メンバー。あたくし最後は記憶ありません。西ノ原くんにホテルまで送ってもらって帰ったのが午前三時半。

写真はラブリー佐妃ちゃん。



新しい眼鏡

2004-12-02 23:12:25 | Weblog
先日作った眼鏡ができあがっているというので、会社の帰りにとりにいく。
気付いてなかったが「KENZO」のものだったらしく、うすみずいろのきれいなケースがついてきた。
ちょっとうれしい。眼鏡屋さんでくれるケースって、どれも安っぽい気がしていたから。
眼鏡そのものは全然高価なものではないの。先日新調したコンタクトの半額くらい。

明日は帰りが遅くなるので、きょうのうちに旅支度、と思ってコンタクトの保存液とか綿棒とか買って帰る。どちらも旅のためというよりは常備のものが切れそうだったからなんだけど、旅先で綿棒がないと悲しいよね。何回か忘れて家族から非難ごうごうだった経験から、旅の必需品となった。

泊まるのはちゃんとしたホテルだから、まあ何もいらないっていえばそうなんだけど、心配性なわたしは旅の荷物が多い。「こんなに持ってきたの?」と言われないように、荷物はコンパクトに詰めるのが得意。ふっ。

ああ、心はすでに京都。


とはいえ、その前にやることがある。
今晩中にレジュメを送らなくてはいけないし、明日は石井さんの明治学院の講座だ。
今週の宿題は、行ったつもりの旅行詠。ついでだから京都の歌を作ってみた。


待ってろ、京都!


余談ですが、きょうの「VVV6」という番組の終わりにジャニーズカウントダウンコンサートの先行電話予約がありました。
久しぶりにリダイヤルリダイヤルリダイヤルしてみましたが、討ち死に。
明日の「メントレ」、あさっての「嵐の技あり」でもあるんだけど、家にいないんですよねー、その時間。誰か、代行してくれませんかねえ(冗談ですけど)。


待ってろ、ジャニーズ!

忘年会と大掃除

2004-12-01 11:24:42 | Weblog
きょうは「未来」発行所の大掃除と忘年会。
忘年会と言っても、普段割付や事務作業に奉仕くださっている方々への慰労の会。

会社で「やばいっす、やばいっす」(by出川哲郎)なことが起こって胃が痛みつつ、東中野へ。
駅の「みどりの窓口」で京都までの新幹線チケット購入(危うく希望の電車に乗れないところだった、みんな週末は「そうだ、京都行こう」なのね)。
発行所に行くと、大掃除は終わり、ちょうどみんなお店に移動するところだった。

総勢15名ほどの宴会。お姉さま方は、何を頼むにも数を数えて全員にわたるよう配慮してくれる。
これでもかってくらい食べて、韓国焼酎とか「閻魔」という名前の焼酎飲んだりして4時間ほど。
新年会では「金色夜叉」が演じられることに決まってお開きとなる(岡井さんはお金持ちの友人役)。


宴会中写真を撮り忘れたので、きょうの写真は本文とまったく関係ありません。
羽澄にもらった中国茶。花とかクコの実とか棗とか蜜柑の皮とかいっぱい入っているの。
ミントが効いていて、中国茶というよりはハーブティーって感じでした。