ほっこり京都ツアー(その四)

2004-12-05 21:51:49 | Weblog
ホテルに戻り荷物を受け取り、さっきのお姉さんに御礼と報告をしてから再びタクシーで京都駅へ。

そのタクシーの運転手がすごかった。
京都の裏蘊蓄話(ほとんど禅問答)を繰り広げられ、様々などうでもいいことを教えられることに。
「枕半分芸半分」「人間の骨は水」「紅葉ともみじは違う」とかね。

新幹線のチケットを買ったあと、昨晩河野さんから教わった「香煎」を買うため京都伊勢丹へ。
その他おみやげをもろもろ買って、お茶飲んで休憩して、荻原さんれいこさんと新幹線(時間ぎりぎりになってしまい、危うく乗り損ねるところだった。16号車だったので途中から乗って車中を延々移動)。
りえはきょうは神戸らしい。しばらく旅に出るんだそうです。探さないでやってください。

新幹線でまた馬鹿話をしているうちにあっという間に名古屋。荻原さんたちとはそこでお別れ。
本でも読もうと読み始めたけれど、すぐにうとうと。気付いたら熱海あたりだった。

疲れ果てて帰宅。
一生分くらい歩いたような気がする。
なんかでも久しぶりに観光らしいことして楽しかった。
イソさんはじめ、お世話になったみなさんありがとうございました。

でろでろな気分だけど、今のうちに書いておかないともう書けないような気がして。
もう寝ます。

あ、写真は南禅寺の庭です(外の木戸のところから中を覗いて写メってみました)。
でも有名なのは枯山水のほうの庭なんだよね。
ま、「南禅寺はゆどうふ」(byタクシーの運転手)だそうですから。

息子へのおみやげは「辻利」の抹茶生チョコだったんだけど、「辻利」と「都路里」は赤の他人なんでしょうか? 誰か知っていたら教えてください。

ほっこり京都ツアー(その三)

2004-12-05 21:49:32 | Weblog
哲学の道を通って南禅寺まで行くつもりが、気付いたら哲学じゃない道(by斉藤斎藤)を歩いていた。
途中「安楽寺」という寺の前を通り「安楽死みたいだよね」と言ってまた顰蹙を買う。
そのあたりから哲学の道に戻り、少し疲れたので喫茶店で休み、まただらだらと歩き続ける。
途中で野良猫の一家に遭遇。かわいい。

ようやく南禅寺へ到着するも、空腹の四人はとりあえずゆどうふを食べることしか頭にない。「奥丹」という老舗のゆどうふやで「ゆどうふコース」を食べる。ゴマ豆腐、とろろ汁、豆腐田楽木の芽みそのせ、てんぷら、ごはんとお漬け物、というコース。豆腐は意外にすぐにお腹いっぱいになってしまって、ゆどうふ一切れを荻原さんに譲り、豆腐田楽を二切れほど残してしまう。悔しい。

お腹もいっぱいになったので一路南禅寺へ。大きな門を跨いで入ったもののどこが南禅寺なのかわからない。すると、入ったつもりが南禅寺から出ていたことに気付く。
「ということはゆどうふやは南禅寺のなかにあったの?」と聞くとみんなから「そんなはずはない」と総ツッコミされる。

時間もあまりなかったので庭は拝観せずタクシーでホテルまで戻る。

ほっこり京都ツアー(その二)

2004-12-05 21:47:39 | Weblog
翌日。

かばんの人たちは宇治ツアーをやるというので誘われてもいたのだが、吟行とかかんべん、な気分だったので、荻原さん、なかはらさん、佐藤りえさんの四人で適当行き当たりばったり京都観光をすることにしていた。

朝。なぜか7時半にめざましが鳴る。
理解できない。
ここはどこ? なぜ7時半? 頭痛い。乾き切っている。
しばらく茫然とし、ペットボトルの水を飲む。
ふと気付くと8時半を過ぎていたのでシャワーを浴びる。そこでようやくきょうは日曜日であることに気付き、デカレンジャーと仮面ライダーを見逃したことを後悔する(だから7時半にめざましかけていたのか)。
9時に荻原さんから電話があり、少し待ってもらって支度をしたあとチェックアウトして荻原さん、りえの待つ喫茶店へ。さらに寝坊していたれいこさんを待ち、みんなでモーニング食べて再びホテルに戻る。

ホテルのお姉さんに「銀閣寺と南禅寺に行きたいのだけどどれくらい時間がかかるか」と相談したら、非常に理想的なコースのようなので(時間的にも距離的にも)、荷物を預けてタクシーでまずは銀閣寺へ。

青空は見えているものの時折雨が降る変な天気。特にわたしの真上には雨雲がいるらしく、何回も傘をさしたり閉じたり。でも思ったより全然寒くなくって、歩いていると汗ばむくらいの陽気。

銀閣寺は「ただのボロ屋じゃん」とつい口走ってしまい顰蹙を買う。
「銀閣寺にとって大切なコケ」と「少し邪魔なコケ」と「とても邪魔なコケ」というサンプルがあって非常に興味深かった。
自分がなるとしたら「大切なコケ」か「とても邪魔なコケ」のどっちかがいいよね、と話しながら庭内を巡る。