さざんかさざんか咲いた道

2004-12-18 21:13:10 | Weblog
きょうは久しぶりに何も予定の無い休日。

何もしないと決めて一日過ごす。

パソコンも、夕方になってメールのチェックしただけ。


平和だ。


夕方、近所のスーパーに買い物。
近くのマンションの垣根のさざんかが満開。
さざんかの垣根は、根本に花びらが散ってすごいことになる。
白花だったら茶変して汚いし、ピンクは毒々しい。あまり美しくない。
散華、という感じなのかな。

帰り道、同じマンションの上の階に住むYさんに会う。
二年くらい前に職場で動脈破裂で倒れ、下半身不随になってしまった。
今はリハビリの毎日で、杖をつきながら近所を散歩するのが日課らしい。
年齢的には50代かな。派手な車に乗って、若々しくて、いかにもスポーツ・ウーマンという感じだった。病気で少し老けた感じはあるけれど、前向きな姿にいつも励まされる。

人生、いつ何が起こるかわからないよなあと、Yさんを見るたびに気を引き締めたい気分になる。

いつだったか、朝会ったときに「あら、素敵なピアスね」とほめてもらったことがある。
おしゃれな人だったから、そういうものに敏感に反応してくれるのだ。
「わたしも新しいの買いに行きたいんだけど、なかなかそういうところには出かけられなくて」とさみしそうに言っていた。