『算法少女』(遠藤寛子/ちくま学芸文庫)

2006-10-10 23:43:59 | books
算法少女
算法少女
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.10
遠藤 寛子著
筑摩書房 (2006.8)
通常2-3日以内に発送します。


I原さんからすすめられていた『算法少女』を読了。
江戸時代に同名の算法(数学)の本があったとかで、それをもとにその著者であったであろう少女のことが小説風(児童文学風)に書かれたもの。もっと当時の数学の話とかあるのかと思っていたけれど、江戸時代にこんな少女がいたんだよという、どちらかというと子供向けの伝記物語に近い。
万葉集の時代から九九があったとか、それなりに面白い話もあったけれど、全体としてはやや物足りなかったかな。近頃数学ブームなので、『和算を楽しむ』(ちくまプリマー新書)なんて本も出ていたりするから、そっちのほうがどちらかというと面白いかも。


きょうは会社の帰りに銀座の「BOOK1st」へ。仕事で必要な本を購入。そこは漫画があまり充実していなかったので、「福家書店」で「桜蘭高校ホスト部」を6巻まで大人買い。ふふ。

家に帰って草なぎくんのドラマ「僕の歩く道」を見る。
草なぎくんが自閉症の青年を好演。家族(自立させたい母親、世間体を気にする優秀な兄、無関心な妹)の感じもかなりリアル。あんなに美人な獣医がずっと理解ある幼なじみであるというのはやや無理な設定かもしれないけれど、まあ、彼女との関係がドラマの中心になるのだろう。
しかし主題歌がSMAPで「ありがとう」って……。んー、人殺しのくせに(それは昨夜の古畑任三郎だ)。

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