結婚式

2004-12-25 22:07:59 | Weblog
義弟というのは、母親の再婚先の子供なので、実は微妙な関係。一緒に暮らしたこともないからあんまり家族という意識はない。

母が他界して七年。もとより父親とも断絶している義弟にとってはそれでも貴重な肉親であることには違いない。

とはいえ、いきなり結婚式の通知が届いただけで、お嫁さんとも初対面。どうなることかと心配していたけれど、秋田(母の実家)から従兄(川柳作家であったことが最近わかった)が来ていたり、浜松からも遠い親戚ながら大変お世話になったおばちゃんが来てくれていたりと、わたしにとっても懐かしい対面の嵐だった。

写真撮影から始まって、教会(にせもの)での挙式、披露宴と、なんだか長時間ホテル内を回らされた。披露宴が始まるころは空腹で死にそうだったよ。

披露宴では会社の先輩というひとがサックスで「冬ソナ」の曲を吹いてくれて、それが一番よかったかな。死ぬほど練習したそうです(笑)。

終わって、若者たちは二次会に「知立」というところまで行くというのだけど、そんなさらにわけのわからないところまで行ってしまったら帰れなくなりそうなので、秋田の従兄とふたり、近くにあった「白木屋」で軽く飲み直すことに。いろいろ川柳の話とか聞いて面白かった。

しかし田舎の結婚式は引き出物がいまだに重い。漬物石でも入っているかと思ったよ。


全然関係ないけど、きょう一番面白かったのは、ホテルのドアマン。
最初着いたときに、サンタクロースの格好をした外人がドアのところにいて、それだけでもインパクトはあったのだけど、いきなり「どちらの結婚式にご参列ですか?」とか聞かれて(このホテルは結婚式にしか来るひとがいないのか?)、名前を言うと「まだ受付けが開始されていませんねー」と。「親族なので待ち合わせをしているんです」となんとか通してもらったけど、変なドアマン。義弟にその話をすると「あのひと、いつも空回りなんだよ」とのこと。何回か打ち合わせにホテルに来たんだけど、たいてい奥のほうに待機していて、ドアあけるの間に合ったことないんだって(笑)。

で、「白木屋」で飲んだ後、ホテルで荷物を受け取って、新幹線までの時間があまりなかったから「駅までの一番近道はどこ?」ってそのサンタクロース・ドアマンに聞いたのね。そしたら「地下道があります」って言うから案内してもらおうと思ったら、横にいた別の普通のドアマンがすかさず「ここをまっすぐ行ったほうが近いです」って(笑)。彼はいったい何のためにいるのだろう?
いや、なごんだけどね。

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