『月に吠える ふり』

2005-12-17 22:31:17 | books
夏瀬佐知子さんが第一歌集『月に吠える ふり』を、風媒社から刊行された。
縁あって栞文を書かせてもらったのだけど、帯文にまで引用されてしまってなんだか申し訳ないような。
きょう実物をやっと目にして、感慨深いものを感じています。
なかなかシンプルでいい装丁になりました。よかったよかった。

夏瀬さんの歌はちょっと不思議な歌です。目の前にまっすぐな道があっても、あえて狭いくねった路地を行くような、そういう持ち前の屈託が、たぶん彼女を短歌という詩型に導いたのかもしれない。

首もある寒くもない横にもなれる 落ちているのは柘榴でしょうか(夏瀬佐知子)



午前中から「未来」の月旦を書く。
風邪のひき始めのような状態がずっと続いていて、なんとなくだるい。
あまり寒くならないうちにと買い物に出かけたけれど、帰ってからしばらくダウン。

「野ブタ。」最終回。そういうオチか。
修二と彰はふたりでひとつで、ノブタはひとりでも生きていかれると。
最後のノブタの笑顔はもっと劇的にかわいくってもよかったと思うけどな。
「青春アミーゴ」のサビの部分の振り付けをマスターした。
披露する機会がないのが残念である。

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2 コメント

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よかったですね (えんじゅ)
2005-12-18 21:46:24
きれいな歌集に仕上がってよかったですね。

歌集そのものも、十分に宝物ですよ。
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ありがとうございます! (なつせさちこ)
2005-12-18 20:20:15
毎日、日記を読ませていただいているのですが、

きょうは、ひっ、と息を呑みました。

歌集のことに触れてくださりありがとうございます!

栞文は宝物です。
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