ふしぎ発見青森紀行(八)

2006-07-16 23:02:29 | Weblog
青森から八戸へ。ここで新幹線「はやて」に乗り換えて東京まで。
八戸でビールを買い、新幹線でほたて釜飯を食べる。

中ザワさんたち飛行機組はきょうは恐山に行っている(県立美術館は金曜日に見たらしく)。恐山ツアーに誘われたのだけれど、片道3時間のドライブと聞いて断念。電車のわたしたちは帰り時間が早かったので。
恐山チームにメールをすると、飛行機が遅れて空港で宴会中とのこと。雨がすごかったからね〜。

わたしたちも負けずにビール、ビール。移動販売で買ったイカ珍味盛り合わせもおいしかった。ほんとになんでもおいしい、青森。

疲れのせいなんだか酒のせいなんだか、ぼろぼろの状態で東京駅。ここでaちゃんと別れ、あ〜、青森は涼しくてよかったなあと思いながら12時過ぎによれよれ帰宅。

すると一枚のファクスが届いている。
がび〜ん。
疲れたからだにムチ打って、あちこちメールして善後策を練る。
(それについての悲しい報告はまた日をあらためて)

写真はほたて釜飯。小粒なほたてが10個以上入っていて、ほたてがこんなにおいしいなんて、と思わせてくれる逸品。

ということで、駆け足青森終了です。


ふしぎ発見青森紀行(七)

2006-07-16 15:01:31 | Weblog
おみやげコーナーでしばらくおみやげなど物色し、いろんな珍しい食べ物や日本酒の試飲などしてみたりしたあとバスで青森駅まで戻る。

いそいそと市場へ。
普通市場というのは非常に活気にあふれた場所だとおもうのだけれど、青森の市場はわりと静か。あまり声をかけられることもなく、「買いたいんなら買ってもいいよ〜」という感じ。魚類はどれも安くておいしそう。イカやほやが泳いでいたり、ほたてのヒモにいたっては結構な大きさのビニール袋いっぱいで100円(刺身で食べられる)。昨日食べたヒモがおいしかったから心が動いたけれど、家に帰り着くのは夜中だし、と泣く泣く断念。
さけとばや「豊盃」のワンカップみたいの買った程度。

ホテルに荷物を取りにいってしばし休憩。
最後に駅でほたて釜飯を買う(新幹線で食べるため)。

今回のおみやげのメインは「ドライりんご」。
昨晩、ACACの真武さんにおすすめのおみやげを聞いたところ、「りんごの輪切りのドライ」というものがいいよと言われていたので、あちこちで探してみた。最初箱入りがみつからなくて、ばらで買い占めたりしていたのだけど、やっぱり箱入りもちゃんと他の店では売っていた。味見させてもらったらこれがなんとも不思議な食感で、めちゃくちゃおいしい。本当に食べ物はなんでもおいしいなあ、青森。

「白鳥」に乗って帰路につく。
写真は市場のある「ニコニコ通り」。このニコニコマークの看板が続いている。かわいい。
つづく

ふしぎ発見青森紀行(六)

2006-07-16 13:00:42 | Weblog
疲れたしお腹もすいたので、遺跡に隣接する「縄文自遊館」のなかにあるレストランへ。ここでの名物は「発掘丼」。古代米の中に具が隠れていて、発掘しながら食べる(笑)。はまぐりが出てきたら当たりで、アイスクリームが貰えるらしい。当たらなかった。「何が出てくるかはお楽しみ」とメニューに書かれているが、けっこう大胆だ、青森。嫌いなものとか出てきたらどうしてくれるのさ。ほたてやキンキ、野菜の煮物など、でしたけど。

そうこうしているうちに、いつの間にか外は大雨。この雨女が、これまでなんとか降られずにいたのに、やっぱりこういうことに。
遺跡の発掘現場や出土品の展示室は、この「縄文自遊館」の外へまたしばらく歩いて行かなくてはならず、美術館で疲れた足とからだではさらに雨の中行く勇気が出ない。仕方ないので「縄文自遊館」で関連展示ブースなどを見てまわる。けっこう面白かったです。組みひもみたいなのの体験コーナーがあって、aちゃんと二人で挑戦するもなかなかできず。二人でああでもないこうでもないとしばらくやって、なんとか完成。誇示して置いてくる(大人げない)。

写真は発掘丼。
つづく

ふしぎ発見青森紀行(五)

2006-07-16 12:59:58 | art
7月16日

酔っぱらってホテルに帰って、二人とも寝間着に着替えてしまったあとでわたしは「水が欲しい」とだだをこねたらしい。で、aちゃんは決死の覚悟で部屋の外にある自販機まで水を買いに欽ちゃん走りで行ってくれた(良い子は真似してはいけません)。あげく、aちゃんがお風呂に入っている間にわたしは眠ってしまっていたらしい。全く何様なんだか。

そんなわけで酷い二日酔いの状態で目覚めたものの、ホテルの朝食バイキングはしっかりと食べる二人。

10時チェックアウト。手荷物をホテルで預かってもらって近くの市場を下見。夕方までやっていることがわかったので、夕方また来ることにしてバスに乗って青森県立美術館へ。シャガール展を見にいく。

青森県立美術館は13日にオープンしたばかり。三内丸山遺跡の近くにあるということで、山内丸山遺跡でバスを降りる。あちこちに美術館のポスターや幟はあるのだけれど、場所の表示が見当たらない。仕方ないので売店のおばさんに聞くと「美術館はこっちじゃなくて、道を渡ってかなり戻ったところにある」と言う。わたしたちが戻りかけると、「でも、ここから遺跡の入り口に行けばこっちからも行けますよ」と言う。そうであるならその遺跡の入り口だけ教えてくれればいいと思うのだが、青森のひとは親切なんだか不親切なんだか。しかも、これはあとで気付いたのだけれど、遺跡のバス停の後方に美術館行きのシャトルバスのバス停もあったのね。普通さあ、降りたら前方しか見ないでしょ? せめてバス停にシャトルバスの案内くらいしようよ、青森。

遺跡の入り口から延々歩くこと数分(5分と言われたけどもっとかかった)。エントランスの表示があったので入ろうと思ったら「この入り口からは入場できません」と書かれている。どんだけ親切なんだか不親切なんだか、青森。
ぐるっと回ってようやく正しい入り口にたどりつく。遠い。
オープン最初の日曜日ということで、人の入りはまあまあ。でも、それほど混雑という感じでもない。大丈夫か、青森。
シャガール展はめちゃくちゃよかった。4枚の、バレエ「アレコ」の舞台背景画は迫力満点。シャガールのアメリカ亡命時代の、ごく限られた期間の作品だけなのだけれど、戦争をテーマにした作品群はシャガールにこんな作品があったのかと、ちょっと鳥肌ものでした。
「アレコ」や「火の鳥」は、衣装のデザインもやっていたみたいで、そのデザインのデッサンもとてもすばらしかった。実際の「アレコ」の衣装も展示されていて、どれも忠実にデザインが反映されていてかわいかった。

常設展はちょっと盛り沢山過ぎて、最後のほうは疲れてしまって早足に回った程度。展示が多すぎて導線が悪く、無駄足が多いのも欠点。

この美術館でいいなと思ったのは、入場するときに会場の見取り図と展示作品の一覧のようなものが貰えることで、これはとても便利。目録買うほどでもないとき、あとでこれを見れば思い出せたりします。ほかの美術館でもやってくれればいいのに(やってるとこあるかもですが)。

写真は県立美術館。真っ白でおしゃれな建物。これも安藤忠雄なのかな?
つづく