『失われた時を求めて』第4巻読了

2006-07-09 21:06:14 | books
「ゲルマントのほう1」が終わった。
ゲルマントに引っ越してきた主人公が、ゲルマント夫人に横恋慕して、なんとか彼女に取り入ろうとする物語。全く気の多いやつだ。親友のサン=ルーの色男ぶりもわかって、今後が楽しみだったり。
それにしてもこの時代の貴族というのは、毎日どこかの家のパーティーに行ってはご飯を食べていたらしい。そこで誰それに紹介してもらえたのもらえなかったの、冷たくされたのもてなされたの、というような小さなドラマが延々続く。ゲルマント夫人に偶然会うために毎朝散歩したりとかね、暇なの、基本的に。読んでいてもとても退屈。

まだ道は果てしなく遠い。


読書がメインの一日。
美容院にも行った。思いっきり短く切ってしまいたい誘惑になんとか打ち勝つ。