『メディックス』(西村しのぶ)

2006-07-06 23:26:11 | books
メディックス
メディックス
posted with 簡単リンクくん at 2006. 7. 6
西村 しのぶ
小学館 (2006.6)
通常2-3日以内に発送します。



西村しのぶ、久しぶりの新刊。といっても、これが連載されていたのはもう15年くらい前のこと。いったいどういうわけで15年を経ての単行本化とあいなったのか、そっちのほうが気になります。

しのっちゃの漫画としては珍しく男の子が主人公。医大に通う、とても普通な男の子。そこそこ女の子にももてて、そこそこ遊び上手で、でも家族思いのすてきな広瀬くん。『動物のお医者さん』的な要素もあり。
しかし、女の子のファッションに時代を感じます。そりゃ15年前ですもんね。ボディコンとかですよ、ええ。


個人的に、西村しのぶ強化月間なので、会社で『一緒に遭難したい人』とか『LINE』とか『RUSH』とか布教しています。あまり知っているひとがいないのが新鮮。

で、かわりに、といっては何ですが、『7つの黄金郷』(山本鈴美香)を借りて読んでいます。これは1970年代ですか(笑)。古すぎてもはやファッションがどうのということを超えていますけれど、未完の大作なんですって? わたしの机の上に置いてあったのを目敏くみつけたDTPのn村さんが懐かしそうに熱く語ってゆきました。

未完といえば『メディックス』もそうですし、西村しのぶには未完が多すぎます。
ドラマの最終回がえてしてつまらいのと同じように、長編漫画の最終回もかなり厳しいことが多いですものね。未完であることの魅力というものもあるのだろうなあ。最後を知りたいと思う気持ちと、知ることによって失望・落胆することへのリスク。
小説の未完よりも漫画の未完が多いというのも、何かありそうですよね。漫画家って行き当たりばったり系が多いとか?



昨夜、サッカー見たくて寝たり起きたりしながら朝を待っていたのだけれど、肝心なフランスーポルトガル戦の記憶が全くありません。寝不足だけが残りました。とほほ。

嵐のアルバムと「ひもの屋」

2006-07-06 01:15:59 | Weblog
きょうから出社なのに、朝また貧血で、しばらく意識を失いました。テポドン騒ぎで「純情きらり」も放映されないし(それは関係ない)。
で、大幅に遅れたけど会社へは行く。ま、たいして忙しくはないし。

夕方も早めに上がって、汐留のWAVEで嵐の新しいアルバムを探す。やはり通常版しかない。ちょっとー、汐留はジャニ系に力抜き過ぎです(ぷんぷん)。客層から考えても当然なんだろうけどね。しかたないので渋谷へ出て、TSUTAYAで余裕で初回限定版を購入。ふん。

そのあとmちゃんと待ち合わせて、aちゃんおすすめの「ひもの屋」へ。アイメイクの凄いかわいい女の子が店員にいた。思わず「かわい〜」とさわってしまう(そういうことするのはおばさんです)。サービスの生キャベツがおいしかった。


ずっと抱えている問題について、ちょっと精神的に過敏になりすぎているようなことが続いていた。この件についてはmちゃんが唯一の理解者なので、つい甘えて話を聞いてもらうだけでも救われていはいるのだけれど、ちゃんとしなくちゃなあと思うのだった。

とりあえずきょうは「感動すると脳は傷付く、その欠落を埋めようとする作業が芸術である」という、茂木健一郎さんの言葉を抱いて眠る。