「ハチミツとクローバー」と編集会議

2006-07-25 23:37:01 | cinema
昼間、渋谷のシネマライズへ「ハチミツとクローバー」を観にいく。
シネマライズはレディスディのない映画館なので、前売り券を買って。
なんだかものすごく混んでいてびっくり。平日の昼間なのにね。

「ハチクロ」は、原作の漫画はあんまり読んでいないのですが、アニメでやっていたのをずっと見てました(今も2部がやってますね)。
最初は胸キュンな青春漫画だと思っていたのだけれど、登場人物がみんな報われない恋愛をしていて、そういうのを含めて青春なのかもしれないけれど、それにしては結構ディープな事情もあったり、ふーん、最近の少女漫画って一筋縄ではいかないってわけね、という感じの印象(どんなだ)。

映画は、若干設定が変わっていましたが、原作の登場人物キャラをかなり忠実に再現していたと思います。特に「はぐ」役の蒼井優ちゃんは、どう見ても(身長的に)無理! って思っていたのに、ほんとに十分「はぐ」になってましたね〜。あと、竹本役の櫻井翔くんが見事な竹本くんでしたよ。「木更津キャッツアイ」のバンビともまたひと味違う、純情キャラが嫌みじゃないってすばらしい。
個人的には真山が好きなので、真山役の加瀬亮はよかった。ちょっと情けない感じがよく出ていました。

一番感動したのははぐの絵だったりして、最後の海の絵なんか結構じ〜んときました。エンディング・ロール見て、ああ、MAYAMAXの絵なんだーと、妙に納得。

少し違和感のあったのは音楽。菅野よう子が音楽というから、どんなになっているんだろうと思っていましたが、基本的にうるさすぎ。もう少し甘酸っぱ系(どんなだ?)であってほしかったと思うのはわたしだけ? 特にね、山田さんが酔っぱらって真山におんぶされていくシーン。「真山、大好き」「……うん、ありがと」っていう会話のBGMにあの曲はないんじゃないかと(細か過ぎっすか?)。好きなシーンだったんで、つい、真山の声が聞こえないんじゃないかとはらはらしました(聞こえたけど)。

全体的には、原作を知っている人間には物足りない感じがしましたね(原作はもっと濃密)。いわゆる青春映画としては面白くできているのかもしれないけれど、んー、原作を全く見ていないひとの感想を聞きたいです。


終わって「BEAMS」へ。
「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」の前売り券付きTシャツというのが売っているというので買いにゆく。地図で確認していったのだけど、あやうく迷宮に迷い込むところでした(笑)。しかも、わたしなんかが入ってはいけないような店の雰囲気。あきらめて帰ろうかと思ったくらい(わりと弱気)。
まあこれも息子のためと(宮崎では上映されないらしい)、なんとかTシャツ購入。

そのあと東中野の「未来」発行所へ。編集会議。
きょうは主に「近藤芳美をしのぶ会」のこまごまとしたことの打ち合わせ。だいたいの当日の役割を決める。わたしは総合司会の道浦さんの補佐役ということに。道浦さんが倒れそうになったら後ろから支える役(力仕事か)。
いろいろ決めることがたくさんあってもろもろ大変。
空腹で変になりそうなひとたち。
9時過ぎにやっと終了し、先日行った「粋族館」という、名前は変だけどおいしい店へ。ものすごい勢いでいろんなものを食べるひとたち。
i田さんやs伯さんのはずかしい過去の話などを聞く。