ふしぎ発見青森紀行(四)

2006-07-15 23:59:15 | Weblog
すべてが終わって、ラウンジでみんなと話したりしたあと、ACACの真武さんの車で青森駅近くの「横丁」という蕎麦屋へ。蕎麦屋だけど地元の料理をいろいろ出してくれるということで、ミズという山菜、みそおでん(こんにゃくが微妙にやわらかくて美味、しょうが味噌も衝撃的)、ほや(肉厚で新鮮でうまいうまい)、焼き鳥(なのに豚肉)、そばサラダ、銀ダラの焼き物などなど。お酒が、メニューには載っていないけれど「豊盃」というのがおすすめと言われ、その日本酒はよく行く渋谷の「じゃんか」で飲んだことがあるといったらえらく驚かれた。地元でも知るひとぞ知る隠れ名酒らしい。うれしくてたくさん飲む。

途中、高校時代の友人N村くんが来てくれる。青森に住んでいると聞いたので呼びつけたのだけれど、青森市内までは結構遠いところに住んでいたらしい(そりゃ青森は広い)。2時間ほどかけて来てくれたにもかかわらず、ただの酔っ払いの集団のなかにいきなり混ざって大変だったことだろう。申し訳ない。でも、こんなことでもないと会えませんからね〜。20年ぶりくらいの再会に感激。

〆の蕎麦を食べて解散。この蕎麦がまた独特の蕎麦。細いけれどしっかりしていてとてもおいしい。もう、青森はなんでもおいしい!

「横丁」での写真は撮り損ねたので、写真は「方法舞踊」をする女の子たち。
つづく

ふしぎ発見青森紀行(三)

2006-07-15 16:58:30 | Weblog
松井茂とゲストによるパフォーマンス+トーク「遍く、いつつの時」、今回のゲストは中ザワヒデキさんと外山紀久子さん。

はじめにエントランスのところに集合して、ダンサーとなった外山さんが中ザワさんの「方法舞踊」を披露。長いアーケードを戻る形で外山さんが歩いていく。進んだり戻ったりするのにあわせて、観衆はうしろをぞろぞろついていく。

次に野外ステージに移動して、女性二人による「方法舞踊」。これがそろっていてなかなかよかった。あとで聞いたらその日初めて練習して本番だったらしい。多少のダンス経験はあるらしいけれど、動きもきれいだったし、二人の体型や歩幅がそろっていたのがよかった(歩幅がとても重要なダンスなので)。

次は松井さんの新作「構造」。ダンスの二人に中ザワ、外山が加わって四人によるパフォーマンス。実に退屈で面白い試み。ほんとによくこういうことを考え付くものだと感心。

そのあとラウンジに移動。ボランティア・スタッフ三人による「方法ババ抜き」の熱い戦いが繰り広げられるなか、松井、中ザワ、外山の三人によるトークショー。
このときわたしは猛烈に眠くて、しかもうとうとしたら体が冷えきってしまってお腹が痛くなったりと大変な状態で、トークはあまり身に入らなかった。でも、外山さんの「作務アート」という新しい概念は方向性として時代ともあっていて、なかなか興味深いものがあった。

写真はアーケードを歩いていく外山さんの後ろ姿。
つづく

ふしぎ発見青森紀行(二)

2006-07-15 14:57:40 | art
国際芸術センター青森(略してACAC)は山の中である。円形の、コンクリート打ちっ放しの独特な建物はいかにも安藤忠雄な建築。う〜ん、写真ひどすぎですね。

とりあえず展示を見てまわる。
「エフェメラル 遍く、ひとつの時」はアーティスト・イン・レジデンスのプログラムで、松井茂さんのほかにフィンランドやイラン人のアーティストも参加している。半円状の展示スペースは真っ白で天井が高く、とても贅沢な空間。松井さんの作品(回文)は無印良品のコンパクトミラーを使っていて、そのアイデアにまず驚嘆。写真ではうまく雰囲気が伝わらないと思って写真撮らなかったけど、すごく良かった。これ、いつか東京でも展示してほしいです。

松井さんは体調が悪いみたいで青い顔をしている。このところの東京ー青森移動三昧で消耗しているせいもあるのだろう。しかも仕事の関係でこの日のうちに東京に戻らなければならなくなったとかで、せっかく青森くんだりまで来てあげたのにそれはないぜセニョールなわたしたちだったけれど、本当に具合悪そうな顔を見たらかわいそうになってしまった。
きょうのゲストの中ザワヒデキさんともあいさつ。パフォーマンスの準備で忙しそうだった。

ほどなくパフォーマンスが始まるというので、トンネルのようになった四季のアーケードを抜けてエントランスに人が集まる。
つづく

ふしぎ発見青森紀行(一)

2006-07-15 13:56:53 | Weblog
7月15日

寝たような寝なかったような状態で気がついたら朝の4時。一緒に行くaちゃんからモーニングメールも入り、慌ててシャワーを浴びたり支度をしたりして本当にばたばたばたという感じで出かける。あー。傘忘れた〜。青森の天気予報はずっと雨。わたしってものすごい雨女。旅行で雨が降らなかったことはない。

東京駅でaちゃんと落ち合う。あまり食欲はなかったけれど、長旅なのでアジ寿司とビール(新幹線といえばビールでしょう、旅行と行ったら朝からビールでしょう)を買って「はやて」に乗る。
八戸で乗り換え。「スーパー白鳥」で青森まで。二人でしゃべりながらの旅は以外にあっという間である。時間としては4時間強という感じ。ちょうどお昼に青森着でした。うわ、涼しい。朝の東京駅が地獄の暑さだったので、ここは天国。春先くらいに気候だから厚手の上着を持っていけと言われたりしていたけれど、そこまで寒くはない。

泊まるホテルは駅の近くだったので、先にチェックイン。ついでにフロントで国際芸術センター行きのバスの時間を聞いてみたら、午後2時までないと言う。トークショーは午後2時から。なにー、それー。

仕方ないので、駅前の「おさない」という定食屋のようなところでとりあえずご飯。青森といえばホタテ、ということで、うにホタテ丼を食べる。
うまいうまいうまいうまいうまい!!!
ホタテが生で乗っているのだけれど、ヒモがうまい。生のヒモがこんなにおいしいなんて知らなかったよ。

すっかり満足してタクシーで国際芸術センターへ。
つづく

なぜ?

2006-07-15 01:07:19 | Weblog
ええと、あと6時間後くらいには東京駅にいなくてはならないので、眠るべきか否かについて悩み中。ていうか、全く準備できてません。青森はまだ春らしい。寒いらしいっす。東京はこんなに暑いのに?


きょうは思ったよりは早くに仕事が終わったので、明治学院の講座には出られなかったけれど、終わった後の「スカラームッシュ」に参加。S藤さんの作品がすばらしかったようで、そんな話など。明日から青森だと言っているのに、なぜか泥酔。



なぜか泥酔。