暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

山葡萄ワイン風味ジュース

2018-11-04 12:11:41 | スウィーツ
山葡萄ワイン風味ジュースが出来上がりました。

先日紹介した山葡萄ジャムとほぼ同じ作り方ですが、
潰したブドウをしばらく置き熟成発酵させ、それから搾りました。

山葡萄は10Kg使いました。
これをビニール袋に入れ、足で踏みつぶすのはジャムの時と同じ。



3日ほど袋に入れたまま置き、その後房の軸を除きバケツに移し、さらに数日間熟成させます。
除いた軸はこんな感じです。



踏みつぶした後3日後、バケツに移した直後はこんな感じ。



バケツに移した後、ブドウの実に付着している酵母菌が働き自然発酵を始めます。
翌日にはこんな感じで発酵が始まっていました。



この発酵がジュースにワイン風の独特な風味を添加させてくれます。
ワインと言っても糖分が少ない山葡萄の自然発酵ですので、アルコール分は極くわずかにしかならず1%未満です。

数日すると発酵も収まりこんな感じ。



後は、これを濾して完成です。
100円ショップで売っている洗濯用ネットに入れ、最初は自然流出分のみをボトリングし、後半は石の重しをして濾しました。



濾し上がった直後は、こんな感じ。



翌日には滓が沈んでかなり澄んできました。
しばらくは自然発酵熟成させてジュースの出来上がりです。



濾した後、搾りかすがかなり出ましたので、これでジャムを作りました。
前回のジャム作り2番搾りの時と同様に、かすを一度水で煮だしてからミキサーにかけ、これを裏漉して種を取り除いてから煮詰めました。
ビン詰めし、熱湯殺菌して完成です。

 

前回作った山葡萄丸ごとで作ったジャムと比較してみました。
写真左側は前回丸ごと分、右側は今回搾りかす利用分です。
前回は少し煮つめ具合が弱かったので、今回はもう少し長めに煮詰めました。
したがって煮詰め具合の違いで見栄えは少し違いますが、色・味はそれほど変わらないように感じました。
前回の丸ごと利用分の方が多少すっきりし洗練されているかなと言う感じです。
そして今回の搾りかす利用分は少しざらつき感がありました。
搾りかすがかなりたくさんありましたので、楽をしようと荒めの大きなざるを使って裏濾ししたからだとは思います。



この日は、このジャムを使ってロシアンティーを楽しみました。
ジャムの酸味と甘味が効いて美味しくいただけました。

 

先日書きました朝食にも、こんな感じで使っています。
ちょうど先日トスカーナの知人から、今秋搾りたてのオリーブオイルが送られてきましたので、
ジャムともども振りかけていただいています。
ジャムもオリーブオイルも豆乳ヨーグルトも何の混じりっ気もない完全自然食品ですので、爽やかな風味味わいが楽しめ、心豊かになります。











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