不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

会下!

会下青年部がニュースをお届します。

夜の薬師さん

2020年08月13日 | 日記

今年は特別に12日の夜から14日の夜まで提灯に電気をつけます。

暗くなったら村人が薬師さんに集まって来ました。

長老クラスの話によれば、もとは「禅入寺」と呼ばれるお堂で、今の5班の上の方にあったそうです。

 

師の元で修業する僧、一寺を持たない弟子の僧を「会下僧」と言うのだそうですが、寺と言いながらお堂であった事、禅に入ると言う名前、「会下」の名の由来は この薬師さんにあるのかもしれません。

思うに、この薬師さんの提灯を目印に ご先祖様の霊は会下に帰ってこられ、その後 各家庭に向かったのではないのでしょうか?

「12日の夜から13日の朝(お盆の入り)にかけて、当番は提灯の火を消してはいけない。」と聞いたことがありますが、きっと そういう意味が込められていると思います。

なので村人は12日の夜に薬師さんを拝みに集まる。医薬の仏様のご加護を願うのも当然でしょう。

などと考えながら、例年とは違うコロナ禍のお盆を過ごしました。

 

信仰心の厚い人は毎晩拝みに来ていましたよ。

 

個人的な推測ですが、会下の名前の由来の話。

「会下僧」は有力としても、その師は何処に? なぜ薬師さんなのか?

謎は残りますが、向かいの村「高江」に答があると思っています。

「江」と「会」、興味深いつながり。・・・長くなるのでこの話は別の機会に。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 盆の集い?2020③ | トップ | 一番しもの家 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事